蒼天航路35
曹操の最後を語るには、関羽なのかなぁ。これでもかというぐらいに、関羽です。
魏諷の話とかは、もうちょっとくわしくてもよかったのにと思います。
陸遜と呂蒙は、けっこういい感じです。
あと1巻。このまま、関羽で引っ張っていきそうですねぇ。
そういえば、北方謙三が、唯一自由に満足に書けなかったというのが、関羽だそうで。
たしかに、この新解釈いっぱいの「蒼天航路」でも、関羽は、関羽のままです。
わたし的には、関羽あんまり好きではないけど、それは、それで、凄いかも。
なんか、曹植、かっこいいです。
ちょっと、話の動きがスローモーションになってきているのは、やっぱり曹操の死が近づいてきたからでしょうか?
曹操の死で、この物語を閉じるとすると、けっこう中途で投げ出されてしまうエピソードも多いなぁと思います。
でも、歴史の物語というのは、ある意味、そんなものかとも思います。
うーむ。どこまで描くのがだろう?