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ヘキセンレンネン

さて、お留守番組のわたしも、後半は「伝統ゲームを遊ぼう」のイベントに参加しましたそのときに考えたことなどは、別レポートであげたいと思います。

うつぼ会館に帰ってきてから、再びゲームが始まります。

遊んだゲームは、メモによりますと「ガイスター」。ガイスター??やったっけ?
さすがに、1カ月近くたっていますので、だれと遊んだかすら覚えていません。

次に、遊んだゲームは、多分、「うつぼゲーム会」では、はじめてのゲームのはずの「ヘキセンレンネン」。4色の魔女のレースゲームです。

お母さんと、子ども2人と、わたしの4人でするつもりでしたが、スタッフの1人がこのゲームをやったことないということで、わたしは、インストラクターに徹します。

ルール自体は、とっても単純で簡単なゲームです。
ただ、ちょっとセットアップに時間がかかるなど、ゲームが始まるまでに時間がかかるところがあるゲームです。
逆にいうと、ゲーム会のようにゆっくりとゲームを楽しめる時間がもてないと、なかなか遊べないゲームということです。

それぞれ、自分の色を決めます。
色を決めたら、自分のコースタイルと、魔法カードと、魔女コマを取ります。

コースタイルは、特殊な魔法タイル3枚と2~10までの数字がかかれたタイルがあります。
まずプレーヤーは、このタイルを4枚ずつの3つの山にわけます。3つの山に必ず1枚ずつ魔法タイルが入るようにしなければなりません。
そして、全員の1の山同士、2の山同士、3の山同士を裏むけて混ぜ合わせます。

裏むけて混ぜ合わせたタイルをならべていきます。これが、このゲームのコースになります。ならべ方は、1列です。ようするに、すごろくのマスですね。
1の山は序盤コース、2の山は中盤コース、3の山は終盤コースになります。この終盤コースにゴール用のタイルをつなげれば、コースは完成です。
序盤、中盤、終盤の間には、目印用に魔法の杖をおきます。

このあたりのセットアップが、ちょっとめんどうといえばめんどうです。レースが始まるまでに、これだけの手順が必要です。
でも、このコース作りから作戦が始まっていますし、ランダムでレースのコースが作られることによって、何回でも違った展開が楽しめるところがいいところです。

ゲームが始まってしまえば、かんたんなすごろくです。だから、今回、とっても小さい子も混ざって遊ぶことができました。
サイコロをコロコロとふって、出た目だけ魔女のコマを進めます。自分の魔女コマは3つありますが、3つのうちどの魔女を動かしてもOKです。

コマが止まったコースタイルが、もし裏をむいていれば、表にします。もし自分の色のタイルで数字タイルだったら、その数だけ前に進むことができます。他人の色の数字タイルの場合はその場でストップ手番終了です。
コースタイルが表向きの場合も同じく、自分の色のタイルならば前に進めて、他人の色の数字タイルの場合はその場でストップ手番終了となります。

止まったコースタイルが、自分の色の魔法タイルだった場合はラッキーです。魔法カードを出して、その魔女をさらに進めることができます。

止まったコースタイルが、他人の色の魔法タイルだった場合はアンラッキー。そのタイル色の人が魔法カードを使って、自分の魔女をバックさせるかもしれません。

さて、このゲームの派手なところは、これらの効果で移動した後のタイルも、裏むけられていれば表向けなければなりませんし、特殊効果を発揮するのです。

だから、サイコロを振って自分の数字マスに入れば、

ジャンプ

また自分の数字マス、

ジャンプ

なんて連鎖ができる可能性もあるわけです。1回のジャンプで最大10マス跳びますから、これが連鎖するとすごいことになります。

そして、バックさせられるときは、相手の出した魔法カードの指定する数だけバックします。だから、

他人の色の魔法カード

バック

また、他人の色の魔法カード

バック

なんていう、意地悪な連鎖もおこすことができます。

あと、だれかが、3つのコマをゴールさせればその時点でゲーム終了なのですが、3つコマをゴールさせた人が勝つとは限りません。
ゴール用のタイルには、点数がかいてあり、できるだけ高い点数のゴールに、できるだけたくさんのコマをゴールさせなければならないのです。

さて、実際のレースです。

今回は、ゲーム前に子どもたちにタイルのルールを説明するのが難しいということで、1回とりあえずやってもらおうということで、コースタイルをランダムに3つにわけてもらいました。
本当なら、このタイルの分け方も、けっこう作戦のうちです。最初の方に大きな数字をかためてロケットスタートを切るとか、いろいろ考えられると思います。
次回からは、その作戦も気にしていきたいです。

コースを作って、スタートです。

最初は、コースタイルが全部裏むいていますし、けっこう、自分のタイルって踏まないものです。でも、コースタイルが表むいてくると、自分のタイルの場所も見えてきて、積極的にジャンプすることができます。

序盤コースから中盤コースにかけて、スタッフの数字マスが、3連鎖ぐらいしておりました。
ここを踏んだら、一気にジャンプというポイントがありますので、コマをどんどんそこにのせて、前に進んでいました。

