あひるの空37
Netflixのアニメ版、見終わりました。
まあ、途中、ゾーンの表現とかでいろいろあったけど(笑)
しかし、なんというか原作通りに全然勝たずに終わりましたねぇ。
一勝の重さ。リアルだなぁと思います。
手に入らない物にそれでも手を伸ばす。そんな物語が、やっぱり好きです。
1冊まるまる試合。そして、まだ続く。
いいなぁ。
「あひるの空」は、本当に「SLUM DUNK」の後継になったのだと思います。
今、連載されている、多分、最高のバスケマンガ。
でも、カバーは、なんでこんな絵無しになった??
講談社
発売日 : 2012-09-14
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女子部ががんばっているときの男子部との距離感とかのリアルさが、すごいなぁと思います。
続いていくというのは、自分だけで完結することではなく誰かに伝わるということ。
終わりはいっぱいあるけれど、それは、はじまりでもある。
そういう、実は当たり前かもしれないことを、こんな風に伝えてくれる物語というのは、素敵です。
それぞれのチームの数だけ、それぞれのプレーヤーの数だけ物語がある。
そういうのは、簡単だけれども、自分できちんと感じてかくこと、読者に感じさせるようにかくことというのは、多分、かなり難しいです。
それぞれを細かく追いかけていくことは、物語が散漫になるおそれもあるのだけども、物語に深みを与えます。
「あひるの空」というタイトルは、空のためだけにあるわけではないとわかる。
こういう話が、スゴい好きです。