プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子どもそっとおやすみ,アップル・トゥ・アップル,エルフェンランド,カタン,ダミー,ファンタジー,マンハッタン,ルミ,子ども

マンハッタン

先週の週末は、年末のお仕事のピークもとりあえず過ぎたので(その前の周は午前3時とか4時から仕事場で働いていたという…)MMGに遊びに行こうと思っていたわけです。

で、用意万端整えたところに、実家から電話が。

「おい、週末、お寺の引っ越しをするから、手伝え」

命令形で、有無を言わさずですか?
ということで、本家のお寺の引っ越しに行ってまいりました。

まあ、お楽しみは、ここの家は、子どもが3人いるので、うまくいけば遊べるだろうということぐらい。
小4と、中1と、中3です。
中3は、まぁ、受験生ですから遊んでられないかなぁと思いつつ、行ってきましたお寺の引っ越し。

まぁ、ここで、引っ越しの話をしてもしかたないのですが、いつも、いつも、お寺の手伝いで思うのは、「おおっさん働け」ということですな。
「おおっさん」というのは、まあ、本当は、「おっさん」で、えーと意味的には、「お坊さん」ぐらいの意味になるのかなぁと思います。
その寺のメインの人物ですね。
従兄ですが、私ら呼んで働かしているときに、働いているのを見たことありません。
これが、本家と分家の関係というヤツでしょう。

朝もはよからお寺に行ってみると、子ども3人のうちでいるのはなぜか小4の子だけ。
あら~。
中1の子は、クラブ。中3の子は、塾だそうです。

まぁ、仕事仕事。
ということで、午前中は遊ぶ間なんか泣く、タンスを4つぐらい運びまして、そんなこんなでお昼ご飯。

中1の子が、クラブから帰ってきました。

そして、昼からも働いて、えーと、雨がジョボショボしたりして、休憩時間。

やっと遊べる。
ということで、車に積んできたゲーム選びです。
持っていったゲームは、

「そっとおやすみ」、「ダミー」、「マンハッタン」、「エルフェンランド」、「ドラゴン島」、「カタンの開拓者」、「アルハンフブラ」、「アップル・トゥ・アップル」等々。

で、小4の子が選んだゲームは、「マンハッタン」でした。
うむ。ファンタジー系を選ぶかと思ったけど。

中1の子と、小4の子にルール説明して、スタート。

小4の子は、なかなか、積極的に人に絡んできたプレーをしてきます。
というか、兄弟2人でつぶし合い。

1ターン目の点数計算では、漁夫の利でりんが、トップに。
お兄ちゃんの方が、ちょっと沈んだ感じで、かなり差がでてきました。

2ターン目。
さっきの点数計算を間違えていたことに気がつく。

点数は、

  1. 世界一のビルのオーナーに3点。
  2. 各都市でビルが1番多いプレーヤーに2点。
  3. 全てのビルに各1点。

という3種類あるのですが、3番目の全てのビルのオーナーにというのが、入っていませんでした。
それで、よけいに点差が出ちゃったみたいです。

このままルールミスでで点差がひらいたままでは、あんまりにもお兄ちゃんが可哀想だと言うことで、

「練習、終わり」

というと、休憩時間も終わってしまいました。

ということで、お仕事お仕事。
続きができたのは、夕方、夕ご飯前になってからでした。

えーと、全てしきり直してもう一度。

まぁ、今回も、つぶし合いをしてくれれば……。
と甘いことを考えていましたが、なんとなんと、今回は、弟の標的になったのは、りんでした(笑)

1番べったになるのはイヤなので、お兄ちゃんと共同戦線をはって、りんを潰しにきたんですねぇ。

これ、3人でやって、1人が1人を潰しにかかると、勝負見えちゃうところがあるかなぁ。
しかも、今回は、カードがわるくて、わたしの方は全然人とからめない。

ということで、さっきの結果とはまるで逆のお兄ちゃん1位、弟2位、りん3位というけっかになってしまいました。

感想聞いたら、けっこう、おもしろかったみたいです。

うーむ。でも、このたった1時間ほどのプレーのために、この日何時間ただ働きをしたことやら。

子どもがいなかったら行かんかったので、おおっさんは、子どもに感謝するように。

マンハッタン

/ Hans im Gluck


ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,子ども,2003年9月分ゆうもあ・大阪ゆうもあ,ゆうもあゲーム会・大阪,よこどりゲーム,カタン,ゲーム会,レーダー作戦ゲーム,子ども,学校,手さぐりゲーム

