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実は、ゲームだけが「うつぼゲーム会」のよさではありません。1日中、部屋にこもって、ゲームばっかりしているわけではないのです。
もちろん、3月にやった「伝統遊び」のイベントのような物が毎月行われているわけではありませんが、うつぼ会館を出れば、裏はとっても広い靱公園なのです。
朝から来られたご家族は、昼食を食べにお弁当を持って靫公園へ。
シートを広げて、たくさんのご家族と歓談、交流しながら、ピクニック気分が楽しめます。近くには、遊具のある公園もあって、早くご飯を食べた子どもたちは、小1時間ほど、そこで遊びまわることもできます。

スタッフも、順番に食事をとるということで、今回、はじめてわたしも、ご家族の方たちと一緒に靫公園で昼食を食べさせていただきました。
まぁ、わたしのお昼はお弁当ではなく、近くのモスバーガーで勝ってきたハンバーガーとシェイクなんですけどね。

どこにおられるかなーと、靫公園の入り口でキョロキョロしていると、

「りんさーん」

と手を振ってくださっています。ここでは、わたしは本当に「りんさん」と呼ばれているという(笑)。そういえば、スタッフの名札にも本名の下にカッコして(りん)と書いてあります。自分で書いたわけではないですよ。インターネットにも感謝ですね。
子どもも、教育が行き届いているので、「りんさん」と呼んでくれますが、「おっちゃん」という呼ばれ方もけっこう好きだったりします。
「おっちゃん」って、なんか格好良くありません?ないか、それは?うーんと、大学卒業したときぐらいから、よその子にいう自分の名称は「おっちゃん」です。
従兄弟や、従兄弟の子たちには、「りんちゃん」という感じ(感じだけです。あくまでも)で、ちゃん付きで呼ばれたりしていますけどね。

おっきいシートに座らせていただき、お話をしながら食べるお昼は、やっぱりおいしいです。バーガーのおいしさも五割増し。

昼食があっという間に終わっちゃう子どもたちは、近くの公園で遊んでいます。
子どもが行くのなら、行かねばなるまい。
いや、行かなくてもいいんですが、行きたいじゃないですか。
で、ジャングルジムなんかで、鬼ごっこ。でも、この世代の人たちの鬼ごっこって、自分たちの都合によって、ドンドン、ルール変わっていくなぁ。

外遊びも堪能して、もうちょっと外におられるというご家族、子どもたちよりも、一足お先に会場のうつぼ会館にもどります。
他のスタッフと昼食の交代もしなければなりません。

「今、ご家族の方は食事とっておられるから、うつぼ会館はスタッフだけのガラガラかな?」

甘い(笑)
なんと、外で食事をされているご家族と同じぐらいの人数の方がうつぼ会館のなかにおられるではあーりませんか。
午後から参加のご家族です。

「インターネットで調べて」
「ぽふ 阿倍野店にあったチラシを見て」

と、各所での宣伝も効いて、今回も、初参加の方が5家族ぐらいありました。
昼食が終わって、外のみなさんも帰ってこられると、なんと総計50人を越える大人数。大盛況です。
8つ作られているテーブルもすべて埋まって、1つのテーブルで2つのゲームが遊ばれていることも。
もしかして、今や「うつぼゲーム会」は、関西最大級のゲーム会になったのでは?

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きのう書かせていただいたとおり、午前中は、「ボードゲーム天国」を探して、京都を彷徨っておりました。

あと、きのうは、書き忘れてますが、四条の「信長書店」の方にも行ってきました。しかし、やっぱりありませんでした。

「丸善」には、全然あるとは思っていませんでしたが、念のために聞いてみました。

「あの『ボードゲーム天国』という雑誌、おいてあるでしょうか?」

と聞くと、

「は?どのようなジャンルの本ですか?パズルかなにかでしょうか?」

と言われてしまったのが、微妙に悲しかったです。

「ボードゲーム」って、言うてるやろーー!!

失意のうちに帰宅したのですが、昼からは、その悲しさをバネに新しいゲーム屋さんを求めて、「tsukaのおもちゃ箱」で紹介されているお店に行って来ました。

今回、行ってきたのは、大津の南郷にある「Green Shop YELL(エール)」です。

実は、このお店、「ころぽっくるの家」に行った日と同じ日に電話をかけているんです。でも、その時は、つながらなくて、「ころぽっくるの家」の方に行ったという経緯があります。
それから、先週の日曜日には、店の前に行ったのですが、閉まっていたのです。

前の前に行った感じでは、小さなお店です。もしかして、つぶれた?イヤな予感がします。

でも、後日、その店の紹介がしてあるを見ていて、気づいたのです。
下の方に書いてある「定休」の文字に。

「日・祝日,第2第3土曜日定休」

日曜日、休みなんかい!!!

