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モンスターたちの交響曲 ソード・ワールドRPGリプレイ集スチャラカ編2

これが、ソード・ワールドの1番最初のパーティの冒険なのだから、ビックリします。
だって、これ、TRPGっていうゲーム自体を否定しているのですから。

でも、これからあるからこそ、このパーティは人気があって、このスチャラカ編は、傑作なのだと思います。

モンスターを攻撃する遊びが、基本的に、RPGなんですよねぇ。でも、善良なモンスターですから。
まあでも、「友好的な」モンスターというのは、ウィザードリィでも、出てきたか…。

山本 弘っていう人の考え方を、とってもよく伝えた1冊だなぁと思います。

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銀の聖者3 北斗の拳 トキ外伝

これで、捕まっちゃったら、あと話ないんじゃ……。

と、少し心配してみる。

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ひと夏の経験値

甘酸っぱくて……ちょっと酢いにおいがして……、こわっぱずかしいお話です(笑)

えーと、ゲームサークル(RPGサークルね)の人間関係が、かわいい女の子の出現によって、壊れていく(ところもある)という、なんともストレートなお話。
まあ、現実的に、ありそうな感じも……特に、高校生とか大学生とか、微妙なお年頃の人がいると……いや、年齢にかかわらず、微妙な感受性をもっていると……。

まあ、せっかくそこに”かわいい女の子”がいるのに、「ゲームばっかりしていたら”かわいい女の子”にモテないので、ゲームをやめる」と宣言するタナケンの考え方は、イマイチよく理解できないのですが……。
というか多分、それも「逃げ」だけから、主人公がゲームにのめり込むのと同じぐらいダメダメなのだと思った。

楽しむための「時間」や「体力」は有限なので、自分が幸福になるために、なにを選ぶかは、やっぱり自分自身が選択していかないといけない。
友だちが離れていってしまうことはさびしいけれど、それを非難したりとめたりするとこはできないです。このあたり、わたしが冷たいと言われる理由ですが。

まあでも、世間でいわれているほど、「恋愛がこの世界のなかで1番大切なもの」ではないと思います。
その部分さえ切り捨てちゃって、世界を見まわせば、けっこう小さな「しあわせになれるもの」って、いっぱいありますね。多分、ゲームもそうだし、本やマンガもそうです。
勝ち組・負け組なんて言葉もありますが、結局、大切なのは、今の自分にそれなりに満足して楽しくやっているかどうかですよね。

だから、人からみてダメダメでも、それで自分がそれなりに満足しているのなら、それはそれでいいんではないかと思います。すくなくとも、その人に、

「お前は、ダメだ!」

と言うことは、決して親切でもなんでもない。

でも、だからといって、間口を狭くする必要はないと思います。期待はしないけれど、素敵な出会いがあったときには、それを大切にしていくのは、当たり前なんではないでしょうか。

まあねぇ……。わたしも……ねぇ(笑)

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ゲームストア・バネスト

翌日。
なんか、わがまま言う人がいろいろあって、名古屋駅で落ち合うのはずが、11時頃、スパーランドにねぇさんに迎えに来てもらうことに。

それが、なぜか12時頃になったり、名古屋駅でご飯を食べようとしたら人がいっぱいで食べられなくて、八つ当たりをされたりという話は、今となっては、懐かしい思い出です(笑)
すいません。わたしが、スパーランドまで来てと言ったのが、間違いでした……。もっと、近いと思っていたの。

名古屋駅から、名古屋市営地下鉄に乗って黒川駅まで。
そこから、炎天下のなか、歩きます……。

方向が、あっているかどうかもわからないままに。

「噂によると、カレーのお店が近くにあるそうな……」

「えー、地図見ても、のってないよ」

「とりあえず、マツヤデンキに向かって……」

えーと、地図に載っているマツヤデンキは、今ではもう、古本のお店に変わっていたようです。
しかも、カレー屋さんの近くでは、ぜんぜんありませんでした……。アレ??

「あった!」

と見つけたのは、住宅の中の小さなお店でした。
よく見ないとまわりの家に紛れてしまいそうです。

ドアをあけて、店内に!!