レーダー作戦ゲーム

最初に遊ぶゲームは、最近復刻された「タカラ」のアメリカンゲームシリーズ。
先月は、「手さぐりゲーム」が、大人気でした。
今月はさらに「よこどりゲーム」と「レーダー作戦ゲーム」も初お目見え。

「よこどりゲーム」、「レーダー作戦ゲーム」とも、まずは、コンポーネントの切り離しから(笑)
お客さんの少ない午前中に、整えとかなくっちゃね。

最初は、「よこどりゲーム」をするつもりで、カードを台紙から切り離していたのですが、

「あ、これ家にあるわー。最初、これしよう!」

という5年生の子の声があり、急遽、「レーダー作戦ゲーム」の方の用意を。
細かいプラスチックの棒が100個ぐらいついてまして、これを取り外すのがなかなか大変でした。
まあ、1回外せば、2回目はないですから、いいんですけどね(笑)

ちなみに、5年生の子の家にあるのは、ポータブルサイズのものだそうです。
どうやら、お父さんが、大事に残しておられたものですね。

このゲームですが、今30歳代ぐらいの人たちは、小学校のときにノートとかで似たような遊びをした記憶があるのではないかと思います。
わたしも、学校とかでノートのマス目を使って、離れた席同士で叫びながら遊んだ思い出があります。

2人用の対戦ゲームです。

ノートパソコンのようなケースが、あの頃は子ども心に格好良く感じたと思います。
まあ、その頃は、ノートパソコンなんてなかったわけですが。でも、正太郎くんは、鉄人28号をあんな感じのケースで操縦していたよなぁ。
なんか、ハイテクな雰囲気があったのです。
あくまで、雰囲気だけで、実際にはプラスチック製のただの箱。電気などはいっさい使っていないのですが。

このケースをつき合わせて2人で遊びます。
お互いのケースの中身は、隠されています。

さて、ケースのキーボード側には、自分の艦隊のコマを配置します。
マス目に穴が開いてありまして、そこに自分の艦隊のコマを差し込むことで配置できます。
コマは、戦艦、 巡洋艦、駆逐艦、潜水艦などいろいろな種類があります。
どこが違うかというと、大きさが違います。例えば、潜水艦などですと2マスの大きさです。

縦に船を置くか?横に船を置くか?
それは、それぞれの作戦ですが、ななめにはおけません。
船は、1度配置されると、ゲーム終了まで動けません(笑)ので、初期配置は大事です。となんか、カタンみたいなこといってますが……。

えーと、ベテランスタッフに、わたしだけ作戦を授けてもらう。なんで、わたしだけかというと、きっと、どう見てもわたしの方が弱そうに見えたからでしょう(笑)
なんでも、2隻の船をT字方に配置するのが、ポイントなのだそうです。

2人ともが、すべての船の配置を終わったら、ゲームスタートです。

プレーヤーは、自分の手番で1回、相手の艦隊に向かって爆弾を落とすことができます。
といっても、

「Bの3」

って感じで、相手の艦隊のいそうな座標を宣言するだけなんですが。
そうすると、相手は、そこに自分の艦隊がいるかいないかを確認して、

「あたり」

とか、

「はずれ」

とか言うわけです。
ケースのフタの部分が、レーダーになっています。手番のプレーヤーは、

「あたり」

と言われたらあたりのピンを、

「はずれ」

と言われたらはずれのピンを、差し込んでいきます。

そして、レーダー上には、次第に、おぼろげに、相手の展開している艦隊の姿が浮かび上がってくるわけですね。

敵の艦隊を全て撃沈することができれば、勝利します。
大きな船は、たくさん爆弾を落とさなければ撃沈しないかわりに、スペースをたくさんとるので爆弾があたりやすいです。
逆に小さな船は、すぐに撃沈されてしまう可能性はありますが、小さいので見つかりにくいです。

最初は、なんの情報もないところから始まるので、かなり当てずっぽ状態です。
で、ちょっとでも「あたり」が出たら、その縦横の延長線上に船があるということですから、縦横を潰して、1隻ずつ沈めていきます。

推理……というよりも、当てずっぽで少しでもはやく相手の船に爆弾をあてることが大切なだけという気もします(笑)

