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ドイツゲームでしょう! 四大ゲーム受賞作 2010年版

前回よりも、さらにゲームが増えました。

今回は、「ドミニオン」の紹介も入っています。

コレ読むと、集めたくなるよなぁ。

ドイツ年間ゲーム賞はすべて集まったので、次は、アラカルト・カードゲーム賞だな……。
とか思いますが、どの賞も、1つ2つ、手に入らないのがあるなぁ。

そして、なによりも、遊ばねば。

りん家(ゲームハウス)にある四大ゲーム賞ゲーム。

ゲーム名 所有 遊んだことがあるか

ドイツ年間ゲーム賞

  • ウサギとハリネズミ○ ○
  • ラミィキューブ○ ○
  • フォーカス○ ○
  • ザーガランド○ ○
  • スコットランドヤード○ ○
  • ダンプフロス○ ×
  • シャーロックホームズ10の怪事件○ ×
  • アンダーカバー○ ○
  • アウフアクセ○ ×
  • バルバロッサ○ ○
  • カフェ・インターナショナル○ ○
  • 貴族のつとめ○ ○
  • ドルンター・ドリューバー○ ○
  • サイクルレース○ ×
  • ブラフ○ ○
  • マンハッタン○ ○
  • カタン○ ○
  • エル・グランデ○ ○
  • ミシシッピ・クイーン○ ○
  • ティカル○ ○
  • トーレス○ ○
  • カルカソンヌ○ ○
  • ヴィラ・パレッティ○ ○
  • アルハンブラ○ ○
  • チケットトゥライド○ ○
  • ナイアガラ○ ○
  • 郵便馬車○ ○
  • ズーロレット○ ○
  • ケルト○ ○
  • ドミニオン○ ○
  • ディクシット○ ○

ドイツ年間キッズゲーム大賞

  • クロンダイク○ ○
  • おしゃれパーティ○ ○
  • ねことねずみの大レース○ ○
  • オバケだぞ~○ ○
  • 小さなオバケ○ ○
  • 海賊ブラック○ ○
  • ヘッポ× ○
  • 誰だったでしょう?× ×
  • 魔法のラビリンス○ ○
  • ドラゴン・ディエゴ○ ○

ドイツゲーム賞

  • 貴族のつとめ○ ○
  • マスターラビリンス○ ○
  • さまよえるオランダ人× ×
  • モダンアート○ ○
  • ニムト○ ○
  • カタン○ ○
  • エル・グランデ○ ○
  • レーベンヘルツ× ○
  • チグリス・ユーフラテス○ ○
  • ティカル○ ○
  • タージマハル× ×
  • カルカソンヌ○ ○
  • プエルトリコ○ ○
  • アメン・ラー× ○
  • サンクトペテルブルグ○ ○
  • ルイ14世○ ○
  • ケイラス× ○
  • 大聖堂○ ○
  • アグリコラ○ ○
  • ドミニオン○ ○
  • フレスコ× ○

アラカルト・カードゲーム賞

  • レスパブリカ○ ○
  • 海賊× ×
  • シュティッヒルン× ×
  • ニムト○ ○
  • マジック・ザ・ギャザリング× ×
  • ミュー・メア× ×
  • ボーナンザ○ ○
  • カエサルとクレオパトラ○ ○
  • フェレータ× ×
  • あやつり人形○ ○
  • モイタラ× ×
  • ケープからカイロまで× ×
  • コロレット○ ○
  • サンファン○ ○
  • ジャンボ○ ○
  • ブクステフーデ× ×
  • ケイラス・マグナカルタ○ ○
  • レース・フォー・ザ・ギャラクシー○ ○
  • ドミニオン○ ○
  • ジャイプル○ ○

土屋つかさ,読書あかほり さとる,コバルト文庫,ファンタジー,ボードゲーム,マンハッタン,土屋 つかさ,放課後の魔術師,結城 惺,角川グループ,角川グループパブリッシング

放課後の魔術師1 オーバーライト・ラヴ

実は、読書に関しては雑食系なのですが、読めない文体の本というのがあります。
なんか、荒れて感じてしまって、良く読めないのです。えーと、具体的に書くと、あかほり さとるとか、結城 惺とかの文体が、どうしても、受け付けないのです。

まぁ、わたしよりも読書の幅が厳しい兄貴が、あかほり さとるが読めていたりするので、なんていうかコレは、多分、文章の上手下手ではなくて、わたしにとって、あうかあわないかなのだと思います。

ということで、思ったほど手に取っていない気がするライトノベル系です。まぁ、昔からファンタジーや、RPGが好きなので、ライトノベルの前身みたいな、ソノラマ文庫とか、コバルト文庫は、けっこう読んでいたのでけれど。

で、今回の「放課後の魔術師」ですが、これは、ボードゲームがお話のなかに出てくるということで読んだ1冊です。作者の土屋 つかささんは、プログを見ているとけっこうヘビーな(?)ボードゲーマーの様です。

軽い文体だけど、荒れてないので読めました。
まぁ、細かな視点移動は、そんなに好きではないけれど。設定は、けっこう深そうでおもしろいです。

肝心のボードゲームですが、1巻目には、出てこないみたいです。残念。
「マンハッタン」という名前だけでてきた?

