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魔女2

2巻目は、1巻目に比べるとちょっと長い話が入っています。
ながくなると、わけわからなくなるかなぁと思っていましたが、雰囲気そのまま、きれいにまとまっていました。

現実とあちら側が、境界線なくまじりあった不思議な感じは、おもしろいです。

これから、追いかけてみたいマンガ家です。

これって、「COMIC IS DEAD」の収穫です。

魔女(2)

五十嵐 大介 / 小学館(2005/01/28)


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魔女1

森が舞台だったり、絵のゴチャゴチャ加減のせいでしょうか?
わたしは、似てるなと思ったのは、諸星 大二郎や、水木 しげるの作品。
内容的にも、そんな感じかなぁと思います。

ということで、短編だからこそ生きる話だと思いつつも、短編なのが、若干もったいなく感じました。

魔女(1)

五十嵐 大介 / 小学館(2004/04/30)


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西の善き魔女4 世界のかなたの森

前巻で運命の別れをした、フィリエルとルーン。
いきなり、この巻のまん中ぐらいで、再開しています。

きみら、どんなけこらえ性ないんや(笑)1巻分ぐらい別行動しろや~。

と思わず叫んでしまいました。

でも、おもしろい。そして好きです。

物語は、この世界の成り立ちへ。
世界の果てにある見えない壁。誰がいったいこの世界のシステムを作ったのか?

「西の善き魔女」は、フィリエルとルーンの物語ですが、この世界はすごい魅力的で、彼ら以外の物語も語れそうなぐらいノビノビと広がっています。

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西の善き魔女3 薔薇の名前

守りたいと思っている相手と守りたいと思っている故に離れていく。
そういうお話です。

フィリエルは、気持ちいい荻原ヒロインの典型ですねぇ。

同じ童話が残っているということは、この世界は、わたしたちの住んでいる世界と地続きの世界なんだろうか?未来?
この世界が、どうやってできたのか?竜?
大きな物語と、フィリエルとルーンの行く末という小さな物語と、どちらも楽しいです。

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ライオンと魔女 ナルニア国物語

映画が、けっこうよかったので、ファンタジーの原点(?)、「ナルニア国物語」を読み始めました。

訳が、「指輪物語」と同じで、瀬田 貞二です。
この人の訳、読みにくい訳ではないのですが……若干、古いです。
あとがき読んだら、1966年。まあ、古いわけです。

あれから、いろいろ西欧の文化も日本に入ってきたことだし、この訳は、バージョンアップしてもいいのになぁと思います。
わたしは、いろんな人の訳ででていて、選べる環境がいいと思います。まあ、それだけで、パイの取り合いになるので、難しいのだとは思いますが……。
巨人ごろごろ八郎太って、何ものよ……。

それでも、これだけ長きにわたって読み継がれてきただけのパワーは、ありますねぇ。
映画を見て、もっと、キリスト教を前面に押し出した、お説教くさい物語なのかと思っていましたが、決してそんなことはなかったです。