それに対して、子どもたち2人は、それほど速くはないけど、まあまあのスタート。

お母さんは、子どもたち2人にイジワルされた感じで、魔法カードでバックさせられておりました。

今回、このゲームやっていて、ちょっと残念に思ったのは、机です。
机の上にボードを広げてやると、どうしても小さい子は、自分のコマまで手が届かないのです。それで、大人がかわりにコマを動かしてあげることになるのですが、できたら、自分のコマは、自分で動かせてあげたいなぁ。
会場の性質上、なかなか、床でプレイするわけにはいかないのですが、ちょっと今後の課題として覚えておこう。
小学校高学年ぐらいになれば、身長も出てきて問題ないのですが、小さい子だからこそ、自分で動かせてあげたいなぁと思ったりしていました。

もちろん、それがなくても充分に楽しんでくれていたのですが。

結局、コースのなかに連鎖ができるかどうかというのは、けっこう大きな要素で、スタッフが3つともゴールさせていたと思います。
最初に、お母さんを魔法カードで叩きすぎて、スタッフを叩こうと思ったときには、カードがなかったということもあります。うーん、作戦としては、トップを叩くべきだったかも。

終盤コースは、けっこう混戦状態でした。みんなの魔法タイルがけっこうかたまっておかれたために、なかなかゴールができないという状態に。
自分の色のコースタイルのジャンプが、他人の色の魔法タイルにつながったりして、

「どうしても、ゴールできないーー」

とひめいがあがっておりました。

このゲーム、思ったよりも長い時間かかりました。

そして、このゲームが終わって、「3月うつぼゲーム会」が終了しました。

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ヘキセンレンネン

今日のゲームは、「ヘキセンレンネン」です。
なぜなら、相手が1年生2人と2年生1人だから。
きっと、魔法使いのすごろくなら、楽しくわかりやすいはず。
1、2年生が出来そうなゲームなら、「テイク・イット・イー・ジー」があるけども、「テイク・イット・イー・ジー」は、前やったし(別の子とだけど)。
「ヘキセンレンネン」は、りんもはじめてやるし。ぜひ、1回やってみたい。ヨウスルニ、コレガサイダイノリユウカヨ。

まず、自分が動かす魔女の色を決めます。
色なんて何でもいいと思うけど、実はひそかに子どもたちに混ざって念じていました。

「緑来い。緑来い」

ビミョーに緑がメガネっ子魔女でかわいい気がする(笑)
子どもは、そんなこと知らないので適当に好きな色をとって行きます。

あ、緑だ。

色が決まったら、その色と同じ色のコースタイルと魔法のタイル3枚とカードをとります。
そして、各自、3枚のコースタイルと1枚の魔法タイル合計4枚のタイルのセットを3つつくります。

と、ここまで、説明してドキドキ。
これ、もしかしてセットアップに結構時間かかるかな?

はじめてなので全然、作戦とか考えずに、ただ単に、コースタイル3枚プラス魔法タイルにわけるのですが、これが、けっこう難しい。
隣同士のタイルとか、せっかく分けたタイルが混ざる混ざる。
さすが、低学年。
いや、場所もちょっとせますぎたかもしれん。
なんとか、4枚ずつ出したタイルを並べていって、コースを作ります。

コースは、「ほうきの柄」で3つにわけて……
「あ、わたし、これ持ってないーー」
さすが、2年生。よく気がつきます。
いきなり取られる「ほうきの柄」。
「これは、誰も持ってないの。わけるのに使うんだよーー(泣)」
返してもらうと、元の場所はどこだったか…。

そんなこんなで、コースも並べ終わったら、もう10数分がすんでいます。
でも、ルールはすごろくですので、サイコロふった分進むだけ。

「自分のコマ3つあるうち、どのコマすすめてもいいんだよ」

で、コロコロ。
同じタイルの上に2人の魔女はのれません。だから、進めないときは1回休みになるのですが、スタートから出発するときだけは、前の魔女を飛び越えて進みます。
でも、この限定のルールが少し難しかったみたいです。ついつい、いつでも飛び越えてしまいます。
それから、もしかして、すごろくもはじめてだったかな?

「1」

と数えながら、自分がいたタイルをおさえています。

子どもたちは、でも、全然、まちがえているのは気づいていません。まあ、言われたらやり直すぐらいです。
でも、タイルをめくって自分と同じ色だったら、そのタイルの数の分だけ進むというルール。それから、魔法のタイルに止まったら、その色の人が魔法をかけて、後ろにさがらせちゃうのは、しっかりと理解しました。
あ、でも何で最初のエリアに、同じ色の魔法がーー。
ま、いいか。

絶対に、1つのコマしか動かさない子どもたちをしりめに、りんは、2つのコマを使って進み具合を調節して、いっきに3回ぐらいワープして最下位から、いっきに2位ぐらいに浮上します。

「あー、ずるいーー」

の声に、

「上手に数えていったら、いっぱいいけるでー」

と大人の余裕をみせたところで、タイムリミットの30分がきました。
2つ目のエリアに全員が突入したぐらいでした。

「すばらしいおいこみやったやろう」

「でも、1番飛んでるのはわたしやもん」

はいはい。
2人とか、3人で、その色のタイルだけを使って、短いコースで遊べは、時間内に遊べるかもしれません。

そんなことをしている間に、前に「テイク・イット・イー・ジー」をした面々が集まって、こっちには混ざれないので「テイク・イット・イー・ジー」を出してゴソゴソとしていました。
見てみると、3人で、自分のタイルをバラバラに置きながら、ひたすら何列並べられるのかを競っていました。
わからんところは、工夫してがんばってるねー。