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川原泉の本棚

川原 泉がおすすめするアンソロジー集。

昔(結婚前だ)読み始めて、なぜか、途中でそのままに。
結婚のドサクサで、読まなくなったのかな……と思いながら、読んで……。

………
……

思い出しました。

2つ目の話だ。2つ目の!!
えーと、わたし、寄生虫の話で、気分が悪くなって、先に進めなかったんですな。

けっこう、本とかは、律儀に読む方なので、とばして読んだりができないタチなのです。

まあ、あとは、それなりにおもしろかったです。

しかし、「水素製造法」と「言葉の戦争 1」は、ちょっとオチが読めてしまいました。
えっ、オチではなくて、過程を楽しむお話ですか?

1番気に入ったのは、「ヤマナシの実」でした。
えっ、このオチも読めてましたか?

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評伝シャア・アズナブル-《赤い彗星》の軌路-下

「Z」の時代から「逆襲のシャア」の時代まで。

逆襲のシャアで、なんであれほどシャアが、アムロをモビールスーツ戦で倒すことにこだわったのか、その納得のいく解釈が読めて、ちょっとよかった。

てっきり、ずっとわたしは、シャアは「ただ単に負けず嫌いだから」と思っていたし、そのために戦争を起こしたんだとすら思っていました。

自分がアムロを倒すことによって、優れたニュータイプであるという自分自身の納得が欲しかったというのは、確かに頷けると思います。

そして、「ガイア・ギア」に続くわけですね(オイオイ)

評伝シャア・アズナブル 《赤い彗星》の軌跡 下巻 (KCピ-ス)

皆川 ゆか / 講談社(2006/12/07)


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日露戦争物語14

まあ、どの国にも、愛国者はいるというお話。そして、戦争を自分の金儲けの道具としか考えていない輩も。

ただ、生き残ることが1番大切だとしたら、どっちにつくのがいいかは、また別の問題になるだろう。

しかし、あきらかに、はじめに考えた物語構造からは、逸脱してしまっているな。このお話は。

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エリア88 6

う~ん、実際に戦闘機を操縦して、ドンパチやっている人間と、経済のために自らの手は汚さずに戦争をコントロールする人間と、どっちが、酷いのだろう。

そして、このマンガは、ドックファイはかかれているけど、意図的に、爆撃とかはかかれていないことに、今頃、気づく。

つまり、新谷 かおるの許せると思うラインが、そこにあるのだと思います。

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日露戦争物語13

なんじゃこの情報の羅列は……。

でも、大岡 昇平も、そんなことをしていたよなぁ。戦争は、こんな情報の羅列の仕方でしか、伝えられない者があるのか?

物語としては、おもしろくはないと思います。