なにか考えて艦隊を配置すると作戦が読まれると艦隊の位置を推理されやすくなるので、かえって、なんにも考えずに配置した方が強かったりして。

ゲームそのもののモチーフも、ちょっと殺伐としていて、わたしの感性には合わないかなぁ。もちろん、ゲームだということは充分にわかっていても、ちょっと兵器嫌いな部分があるわけですね。
なんだろう。コンピュータゲームだと、けっこうウォーシミュレーションとかもするのですが、対人で爆弾落とすようなゲームは、どこか生々しく感じちゃうのかなぁ。

確かに、子どものときは、ドカーーンとか、爆発するイメージは、嫌いではなかったはずなんですけどねぇ。

いや、別に、結局負けたから、こんなことを言っているわけではないですよ。
教えてもらったT字作戦ですが、相手は、教えてもらわなくてもけっこうやっていたというところが、ちょっとショックでした。

ルールそのものは、シンプルでプレーしやすいと思います。でも、ちょっとシンプルすぎるかなぁ。もう1ひねり欲しいところです。
それに、マス目100マスっていうのも、多すぎる気がちょっとしました。

アメリカンな大味な感じということで。

隣では、「よこどりゲーム」が遊ばれておりました。
これも、「手さぐりゲーム」と同じく、子どもたち興奮しまくっておりました。

今回も、たのまれて「手さぐりゲーム」のインストをしましたが、確かに、子どもたちにはウケていたし、盛りあがっています。

うーむ。
でも、ちょっとクールダウンするところが、けっこう少ないような気がして、そこが気になりました。
自分からは、積極的にオススメはしていかないかなぁ。アメリカーンゲーム。
魅力的では、あるのですが。

ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,京都ドイツゲームサークル,2003年7月京都ドイツゲームカタン,クク,ニューエントデッカー,リミット,レーベンヘルツ,

レーベンヘルツ

さて、どう書いたらいいのかなぁと、迷っているうちに更新が遅くなってしまいました。

難しいゲームです。「カタン」は最初、理解するまでが難しいゲームですし、「ニューエントデッカー」は最初ルールが多いのでとっつきにくく感じる(ただし実際プレーしてみると、段階を踏んで少しずつルールがでてくるので、思ったより簡単です)ゲームです。
どっちも、言葉で説明すると、必要以上にゴチャコヂャしてしまいます。
プレースルの方が説明するより速い。そんなゲームです。まあ、プレイ時間は、けっこうかかりますが。
そういえば、この「レーベンヘルツ」も、「カタン」、「ニューエントデッカー」と同じくトイバーの作品です。

さて、今回あそんだこの「レーベンヘルツ」も、説明が難しいゲームです。
その上、わたしがゲームの実物を持っていないし、かなり忘れてしまっているということもありますので、そのあたりをご了承して読んでくださいね。

「レーベンヘルツ」は、言い切ってしまうと陣取りゲームです。
「レーベンヘルツ」には、新旧の2作があるそうですが、今回のわたしが遊んだのは、新「レーベンヘルツ」です。
なんでも、旧作を遊んだことのある人たちの話によると、旧作は、もっと相手の陣地を力ずくで奪うような殺伐としたゲームだったそうです。
今回の新作は、相手と対立すると言うよりも、自分の足固めの方が重要になってる?

「ちょっと地味な展開になったんじゃないかい」

という武闘派な意見の方と、

「いやー、前のゲームの胃がキリキリするようなところがなくなって、遊びやすいゲームになったねぇ」

と言っておられる方がいるそうです。

わたしの意見がどっちかというと、旧作を遊んだことがないので、わかりません。

さて、正方形のタイルを並べてゲームボードを作ります。タイルには、平原や森や村や鉱山が描かれています。これはゲームこどにいろいろならべかえができますので、いくつものパターンで遊ぶことが出来ます。
なんか聞いたような話ですねぇ(笑)
というか、トイバーはタイル好きですねぇ。

森や村は、別に何かを生産してくれるわけではありません。でも、自分の領地にそれらの地形があると、勝利点がはいります。
それから、鉱山があると、自分の手番の最初にお金が入ります。
はっきりいって、お金が足りないゲームなので、鉱山、けっこう重要でした。

各プレーヤーは、国境線のコマと騎士のコマとお城のコマを持っています。最初、騎士のコマとお城のコマを隣接する様にいくつか配置します。
初期配置、大切です(笑)。
まあ、今回はじめてのわたしは、スゴイてきとうなんですけどね。

そして、自分の手番に国境線や騎士を置いていって、自分の土地を確保していきます。
自分の土地というのは、国境線で囲まれていて、そのなかに自分のお城と自分の騎士しかいないような場所のことを言います。
でも、なにかそういったアクションをするためには、手札のパワーカードを使用しなければなりませんし、パワーカードを使用するには、そのカードにかかれているお金を支払わなければなりません。