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さて、今年もまた、1年が終わっていこうとしています。

今年も、いろいろな方とボードゲームを楽しみました。
今年も、どんな1年だったか、振り返ってみます。

最近は、年に1度(笑)のボードゲームについての記事です。1

ゲームハウスのゲームたち

去年の記事によると、ゲームはウスには、去年、592種類のボードゲームがあったそうです。
「play:game ボードゲームデータベース」によると、今年は、656種類のボードゲームが登録されています。
ということで、2010年は、64種類のゲームが、増えたようです。今年は去年に引き続き、ホビージャパンや、アークライトががんばって、日本語パッケージでもたくさんゲームが出ました。
「あ・そ・ぼ」は、ゲームの日本語化には大賛成ですから、もちろん、日本語化されたゲームは、けっこう購入しています。
まあ、さすがに全部追いかけるというのは、無理ですが……少し考えないでもなかったような気もしますが……。

と、いうことで、被っているゲームは登録できないので、実質は70個ぐらいのゲームが、ゲームハウスには、増えました。
去年の時点で、棚からあふれ出してますので、そろそろ困ったことになっております。
家の拡張をの話は、よく出るのですが、なかなかおいそれとは……。

70個。去年より少し増え方があがっておりますが、まあ、これぐらいのペースで、毎年増えていくみたいです。

今年、1番遊んだゲーム

play:game ボードゲームウェブサイト」を利用させていただいて、プレイ記録をつけていますので、どんなゲームを遊んだのかは、振り返りやすいです。

でも、振り返らなくても、今年も、なんのゲームをダントツに遊んだかは、わかっています。

そのゲームは、りん家で自家用車で泊まりの旅行行く時には、常にバックの中に常備されています。
最近は、記事を書かなくなってしまいましたが、りんはまだ子どもとも遊び続けております。そして、4年生以上の子どもたちには、大人気なゲームです。
自分たちでインストして広めていこうとしたり、

「おっちゃん、買った!!」

という、普段は聞かない声を聞くモンスターゲームです。

一昨年から遊ばれています。そして、飽きることなく、延々と、2年以上遊び続けられてきました。

そう、今年もまた「ドミニオン」です。

なんと、今年は、289回、ドミニオンをして遊びました。

まぁ、去年の647回遊んだというのに比べれば、半分以下で、さすがに……なんですが。来年には、プレイ回数1000回の大台に確実にのります。
ドミニオン中毒は、続いております。

短時間で、2人で手軽に遊べるというのがいいですよねぇ。「ドミニオン対戦ツール」という本当に便利な、セットアップすら省略できるツールがあるというのも、大きいと思います。
また、「錬金術」、「繁栄」と拡張が出続けて、その組み合わせの妙で、興味が切れなかったということもあります。

BSWには、全然、行かなくなってしまいました。うーん、拡張のカードが少ないのが不満です。その分、ちょっとプレイの仕方が、狭くなっているかもしれません。
いろんな人と対戦したいです。

あと、7月から9月にかけては、念願の「ドミニオン」のプレイレポートを書くことが出来ました。やっぱり、ボードゲームの記事を書くとアクセスがいつもの3倍ぐらいアップしたので、ボードゲームの話も書きたいなぁと思っています。
もうちょっとだけ、「ドミニオン」のネタは残っているので、いつか書けるといいなぁ。

ドミニオン以外で、遊んだゲームは、「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」です。
これは、おもしろそうで、2回ぐらいゲーム会で教えてもらったのですが、消化不良のままだったのです。(けっこう、一見さんお断りみたいな感じのゲームで)で、自分でも、購入して持っていたのですが、なかなか遊べず……。
という状況でしたが、なんか、おもしろそうな雰囲気は、いっぱい感じていたのです。で、ボードゲームをしてる仲間に、

