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鉄のラインバレル16

人類絶滅の真相が、ついにあきらかになります。
敵は、遺伝子。このあたりって、山田 ミネコが、もう、それこそ何十年も前から取り組んでいたテーマで、その先見の明というか、目の付け所のすごさに驚きます。
時代がやっと、山田 ミネコに追いついてきた感じです。

おもしろいんですが、この主人公、このまま挫折知らずでいくのかなぁと思うと、ちょっと危うさも感じます。

そういえば、ロボット大戦に参戦したとか、しないとか……。
テレポート能力あるのかな?かなり、卑怯だ(笑)

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勝ち気な花嫁

ハーレクインには興味はないけれど、山田 ミネコがかけば、とっても楽しいな。多分、原作より楽しいのだと思います。山田 ミネコフィルター、恐るべし。

そして、とっても色っぽいのです。
そういえばこの人、レディスコミックなんてない時代から、ものすごくはっきりとそういうことをかいてたもんなぁ。

そういう意味では、ハーレクインとは、親和性があったのか?

山田 ミネコ,
ケイシー・マイケルズ,Kasey Michaels
ハーレクイン
発売日:2009-04
 

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ホワイトプルームマウンテン GREYHAWK

D&Dの小説です。

どんな小説かというと、悪い魔法使いが、街の魔法のアーティファクトを盗んでダンジョンの奥に潜ったから、それを取り返すために、主人公がダンジョンを制覇していくお話です。

その世界の名前がグレイホーク。ダンジョンの名前がホワイトプルームマウンテン。
主人公の名前は、ジャスティカー。クラスは、レンジャー。

ものすごい、ストレートなRPG設定です。

で、いろんなパラディンとか、僧侶とかとパーティを組んでダンジョンに挑みます。

でも、このパーティが、もう、お互いに寝首をかこうとしているヤツのオンパレードです。信用できる(?)のは、相棒のシンダーズとフェアリーのエスカーラだけ。

でもまぁ、このジャスティカーですが、凄腕冒険者で、剣も、回復魔法も、けっこう使えるという。攻撃魔法や偵察は、フェアリーのエスカーラがして、モンスターの気配は、シンダーズが感じ取ってくれる。
剣も、かなり優秀な魔法の剣です。
だから、だいたい3人で、苦難を乗り越えていく感じです。

ということで、ストレートなダンジョンもので安心で、しかも、ところどころアレンジが効いていて、何よりも、キャラクターが、今的造形で、生き生きしていて、とっても読みやすかったです。

特に、モンスターまで口先三寸でなかまにしちゃう、エスカーラは、このお話の華です。

主人公は、ごつい禿男なんで、あんまり受けない……続編が、日本では翻訳されない……ような気もしますが(もともと、あんまりこの手のファンタジー小説の需要はないか?)、わたしは、続編が出たら、積極的に読みたいです。

イメージは、山田 ミネコの描く、ハヌマンとかで、けっこう、山田 ミネコのマンガに似合いそうな気がする(笑)

はじめて題名を見たときは、「ホワイトブルーマウンテン」と読んでいて、

「白か?青か?コーヒーか?」

とか思っていたのは、内緒。
プルームでした。

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火宵の月13

ということで、神官と坊主がラブラブです。
って、ちょっとヘンな感じ。

まあ、こういう脇役の暴走は、山田 ミネコといい、とっても好きです。
なんか、2日ほど前と言ってることが違いますが。

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愛のうずしお

いやあ、山田ミネコの新しいコミックが出るらしいという情報が流れて(どっからや・笑)、その題名が「愛のうずしお」でハーレクインらしいよということを知ったときは、

「なにがおこった?」

と思いましたが、読んでみるとけっこうしっかりとしたミネコ節は健在で、ホッとしたりしています。

まあ、けっこう昔から、性的なことをあんまり隠さずにあっさりとかいてきた人なので、ハーレクインには、向いてるのかも。向いてるのか?

まあSFではないので、「アリスと3人のふたご」を薄めたみたいなテイストなのですが、それでも、突然に、黒髪と銀髪の長髪の2人組のパトロールが謎の銃をもって出てきてもおかしくないような雰囲気は、ちょっとあります。
そして、女の子は、強くて、もろくて、かわいらしいのです。

かなり目を悪くされていて、マンガはなかなか描けないというような話をずっと聞いているのですが、出来たら、メイン・ストリートの方のマンガも描いて欲しいものです。

「月読の剣」の小鳩ちゃんとか、「木は花の天使のオレンジ」の唯とか、最近の山田ミネコの描く目のでっかいキャラクターの顔は、わたしの個人的なツホなので(唯とか男じゃねぇかという話はおいといて)、新しいマンガは、もっと読みたいなぁ。