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週刊少年チャンピオン40th 創刊40周年記念特別編集

まさか、「すくらっぷ・ブック」や、「750ライダー」の新作が、今、読めるなんて。あぁ、「らんぽう」なんていうのもあったなぁ。

と、懐かしいものは懐かしいし、知らないものは、単純に、どうでもいいという。

でも、「キューティハニー」や、「あばしり一家」など永井 豪の作品、水島 新司の「ドカベン」なんかは、今もかき続けられていたり、今、続きがかかれても、全然、違和感ないなぁと。

あぁ、これで、白倉 由美が載ってたら、最高なんだけど。

手塚 治虫の鬼話も、おもしろかったです。

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けっこう仮面3 美しき獲物たち

最後のオチのわけのわからなさが……。すごい。

そして、最終話は、「輝く季節の中で」。1978年代に、この感覚ですよ。
つくづく、後世に、影響をあたえているなぁと。

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けっこう仮面2 転校生は媚薬の香り

毎回、なにかの物語のパロディになっていて、オチのパターンが決まっているところが、けっこう、当時としては、新しかったんじゃないかと思います。

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けっこう仮面1 美しき勇者!けっこう仮面

「キューティーハニー」は、まだ、ハードな設定があったのですが、こっちの方は、もう、本当に好き放題ですね。
元が、読み切りだったからでしょうか?

まあ、基本パロディなので、元ネタとかは古くなるのですが、それでも、今読んでも斬新というか……もう、永井 豪しかできない世界が全開です。

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降魔伝手天童子7

もとの「手天童子」もインナースペースの物語でしたが、こっちの「降魔伝」がここまで、心に関するお話になるとは思っていませんでした。

ただ、こっちのお話だと、どうして童子が生まれてきたのかというのは、謎のままのような気がしますねぇ。
それから、結局、マキの存在そのものも謎です。如月さんところの娘と同じ人になるのかと思っていたのですが、そうでもなさそうです。

でも、いろいろな謎が解けるだけが、物語の終わりではないですね。
こういう余韻のある終わりも、折に触れ思い出したりして、よいものです。
永井豪らしくもあるしね。