「『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』のおもしろさを、教えて下さい」

みたいな感じで頼んで、ものすごく1から親切に教えてもらって、はまりました。

これは、実は、日本語版がでる前の話で、拡張は2までしか遊んでいません。けっこう、時間がそれなりにかかるゲームですが、ねぇさんと何回も、2人プレイをしました。
記録を見ると31回遊んでいます。
拡張3が出るよという話と、日本語版が出るよという話があって、でも、日本語版の拡張3は、来年にならないと出ない……という話があって、じゃあそれまで待とうということで、今は、下火になっています。
日本語版の拡張3がでたら、きっと、日本語版をコンプリートとして、また、ヘビーローテーションで遊ぶのではないかと思っています。

電力会社も、やっぱり地味におもしろいし。

「ダンジョンロード」、「アーカムホラー」も、プレイしたい(今のところ、積極的に遊んでくれる人はまわりにはいない……)。

もう、日本語版のゲームだけでいいかと思っていたら、「世界の七不思議」も、やっぱり、おもしろいし。

ゲームハウスのボードゲーム三昧な日々は、続くみたいです。

ドナルド・ヴァッカリーノ,Donald X. Vaccarino
ホビージャパン
発売日:2009-04-10
 

 

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ホビージャパン
発売日:2009-07-03
 

 

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発売日:2009-11-20
 

 

ドナルド・ヴァッカリーノ,Donald X. Vaccarino
ホビージャパン
発売日:2010-07-03
 

 

ドナルド・ヴァッカリーノ,Donald X. Vaccarino
ホビージャパン
発売日:2010-12-26
 

 

  1. 今年は、夏に「ドミニオン」のプレイレポートをしたので、1年に1度では、なかんったですが…。 []

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ドミニオン

「ドミニオン」の記事では、久しぶりです。
自分のなかのブームがさったわけではなくて、11月発売の「ドミニオン 繁栄」が楽しみにしながら、週末には1、2回は、ねぇさんと遊んでいます。
ただ、9月になりまして、仕事がちょっと忙しくなった関係で、こっちの方の記事は、全然書けなくなってしまったのです。
本の感想の方は、書きためをしていて、例えばわたしが今日死んでしまっても、来年ぐらいまでは毎日更新するぐらいの記事があるのですが、こっちは、勢いが大切(?)ということで、書いたその日にアップしています。

最初の意図では、ドミニオン譜を載せて、その勝負の見所(あるのか?)みたいなところをちょっと紹介するだけの記事になる予定だったので、もっと気楽に更新できるかと思っていたのですが、なんか、けっこう書き出すとしつこく書きすぎて、時間がかかってしまいました。
「ドミニオン」が好きなので、必要以上に力が入って、熱くなってしまうようです。

さて、今回は、ドミ譜なしのリアルプレイのレポートです。

きのうは、ねぇさんの甥っ子くん(大学生)が、新潟からゼミのフィールドワークのために滋賀に来ていて、ゲームハウスにやってきていました。

その子は、ボードゲーム自体は、ほとんどやったことないのでしたが、TCGなんかには、はまっていた世代ということで「ドミニオン」に興味津々だったので、インストしてプレイしました。

サプライは、「最初のゲーム」をやると、わたしが非道いこと (延々とアクションつないでの引ききりプレーをして、最後は「民兵」で締めるというごく普通のプレイですが、なにか?))をするという非難が出ていたので、ランダムで。

選ばれたカードは、「礼拝堂」、「地下貯蔵庫」、「堀」、「改築」、「玉座の間」、「祝祭」、「研究所」、「議事堂」、「鉱山」、「市場」でした。
で、アタックカードは、あった方がいいよねということで、ちょっと上級者向け(笑)の「礼拝堂」を抜いて「民兵」を入れました。「呪い」と「圧縮」と「庭園」はないのですが、ドミニオンの効果が一通りそろった10枚だったのではないかと思っています。適当に選んだだけでしたが……。

3金帯のアクションカードがありませんね。でも、これは、3金-4金スタートだったときに、ほぼ強制的に「銀貨」を買うことになるので、けっこう有りなんじゃないかと思います。

プレイ中に、なんども、

「あぁ、そうかぁ。なるほど!!」

なんて声が出ていて、楽しくプレイしてもらえました。

結果は、わたしとねぇさんが「属州」5枚ずつ。「屋敷」買いの差で、ねぇさんに勝利。甥っ子くんは、「属州」2枚と「公領」数枚という感じでした。

「これ、メチャクチャおもしろいな…」

ということで、もう1戦。
けっこう、1回でコツを覚えた感じということで、別のサプライで。まあ、カードが全部変わるとしんどいだろうということで、前回使った10枚も、もう1回混ぜて、ランダムに10枚選びました。

