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なんて素敵にジャパネスク 人妻編1

なんか、前のラスト付近で、思いもしなかったハゲなキャラクター(たしか吉野の君)にだだ泣きさせられた思い出はあるのですが、内容は、まったく覚えていないという。

だいたいにして、るり姫と「お伽話」の姫さんとの見分けがついていません。
読んだのは、何年前だ??

でも、読めばだいたい人間関係がスーッと入ってきて、無理なく読み進められるというのは、なかなか、素晴らしいです。

氷室 冴子は、もう1回読み直したい作家さんです。

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夢の中 悪夢の中

生前、最後の短編集。
彼女の頂点。

表題作は、ちょっとオチは見えていたかなぁと思います。
でも、どうすりゃいいねんと思いますよねぇ。そして、それをずっと考えてきたのが、三原 順だったんだなぁと。
特に後期は、この本に書かれたような軽快な悪意が、この人の中で大きな問題だったのかなぁと感じました。

自分にはあまり悪意がないのに、ものすごく人を傷つける(心理的にだけではなくて、本当に生存権も脅かすほどね)こともある。

「帽子物語」と「夢の中 悪夢の中」は、まったく逆のことを書いている。
人とふれあってわかり合うためには、ぶつかっちゃうこともある。でも、ある程度それを受け入れていかないといけない。

その天秤の間で、揺れ動く。

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ガラスの仮面25 ふたりの阿古夜2

文庫版、出た。
3年ぶり。多分、もう1巻分ぐらいたまっているはず。

亜弓さんのママは、亜弓さんにあきらめさせようとしているんでいよねぇ。
違うのかな?
前は、そう確信していたのだが……。

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ビリーの森ジュディの樹2

未完。
ここまででも、ものすごいレベルの傑作。
完結していたら、どんなものになっていただろうかと思う。

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ビリーの森ジュディの樹1

三原 順の最後の作品。
三原 順自体、読むのは久方ぶりです。

やっぱりこれは傑作で、完成していたらどんな作品になっていただろうなぁと思ってしまいます。