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日露戦争物語13

なんじゃこの情報の羅列は……。

でも、大岡 昇平も、そんなことをしていたよなぁ。戦争は、こんな情報の羅列の仕方でしか、伝えられない者があるのか?

物語としては、おもしろくはないと思います。

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”全身漫画”家

いやーな感じの1冊。

教師していたときは、

「俺の授業がわからないのは、バカだからだ!」

と言い、マンガ家になってからは、

「俺のマンガがわからないのは、バカだからだ!」

と言う。
いや、実際にそう言っているというわけではないのですが、要するにそんな話をしている。
どこまで、えらい人やこの人は。

えーと、インタビューした人が江川 達也になりきって書いたというつくりのこの本。そう、実際は、江川 達也の本音を伝えているのではないのかもしれません。
もちろん、賢い江川達也のことですから、そうやって自分に直接批判がくるのをかわすというのも、計算済みなんでしょうねぇ。

なんというか、あまりにもセコい。
そういうセコい計算の上でなりたっているマンガが……やっぱり、おもしろくはないと思います。

どうしても、あの熱狂的な「BE FREE!」の暴走(大好きだった)を覚えているだけに悲しいのですが、今の「計算している」とうそぶいている江川 達也は、おもしろくないのです。
残念。

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comic新現実2

このみなもと太郎の少女マンガは、きっとどこかで出会っている気がします。
すごいクオリティだと思います。

きっと、このあたりの子どもに妥協しない感性というのは、後の少女マンガの才能につながっているなぁ。
しらんかった。

今まで、ノーマークでした。

あと、江川 達也論は、けっこうわたしが言いたいことを言葉にしてくれていたという気がします。

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ONE ZERO NINE 4

うーん、なんか、ちっちゃくまとまったような話だなぁ~。
この巻なんて、半分ぐらい「ゴールデン・ボーイ」が入っているし。

この構造は、この話のなかに、「ゴールデン・ボーイ」の話がすっぽり入っているともいえるのだが、この話自体が、「ゴールデン・ボーイ」のワン・エピソードでしかないといえます。

そして、やっぱり、錦太郎と向き合う必要があるのかも。
読者も、作者も。

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ONE ZERO NINE 3

というオチが、ひとまずつきますが、現実にもどっても、現実離れしているという……。

というか、なぞの老人のとかは、なんであの仮想世界に必要なんだろう?