「堀」、「地下貯蔵庫」、「礼拝堂」、「工房」、「泥棒」、「民兵」、「庭園」、「鉱山」、「書庫」、「魔女」の10枚。2アクションが1枚もないのと、まだ、「呪い」でグダグダになるのははやいだろうということで、「魔女」を「村」に変えて。

「庭園」と「礼拝堂」のゲーム説明を聞いて、

「コレ、もしかして、全然さっきと別のゲームになるやん」

と言ったのは、凄いです。
わたしは、「工房」から、「村」と「工房」を集めて、「庭園」をかき集めるプレイに。ねぇさんは、「礼拝堂」圧縮に。2人とも、お手本になるプレイを見せようと意気込んでいます(笑)

で、ねぇさんの「礼拝堂」圧縮なのですが、サプライに「泥棒」があるのをすっかり忘れていたのです。甥っ子くんが、「泥棒」を使って、「金貨」、「銀貨」を盗みまくりでした。
ねぇさん、はたと気づいて、「村」と「民兵」に切り替えていましたが、多分、「堀」と「村」をけっこういっぱい貯めるべきだったのかも。圧縮していると、けっこう手札に「堀」きやすいですので……。

「えっ、えっ、わたし、そんな、初心者みたい……」

800回以上、「ドミニオン」をしている人が!!(爆)

甥っ子くんですが、わたしの「村」と「工房」をかき集める姿をみながら、「庭園」と「公領」に。
まだ、「属州」にとどかないのに、「公領」にいくのは、あきらかに3山切れがおこるという読みで、これは、ものすごく正しい。1回目のゲームでは、3人とも勝利点カードは「属州」しか買っていないので、そのプレイの感覚が残っていると、なかなか、3山切れの終了条件というのは、抜けてしまいます。
でも、その感覚が、もう身についている……。わたし、BSWで200回ぐらいして身につけた気がするんですが……。

「村」と「庭園」と「屋敷」が切れて、終了。
最終的には、「庭園」を10枚(1枚4点)と「屋敷」を12枚かき集めたわたしが勝利。ねぇさんと甥っ子くんは、同点でした。
これ、甥っ子くんが、3山切れになるとふんで「公領」を集めたので、わたしが勝ちましたが、そのとき気づいて「庭園」を集められていたら、けっこう危なかったです。
わたしの手札では、4金の「庭園」は手には入っても、5金の「公領」は手に届かないですから。

多分、次の日が休みとかで、時間がもっとあったら、5、6回はしていたはず。でも、残念ながら、明日は、仕事。時間も遅いということで、2回でお開きになりました。

「これおもしろいなぁ。メチャクチャはまりそう」

と、うれしいことをいうので、

「新潟の大学で、これを流行らせてくれ。これ、持って帰られ1

と、うちにあった「ドミニオン」の日本語版無印4つのうちの1つをあげました。2

「あぁ、気の毒な3

と、持って帰ってもらいました。電車の旅なので、あきらかに邪魔だと思いましたが……ホンマに気の毒な。

でも、今頃、ゼミのメンバーと合流して、「ドミニオン」遊んでいると……いいなぁ。

今度遊ぶときは、「陰謀」も、「海辺」も、「錬金術」も、「繁栄」も、全部入れて遊びましょう。

ドナルド・ヴァッカリーノ,Donald X. Vaccarino
ホビージャパン
発売日:2009-04-10
 

 

  1. 富山弁。「持って帰って下さい」 []
  2. なぜ、4つもある……。こういうときの為ではないですか。 []
  3. 富山弁。「ありがとう」 []

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ドミニオン

ドミニオン 陰謀

ドミニオン 海辺

「ドミニオンレシピ」という、素晴らしい本があります。
「ドミニオン」を遊ばれている方には、「何を今さら」と感じられる方もおられると思います。

「なんじゃそりゃ?それおいしいの?」

と思われた方で、「ドミニオン」好きの方は、ぜひ、一読をオススメします。

「遊星からのフリーキック」さんが書かれた、「ドミニオン」の攻略本です。「無印編」と「陰謀編」と「海辺編」が出ております。
同人誌ということで、ゲームマーケットなどで販売されまして、今は、「メロンブックス」でダウンロード販売されています。

わが家は、ゲームマーケットには参加できないのですが、この本の大ファンでして、ゲームマーケットに参加されるボードゲーム友だちの方に、この本だけは、いつも、買ってきてもらっています。

ドミニオン攻略本が、どれぐらい世の中にあるのかはわからないのですが、これはおそらく3本の指に入る良書です。必読といっても、いいぐらいです。
基本的な考え方、知っておかなければならない戦略が、ギッシリ詰まっています。