「いらっしゃい!」

店長の中野さんが、店の一番奥に陣取って座っておられます。

小さな部屋の中に、いろいろなゲームが、ぎっしりです。
えーと、マニアな人のゲーム倉庫といえば、想像がつくでしょうか(笑)うちの書庫も、かつてはこんな感じでした。

なんか絶対に、掘ったらお宝が出てくる雰囲気です。こういう情報量の過多は、実は、こころが落ち着いたりする。

そして、そのゴチャゴチャの奥に鎮座する、店長さん。

それはまるで、それはまるで、昔懐かし町の駄菓子屋さんのようでした(笑)

入り口のすぐ左側の棚が、RPG関連。

あと、左の壁にボードゲームの棚。それから、いろんな空間に、ボードゲームが。
↑ すいません。ボードゲームしか目に入ってないので、あんまり正確な描写じゃないかも。

噂では、通販でないものも売っていることがあるということで、さっそく、

「ギャラクシー・トラッカーは、ないですか?」

残念ながら、なかったです。

さて、バネストですが、小さなお店です。もちろん、品揃えは豊富ですが、通販もしっかりしています。だから、近所の人ならともかく、わたしたちみたいに1回見てみたいという人以外は、わざわざ遠いところから……と、思いません?

でも、関西からバネストへ、通販もしっかりしながら、わざわざ足を運ぶ人も、多いみたいです。
その魅力は、中野さんの人柄にあるのだと思います。

「ギャラクシートラッカーないですか?」の一言で、それがよく理解できました。

「ギャラクシートラッカーないですか?」

というわたしたちの一言で、

「ちょっと待ってくださいね」

と、中野さんインターネットを検索。だいたいの入荷予定を教えてくださいました。まあ、ここまでは、普通な感じ。
で、その後、

「正確な情報ではないので、わたしの推理も混ざっているので、そういうこともあるのかなあ……ぐらいに思っていてください……」

とおっしゃった後に、出てくるわ出てくるわ。

「ギャラクシートラッカー」の話のはずが、中国の大地震の話につながり、ユーロ高の話をにらみながら、「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」のお話にまで発展していく。
その中に、ヨーロッパのメーカー、アメリカのメーカーの細かい動静や、分析が加わり。

えっ、いいのそんな話まで。

わたしら、割といちげんさんやで……(コラ!)。みたいなお話が、延々と。

これは、本当にサービス精神のなせる技だと思います。
これは、ぜひ、バネストに行って、直接お話を聞いてみてください。

半日ぐらい聞いていたいお話ばかりでした。

こういう、行ったらなにか得した気分になってかえれるところって、素敵ですね。

だから、わたしたちが、お店をおじゃましている間にも、RPGのお客さん、ボードゲームのお客さんがこられて、みんな、買い物ということもあるのですが、中野さんに会いにこられているようでした。

わたしたちは、「シカゴポーカー」と、「アクアレット」を購入して、バネストを後にしました。

「また、話聞きに行きたいねぇ」

よかった。
ねぇさんのご機嫌も、なおっているようです。それも、いい思い出です(笑)

あと、聖地、あと残すところ広島だけですねぇ。でも、広島は、ボードゲームは少ないという噂です。
東京のB2FGamesや、北海道のHands on Toy’s キンダーリーフも、気になる場所です。

ではまた、機会があれば。

しかし、久方ぶりに、こういう文章書くと、鈍りまくっているのがよくわかります……。

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盗賊たちの狂詩曲 ソード・ワールドRPGリプレイ集スチャラカ編1

多分、この本が、1番最初に読んだTRPGのリプレイ集だと思います。
わたしは実は、ここからRPGに入ったはずです。10年ぐらい前のことだと思います。1

わたしの印象では、このスチャラカパーティの人たちは、よくわからない田舎町での冒険だったと思っていたのですが、今読むと、けっこう街のこととか、しっかりした設定がありますね。

なんか、楽しそうで、きれをきっかけに、RPG遊んでみたい熱が出たんですよね。遊ぶのは、それから5年ぐらいたってからの話になるのですが……。

そういう、わたしにとっては原点な1冊です。

キャラクターも、素直な爽やかさんが多いですよね。とても、わかりやすいです。
最近は、オランや、オーファンなど、都会が舞台になることも多いのですが、テンチルドレンのこの雰囲気も、すごく好きです。

  1. 実は、もっと前のことだと思っていましたが、よく考えたら、そんなもん? []