カードは5種類あります。
「国境線の配置」、「騎士の配置」、「領土の拡張」、「騎士の寝返り」、「同盟」の5種類です。

「国境線の配備」によって、自分の土地を作ることが出来ます。
「騎士の配置」によって、敵陣への領地の拡張や、敵の進軍してきたときの自分の土地の防御に役立ちます。
「領地の拡大」は無人の土地や、自分の領地の騎士数が相手より上回っている領地へ自分の領地を拡大する事が出来ます。
「裏切り」は、敵の騎士を1人減らし、自分の騎士を1人増やせます。
「同盟」は、同盟関係を強要します。同盟国同士は、相手の土地を奪って自分の土地を拡張することができなくなります。

で、1回の手番で出せるのは1枚だけ。
もちろん、「裏切り」のように強烈なカードは、お金もたくさんかかります。

お金を稼ぐためには、カードをプレイせずにカードを売ります。
売られたカードは、表を向けておかれます。

手番の最後に、カードの補給をします。
このとき、裏向きのカードの山から補給しても、売られたカードから補給してもかまいません。
だから、なんも考えずにカードを売っているとえらい目にあいます。

自分の領地が出来たらその時点で点数計算になります。できる限りたくさんの土地を確保するために大きな土地を確保したいのですが、鉱山などの地形の恩恵を長く受けるためには、速く土地を確保してしまった方がよいなど、いろいろ悩みどころは多いです。

しかも、使用するカードは、ABCDの四種類に分けられていて、Aの束から順番に使っていきます。そしてDになるほどカードの使用コストが増えるようになっています。

これも、「ニューエントデッカー」と同じように、ルールはたくさんあるけど、順番にいろいろなことが起こるようになっていて、そのつどルールの確認をしていけばいいので、説明ほど難しいゲームではありません。
自分の手番でやれることは、カードを出すか、カードを売るかだけです。

だれかが、規定の点数に達したらゲーム終了となります。
最終的な得点計算(たしか、お金が点数に変換されていたような……)をして、ゲーム終了です。

わたしの取った作戦は、はしっこ作戦(笑)
国境線で囲まないと自分の土地にならないのですが、ボードの端は、なんにもなくても国境線なんですね。
で、端の方で、国境線少なく、土地を伸ばそうと。
これは、囲碁の基本的な作戦。

「いい作戦だーー」

とか思っていたら、いきなり、メチャクチャ簡単に伸びていく先をフタされてしまっていたという……。
なんか、騎士1人だけととお城1つだけで、満タンな領地にされてしまいました。
そうすると、その土地にもうそれ以上騎士を置くことができなくて、領地を増やしていくことがとっても難しくなっていました。

「人の土地、かってに確定したらあかんやん」

いいようです(笑)

おもしろさがわかるには、何回かプレーしないといけないと思います。
今回は、感想保留かな(負けたからか?)
でも、いろいろ試してみたいことが浮かんできますので、「もう1回やってみたい」という気持ちは強いです。このあたりは、わたしにとってのよいゲームの条件です。

さて、あと「トレンド」とか、「リミット」とかしたのですが、今思い浮かんでいる「トレンド」は、多分8月に大津で遊んだときの記憶だと思います。

「リミット」は、

「あぁ。こういうゲームだった。確かに面白いぞ」

という記憶はあるのですが、また、機会があればということにしたいと思います。
↑ と、前回も言っていたような気がします。

あれ?
この日は、「クク」してないのかな。

ゲーム会レポート,プレイ記録,ボードゲーム,ボードゲーム日記,京都ドイツゲームサークル,2003年7月京都ドイツゲームころぽっくるの家,そっとおやすみ,カタン,カタンの開拓者たち,キンダーカタン,子ども,穴掘りモグラ

キンダーカタン

気になっていた新しい子どもゲーム「キンダーカタン」を遊びました。

やる前に、小学2年生の子が、

「これは、簡単すぎるーー」

と言っておりました。
そんな簡単なんや。それは、ぜひ、1回遊んで、確かめてみないと(笑)

「カタン」の名前を冠していますが、4歳から遊べるゲームとなっています。
ちなみに、「そっとおやすみ」が5歳からになっていますから、それより簡単ということになります。