というわけで、日曜日でも、第2第3土曜でもない、きのうのうちにお店に行かなければ開いていないということで、お店の方に走ったのでした。

「Green Shop YELL」は、南郷の住宅街のなかにある事務所のような建物のお店です。
入り口のドアから、木のおもちゃが、所狭しとならんでいます。
お店のなかにはいると、テーブルと椅子。棚には、石けんや、お塩などがならんでいます。
スペースの半分ぐらいに商品がならべられていて、あとのスペースは、事務所として利用されているようで、お客さんが見て歩けるスペースは、少し狭いような印象をうけました。

「おもちゃを見せてもらいに来たのですが」

のこちらの声に、

「何歳ぐらいのお子さんをお考えですか?」

とやっぱり聞かれてしまいました。
ヒマなのでついてきた妹が隣で笑いをこらえているのをしり目に、すました顔で、

「幼稚園から、小学校低学年ぐらいの子をかんがえているのですが」

というと、大きなカタログを持ってきてくださいました。

「ボードゲームとかはないのですか?」

と聞くと、このお店では、木のおもちゃとカードのゲームしか扱っていないとのことでした。
もともとは、環境に優しいの自然石けんや、お塩などを売っていたお店だそうで、子どもたちにすてきな環境を残そうということで、子ども用のゲームや、ノルウェー製の椅子などを扱われ出したということだそうです。

「今、お店にあるカードゲームを出してきますね。そこの椅子に腰かけてください」

と言われて腰かけた椅子は、カレー屋さんとかにありそうなごく普通のまる椅子です。でも、座ってビックリ、メチャクチャ、座り心地がよかったです。
自然と背筋が伸びるような座り心地です。背もたれがないのに、座っていてとても楽なんです。
妹が座った椅子は、安楽椅子みたいに前後に揺れるようになった椅子なのですが、これも、座り心地がよかったみたいで、

「ふわぁ」

と声を上げておりました。

妹は、椅子がたいそう気に入って、椅子のカタログをもらって見ておりました。
わたしの方は、カードゲームを。

扱われているゲームは、シュタイナー教育で使われるようなカードだそうです。「おもちゃ箱」という会社が輸入されているものばかりで、絵柄、色ともに、素朴な感じのものでした。童話を素材にしたものが、多かったです。

ちょっと、ゲームの種類は少なくて残念な結果になりましたが、記念に1つ買っていこうということで、「メルヘンカルテット」というカードゲームを買いました。
8種類のグリム童話のお話のそれぞれ4つのシーンがかいてある32枚カードで遊ぶカードゲームでした。同じお話のカードを集めていって遊ぶようです。
お話は、「ヘンデルとグレーテル」、「ブレーメンの音楽隊」、「ルンペルシュティルツヒェン」、「いばら姫」、「星の金貨」、「白雪と紅ばら」、「無頼のごろつきたち」、「赤ずきんちゃん」の8つです。
わたし、この中で、3つぐらいしか、話、知らないんですけど。
ちょっと、グリム童話を勉強しないと遊べないなぁ。

でも、子どもにお話をしてあげながら、遊べたらいいなぁと思いますので、また、グリム童話も勉強しよう。

お店を出て、妹がため息をひとつ。

「あの椅子、0が1個多かったわ」

どうやら、椅子のお値段の話です。
輸入家具ですから、安いので4万円。高いのですと30万円ぐらいするんですねぇ。
でも、あの座り心地は、なかなか忘れがたいようです。

ゲームのお店としては、少し扱っているものがわたしのほしがっているものと違って残念な結果になりましたが、本物の子どもができたりしたら、また行ってみたいお店でした。

家に帰ると、「ころぽっくるの家」から、「ころぽっくるの家だより」が郵便で届いていました。
また、「ころぽっくるの家」に行こうと思う、りんでした。

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遊んできました

きのう、1月11日。
プロジェクトコア高槻店のゲームウォークで遊んで来ました。

メンバーは、全員で6人でした。

白紙さんの所有されているいろいろなゲームをさせていただきました。
はじめてするゲームがほとんどで、楽しかったです。
初挑戦で、目にするのも始めてのゲームばかりでしたので、ちょっとくわしいルールの説明などは無理ですが、また後日、気になったゲームの感想などをここにあげたいと思います。

