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死舞能1 弱法師/泥眼

これも、笹山サーガの1つみたいです。

死舞能は、バーコード人格みたいに、人格が移転する話なのかな?
まだ、設定を見せてるみたいな感じですが、このままの調子であんまり盛り上がらずに続いていく予感がします。

大塚 英志、昔は設定だけでなく、大きなお話をちゃんとかこうとしていた気がしていたのですが、最近の作品はなんか、Xファイル的にヒキだけがあって、その先をかく気が見えないんですよねぇ。
それはそれで、マーケティングとしては、正しいのかもしれないけれど、なんか、不満が残るなぁ。

谷岡 曜子,大塚 英志
角川書店,角川グループパブリッシング
発売日:2012-03-02
 

 

大塚英志,樹生ナト,読書とでんか,単行本コミックス,大塚 英志,怪COMICS,樹生 ナト,角川グループ,角川グループパブリッシング,角川書店

とでんか5

ステマ的なお話。
まあ、検索エンジン自体が、そのために発達してきたようなとこどろは、あるのかな~。
情報を提供する側の問題ではなくて、1番の問題は、僕たちが、簡単なことがあるともうそちらしか選ばなくなってしまうという部分にあるのかもしれません。

うん、なんか壮大な話になってきた。
なってきただけで、広がっていかないところが、Xファイルというか、大塚 英志の思うつぼなんですけれども。

でも、昔は、壮大なお話を動かそうとしていたんだと思うんだけれどなぁ……。

樹生 ナト
角川書店,角川グループパブリッシング
発売日:2012-02-24
 

みなもと太郎,大塚英志,読書まんが学特講,みなもと 太郎,マンガ,大塚 英志,角川グループパブリッシング,角川学芸出版

まんが学特講 目からウロコの戦後マンガ史

「Comic新現実」に連載されていたみなもと 太郎と大塚 英志の対談です。
これ、好きだったのですが、まとめて読むと、また楽しいです。

うーん、もっと、みなもと太郎のウンチク話を読みたいものです。

なにか、新しい表現が出てきて、それが広がるときに必要なのは、真似ができるかもしれないという下手さだという考察は、納得です。
こういう論理的な考察ができる人って、なかなかいないですよねぇ。

いや、実はそれが正しいかどうかではなくて、そういう言葉に感心したいだけというところもあるんですけどね。
でも、ウンチクを聞く楽しみって、そういうものです。

みなもと 太郎,大塚 英志
角川学芸出版,角川グループパブリッシング
発売日:2010-07-14
 

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黒鷺死体宅配便12

若干、マンネリ化しつつも、続いています。

でも、毎回、死体アリのこのマンガの異常な状態がマンネリ化するというのも、すごいものだと思います。

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しっぽでごめんね

白倉 由美は、マンガ家の時代から大好きな作家です。

最近、今まで聞いていなかったリーディングストーリーを聞く機会があって、それを聞いたとたんに読みたくなってこの本を本棚から出してきて一気読みしました。

まあ、実は作者は、性格悪いとかいろいろありますが、なんというか、そんなのこととは関係なく、この人がかく物語とか、言葉とかがものすごく好きなのです。

というか、好きなんだなぁというのを再確認しました。

しっぽのある女の子の話ということで初期の名作マンガ「彼女の海岸線」の再話なのかと思っていましたが、そうではなかったです。
でも、孤独な心に少女が住み着くというストーリーは、よく似ています。そして、「彼女の海岸線」をかいていたときよりも、テーマは、1歩進んでいます。
もう1歩、現実の側に歩いていこうとしている気がする。

宿無しミューズのお話(?)を昔どこかで聞いたことがあります。
それは、いろいろ芸術家の卵の家を渡り歩いているフーテン少女で、彼女に出会った芸術家はなぜか大成するというお話でした。

「しっぽでごめんね」は、そのミューズを手に入れた芸術家の話であり、ミューズだった少女が、生身の人間に戻る話でもあります。

この生身に戻るというのが、僕らが生きていく上で、結構、大事なことで、白倉 由美や、大塚 英志が、一生懸命にやっていることなのかなぁと思います。

夢が醒めても、その子の居場所でありたい。
そう思える強さを手に入れたい。