のだめカンタービレ6
のだめの先生がハリセンにかわったということは、作者も、のだめの課題に正面から取り組んでいこうということですねぇ。
これは、かなり期待大です。
のだめの先生がハリセンにかわったということは、作者も、のだめの課題に正面から取り組んでいこうということですねぇ。
これは、かなり期待大です。
おっ!のだめの成長キター!!
と思ったら、あっさり終わってちょっと肩すかし(笑)
でも、コレで満足しちゃう、欲のない人間をどうやって上昇させていけばいいかは、今までのマンガでは、なかなかかかれなかったのではないかと思います。
「YAWARA」が、ちょっとそんな感じのマンガでしたが、あれは、わりとあっさりと欲が少ないまま終了しちゃったからなぁ。
千秋の
「こいつ……どうすればいいんだ」
という思いは、やっぱり、指揮者的な視点なんだろうか?
のだめの「課題」が出て来て、「おっ、おっ」という感じですねぇ。
千秋の成長とともに、こののだめの天才としての成長がかけたとしたら、かなりすごいことになりそうです。
で、ここでこの伏線がでてきたということは、期待してもいいということでしょうか?
しかし、このシンプルな絵が、不思議なことに色気をもってきた。いいわ。
あのヴァイオリンの勇姿には、爆笑しました。
でも、全員に、陶酔させながらあれをすることをなっとくさせるということは、実は、峰って、千秋よりも、カリスマあるのではとか思ってしまいます。
いや、ただ単に、Sオケには、そういうノリの人ばかりがはいっているという気もしますが(笑)
しかし、こういう個性をすりあわせていくのが指揮者の仕事だとしたら、それは、なんとも素敵に思えますねぇ。
楽しんでやるから音楽ですが、楽しくするためには越えていかなければならない山は、やっぱりたくさんあります。その両立をどのレベルでさせるのかというのは、音楽だけでなく、どんなことでも、けっこう難しいことのような気がします。
2巻目にして気づいたこと。
多分、この物語の主人公は、のだめではなく千秋だ。
千秋が、成長していくものがたりなんだなぁと。
のだめ自身は、不思議ちゃんのままだと、成長の余地が少ない気がします。
課題はいっぱいあるのだけど、それを課題だと本人がとらえるところまで、マンガでかけるかどうかっていうのは、ありますよね。
だんだん、おもしろくなってきました。