  • 「ジャンボグランプリ」

これをやっているとき、カードゲームしてた子どもが、わたしたちのテーブルを見て一言。

「あ、K-1のゲームしている」

そ、それは、格闘技やー(ーー;

  •  「モダンタイム」

書き出したら、けっこう長くなりそうだったので後日です。

  • 「そっとおやすみ」

これは、軽くていいゲームでした。
「ハバ」のゲームで、子どもたちともやってみたいゲームです。
おもちゃ屋さんに探しに行こう。

  • 「三畳紀」

なぞの四角の生物を繁殖させるゲーム(?)。いや、島を分裂させるゲームかな。
ちょっと難しいゲームでした。

  • 「トール」

これは、きれいなカードゲームでした。
絵も、わたしは、気に入りました。子どもは「こわい」といいそうですが。
ゲームのルールも理解しやすいし、けっこう葛藤もあります。

  • 「トランスアメリカ」

これは、バラックさんが持ってきてくださいました。
前ここで、「運以外のようそあるのかーー!!」と叫んでいたので、作戦を実地教育で見せていただきました。
わかりました。
作戦は、あります。
前回も、汽車を1マスも進めなかったバラックさんですが(汽車を進めて、車両止めを突き破った人が負け)、今回も、1位になっていましたから。
って、わかったんは、それだけかい!!
わたしは、このこのゲームはじめてというししゃもさん一緒に仲良く車両止めにつっこんでしまいました。

  • 「看板娘」

不思議な買い物ゲームでした。
でも、みんなビミョーなところで競り合ってたということは、バランスけっこういいのかも。
いろいろなサイトで話題になっていて、写真を見てたときは、こんな大きなゲームだと思ってませんでした。
なぜか、「カルカソンヌ」ぐらいの大きさだと思っていました。

  • ダークサイド

これ、一緒にやった方々の評価は、「まあまあ」ぐらいだったのですが、わたしは、めちゃくちゃおもしろかったです。
忘れないうちに、必ずここに、感想をあげようと思っています。

もっと、やったゲームが、あった気が…。
あれ?一番最初にしたゲームを忘れているような?
半日、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
あそんでくださったみなさま、遠いところ来ていただいたししゃもさん、いそがしいのに来ていただいたバラックさん、重たいゲームをたくさん持ってきてくださった白紙さん。貴重な本をたくさん持ってきていただいた益田さん。
本当に、ありがとうございました。

おーい。
更新履歴では、今回は、「子どもとのようす」ではなかったのかい?
予定は、未定であり、決定ではないのだよ。

いいかげんな管理人ですが、これからも、よろしくお願いします。

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「バケツくずし」 優しさと偽りの街

仕事関係の用事で、本日に大阪に行ってまいりました。
大阪商工会議所でその用事があったのですが、なかなか行けない大阪です。
ついでにということで、大阪のゲーム屋さんに行ってきました。
えーと、りんの普段の行動範囲の中でゲーム屋さんというと、「イエローサブマリン 京都店」しかないのです。
さて、大阪には、どんなゲームがあるのか楽しみにしていました。もしかすると、ずっと探している『カラバンデ』なんかがあるかもしれません。
まずは、ネットで大阪にあるゲーム屋さんを調べました。
出て来たのは、『シュピーレブルグ』、『プロジェクトコア あべの店』、『プロジェクトコア 高槻店』、『イエローザブマリン 大阪日本橋1号店』、『イエローサブマリン 大阪日本橋2号店』の5つです。
リンクをたどって、お店のWebサイトなどを確認。
あれ?『シュピーレブルグ』だけが、うまくリンクからとべません。変な英語のサイトに行ってしまいます。
1時間ぐらい、いろいろなサイトを見てまわって、どうやら、もうお店をされていない事が判明しました。なんだか、ファンがつくったあったかいお店という事で、すごく期待していただけに、残念でした。
りんが今年になってからドイツゲームに興味を持ち出したように、ここ数年で少しずつドイツゲームも有名になりつつあるように思うので、今の時代ならば…、時代を先取りしすぎたのか?などと思ってしまいました。
他のお店のサイトは、すぐ見つかりました。『プロジェクトコア 高槻店』のページには、店内の棚にボードゲームがいっぱい並んでいる写真も掲載されていて、期待も膨らみます。
『プロジェクトコア』、『イエローサブマリン』、各店のお店の地図も印刷しました。

