彼氏彼女の事情8
いろんな話が、平行して進んでいくので、時間の流れは緩やかになったのですが、その分、物語の密度は、とっても濃くなった感じがします。
しかし、たった2週間の間で、出会って、自分の気持ちに気づいて、別れてしまう、佐倉と十波の恋愛って……。
というか、よく読むと、十波が1人で動き回っているだけで、佐倉自身は、ずーーっと、全然、自然体のままですね。
なんというか、高校生男子は、せっかちだ。
いろんな話が、平行して進んでいくので、時間の流れは緩やかになったのですが、その分、物語の密度は、とっても濃くなった感じがします。
しかし、たった2週間の間で、出会って、自分の気持ちに気づいて、別れてしまう、佐倉と十波の恋愛って……。
というか、よく読むと、十波が1人で動き回っているだけで、佐倉自身は、ずーーっと、全然、自然体のままですね。
なんというか、高校生男子は、せっかちだ。
キャラクターが増えてくると、それぞれの個性が目立たなくなってくるものなのですが、この作品の場合は逆ですね。
まほの性格も、最初に出てきたときよりも、すごくよくわかります。
しかも、あさぴんがこんなにかっこよく見える日が来るとは!!
芝姫だけは、なんか別人になってしまってますが……。
恋愛の絶好調時といのは、こういうものみたいですねぇ。
それぞれに、いろいろに、登場人物たちにも「事情」があるのだなぁというお話。
こんなふうに、中心がスライドしていって、お話が広がっていくのを見るのは、なかなかに楽しいものです。
芝姫と雪野、真秀と亜弥の見分けが、注意しないとつかないのは、年のせいですか?
つばきが、芝姫に声をかけるエピソードは、大好きです。笑ってしまった。
なんか、ノリがあまりにも少年マンガで、笑ってしまいました。
芝姫も、なかなかストレートでおもしろいヤツです。
ある意味、一番奥の部分で、女の子の性格が一緒になってしまっている気もしますが、不快ではないので、OKとしよう。