「穴掘りモグラ」と同じように、箱もボードの一部になっています。
たくさんの赤い屋根の家がありますので、まずプレーヤーは、その家を3つずつ持ちます。

ボードは、四角い外側と円い内側にわかれています。
円い内側は、回転板になっていてレコードみたい(表現が古い?)に回転します。

家は、木製の積み木の家みたいな感じですし、ボードも可動式で、すごく感じいいです。

円い内側の外周に自分のコマを立てる穴がありますので、自分の色を決めて、コマをさします。自分のコマのうしろには、3つ分資源を積むための穴があいています。

サイコロを振って出た分だけ、回転板をまわします。
止まった横、外側に自分が持っていない資源があれば、自分の穴に積み込みます。
でも、資源がなかったり、もうすでに持っている資源だと、もらうことができません。
もし、そこに黒いコマの盗賊がいた場合は、積み込んだ資源を1つ降ろさなければなりません。

回転板は、全員つながっていますので、誰の手番で動いても、全員が資源をもらったり、資源をすてたりしなければなりません。
そのあたりが、「カタン」っぽいところです。

3種類の資源がすべてそろったら、それらの資源を降ろして、回転板の中央に赤い屋根の家を1つ建てることができます。

手持ちの家をすべて建てたプレーヤーは、次に緑色の屋根の市役所を建てることができます。
はやく、市役所を建てた人が勝ちです。

交渉とかは、いっさいありません。だから、ひたすらサイコロを振って、その運だけで決まります。

サイコロを振って、動かして、近くの資源を取って、家を建てる。
はい。4歳でも、充分に遊ぶことができます。簡単です。

でも、「カタン」の名前から期待したおもしろさは、少ないと思います。
大人が楽しむというより、本当に、小さい子どもが遊べるように考えたれたゲームだと思います。
勝敗も運だけで決まる種類のゲームです。
はじめてゲームを遊ぶ子どもさんにはいいかなぁと思うのですが、慣れてくると、プレーヤー同士のかかわりあいという要素もちょっと少なくて、物足りないかもしれません。

「これは、簡単すぎるーー」

というのが、正直なところかな。
3歳ぐらいから、サイコロの目が数えられたら、遊べると思います。
そういう意味では、小さい子のはじめてのゲームとしては、オススメです。
「ぱふ」とか「童」とか「ころぽっくるの家」といかにおいてあってもおかしくない感じのゲームです。

カタンの開拓者たち

その後、本当の「カタン」もする。
そして、そこにも何故か、2年生の子がまざっているという。

ほら、こっちが遊べる子にとっては、「キンダーカタン」は、簡単すぎるわ。

終盤。
ロンゲストロードを持って、点数が8点ぐらいの方がいます。

もうちょっとだけ、土か何かあれば、2本道をのばしてロンゲストロードを取れそうです。
そうすると、わたしが9点ぐらいになります。

「『土』でませんか?」

と交渉を持ちかけると、交渉に応じてくれそうなのは、この8点の人だけ。

「ここで、交渉しといたら、自分の番にロンゲストロードを取れるから、相手は点数減るし……」

「交渉に応じます」

周りは、そのトップとの交渉は、ヤバいと注意してくれていたのですが……。
まあ、ロンゲストロードをこっちが取ってしまうので、大丈夫だろう。
まかせとけ。

「では、これで都市にグレードアップして、チャンスカード1点を表向けて、10点。終了」

わたしの番までまわってこずに終了したらあかんやないか!

こういうのを「捕らぬタヌキの皮算用」といのでした。
自分の手番に交渉するのと、人の手番に交渉するのでは、また、交渉のしかたも変わってくるようです。
交渉。奥が深い。

カタン・スタンダード

/ ハナヤマ


ゲーム会参加報告,ボードゲーム,ボードゲーム日記,京都ドイツゲームサークルねことねずみの大レース,カタン,カタンの開拓者たち,キンダーカタン,ココタキ,ニムト,ノイ,ピット,リミット,レーベンヘルツ

7月の京都ドイツゲームサークルに参加させていただきました。

遊んだゲームは、

「6ニムト」(6人)
「ノイ」(6人)
「ピット」(6人)
「アブ・ディ・ポスト」(6人)
「キンダーカタン」(4人)
「ココタキ」(4人)
「ねことねずみの大レース」(4人)
「カタンの開拓者たち」(4人)
「レーベンヘルツ」(4人)
「トレンド」(4人)
「リミット」(4人)

ぐらいだったかな。
少人数で、新しい方が多くきておられました。