場所を調べながらたてた計画はこうです。
午前中、大阪駅・梅田から一気に地下鉄天王寺駅に行く(今、地図をみてよく考えたら、地下鉄でなくてJRでそのまま天王寺駅に行けました)。そして、『プロジェクトコア』を覗く。
それから、地下鉄の恵比寿駅へ行って、『イエローサブマリン』1号館と2号館を見る。
地下鉄の堺筋本町筋駅で、1時からの商工会議所で用事を済ませて、また大阪駅・梅田にもどって、JRに乗って高槻駅に。『プロジェクトコア 高槻店』によって終了。
なかなかに、パワフルな充実した1日になりそうです。

朝、地下鉄天王寺駅を降りて、プロジェクトコアへ。
地図もあるし、バッチリ………の筈でしたが、りんの一族は、方向音痴だったのです。
まぁ、大阪の地下鉄の駅は広いから、出口間違えると迷子になるということもあります。
地図には、いくつか目印になる建物も書いているのですが、駅から見える位置の建物は書いてないので、あんまりというか、ほとんど役に立ちません。
だいたい、駅から店までがどれぐらいの時間かかるかというのも、想像もつきません。
地図を持ってウロウロ、ウロウロ。
と、でっかいマンションの前でだべっていたおっちゃん2人が、地図を持ってうろついてるりんを見かねて、
「にいちゃん、何処行きたいねん」
と声をかけてくださいました。
地図の中で目印になりそうなものは、大阪教育大付属小です。
「大教大の付属小学校の方へ行きたいのですが」
「小学校か、小学校やったら、大分違うほうにきとるぞ。結構、遠いぞ」
と言いながら、親切に道を教えて下さいました。
やっぱり、関西の人は、親切だなぁと思える1コマでした。
で、教えられた道を行くと、鉄道病院があって、教育大付属小学校があって……。
って、まて。地図では小学校があって、その道の向こうに鉄道病院があることになっているのですが?
不安になりながらも、小学校の横を通りました。小学校では、運動会をやっていました。門の前には、警備員の方と一緒に、保護者か、先生らしい人たち。入れるのは、首からパスポートをかけた人だけで、どうやらそれをチェックしているようでした。
大教大付属池田小の事件は、やっぱりこんなところまで影響しているようです。本当なら、役員の人だって、自分の子どもたちの演技見たいだろうに(もしかしたら、交代ぐらいしてるかな?)と、少し暗い気分になりました。
そのちょっと先には、でっかい「コーナン」とかいた看板。地図では、このコーナンの前にお店が。さて、お店はこの辺にあるはずだけど…。
あれは、看板だけなのかな?だいたいコーナンて何だ?甲南か?まさか。でも、常盤があるぐらいだから、もしかして甲南も。などとローカルでない人には全く分からないことを考えながらも結構直進すると、ありました。『プロジェクトコア あべの店』。
自転車がいっぱい止まっていて、外にも声が漏れている活気のあるお店でした。
お店に入ると、小学生ぐらいの子どもたちがウジャかえっておりました。第一印象は、せ、狭い。
「はーい。次のデュエルを発表します。」
みたいなこと(すいません。TCGはしないので、いい加減なうろ覚えです)を店の人が言っています。
りんは、一路ボードゲームの棚に。
「う、少ねぇ」
『イエローサブマリン 京都点』の半分位の品揃え。
写真では、棚いっぱいのボードゲームがあったのに(でもそれは、高槻店のページで、あべの店ではなかったです)というのと、大阪ということで過剰な期待をしていたようでした。
で、気を取り直して、何があるか見ます。
欲しいなと感じたのは、「バケツくずし」と「グラディエーター」です。
グラディエーターも興味があったのですが、りんのゲームの相手が、小学生たちでしかも、ゲーム時間が長くて30分ぐらいしか取れないということを考えて、ここは、「バケツくずし」を選びます。
歩き回ったり、仕事の用事に行く事を考えると、小さいほうが都合がいいということもあります。
買うときに、
「高槻店は、もっと広いの?」
と聞くと、店の人は、察してくれたようで、
「はい。ボードとかは、向こうの方が品揃え良いですよ。」
とのことでした。ちょっと、また希望が出てきます。
そして、「バケツくずし」をゲットして、再び天王寺駅へ。
絶対、このWebサイトにのっている地図、まちがっとるぞーーー。
と心の叫びをあげながら。
文章、くどい?長いので、明日に続く。