まあきっと、ずっと、この「ドミニオン」のプレイレポートを読んでくださっている方は、既読のことと思います。
何でかというと、多分、「『ドミニオン』って、おもしろそう。Webでレポート検索して(Twiitterを見て)、来ました!!」という方は、1回見て、

「何が書いてあるのか、意味不明……」

と思われて、帰ってこられないのではないかと思うのです。
なんせ、カードの解説も、ルールの解説も、ほぼ皆無。メインは、延々とドミニオン譜が書かれているだけ。しかも、「ステロイド」とか、「ロック」とか、「圧縮」なんていう専門用語(?)も出てきます。
まぁ、カードとルールを知っていても、半分ぐらいしか、理解できないのではないかと思います。

「ドミニオン」の基本的な作戦にわかりやすい名前をつけて解説した本が、「ドミニオンレシピ」で、それぞれの作戦の名前が、「ステロイド」とか、「ロック」とか、「圧縮」とよばれているのです。
「圧縮」は、自然発生的に、呼ばれていた気がします。「ステロイド」や、「ロック」は、「遊星からのフリーキック」さんが、考えられた名前なのではないかと思います。
まぁ、それを便利だから勝手に使わせてもらっているわけですね。

えーと、ドミニオン譜をとるソフト「ドミニオンネット対戦ツール」も人が作ったものですし、王国カードの組み合わせを忘れないようにTwitterに送るための「ドミニオン ランダムセットジェネレータ」も、人が作られたものを便利に使わせていただいております。

そういえば、このレポートの題名も、最初は、「ドミニオン その1」とかだったのですが、「今日の王国」というのを思いついて、それに変更して、はっと気づいたら、「遊星からのフリーキック」さんのトップページにあるプログラムが、「ドミニオン 今日の王国」でした。
パクったろうと思ったわけでは全然なかったのですが、絶対に見てて、頭に残っていたんですね。「今日の王国」というのが。思いついたときは、

「あぁ、しっくりくる名前だ」

とか思ってましたが、記憶に残っていただけで、自分で考えたものではまったくないという……。

まさに、人のフンドシで相撲を取るとはこのことですね。
ありがとうございます。感謝しております。

というわけで、多分、「ドミニオン」、「ドミニオン陰謀」、「ドミニオン海辺」、「ドミニオン錬金術」のルールを知っていて、カードの効果とかも全部覚えていて、しかも、「ドミニオンレシピ」なんかも読んでいる人対象という、非常にニッチなレポートですが、「その11」はじめさせていただきます。

上記の条件をすべて満たしているけれど……このレポート、さっぱりわからんわ……という方もおられるかも。
まぁ、りんの家が、「ドミニオン」好きということと、「ドミニオン」って、なんかわからんけど(爆)、とってもおもしろいゲームなんだなぁということだけでも伝われば……。

今回とテーマは、同点です。
2人とも、「圧縮」作戦をとっています。
でも、その方法が、違っています。でも、違う道を通ってもというお話です。

[開始:2010/08/10 23:02]

プレイヤー
プレイヤー1:rin (初期手札)[銅貨][屋敷][銅貨][銅貨][銅貨]
プレイヤー2:deko (初期手札)[銅貨][屋敷][銅貨][銅貨][屋敷]

使用サプライ
[礼拝堂][停泊所][木こり][執事][倉庫][改築][玉座の間][公爵][前哨地][ハーレム]
[勝利点]=8枚 [呪い]=10枚 [ポーション]=0枚

ゲーム開始
●rin 1ターン目 山札=5枚 捨山=0枚
(手札)[銅貨][屋敷][銅貨][銅貨][銅貨]
(購入)[礼拝堂]
ドロー:[屋敷][屋敷][銅貨][銅貨][銅貨]

●deko 1ターン目 山札=5枚 捨山=0枚
(手札)[銅貨][屋敷][銅貨][銅貨][屋敷]
(購入)[執事]
ドロー:[銅貨][銅貨][屋敷][銅貨][銅貨]

●rin 2ターン目 山札=0枚 捨山=6枚
(手札)[屋敷][屋敷][銅貨][銅貨][銅貨]
(購入)[礼拝堂]
ドロー:[銅貨][銅貨][銅貨][礼拝堂][屋敷]

●deko 2ターン目 山札=0枚 捨山=6枚
(手札)[銅貨][銅貨][屋敷][銅貨][銅貨]
(購入)[玉座の間]
ドロー:[屋敷][銅貨][銅貨][銅貨][銅貨]

●rin 3ターン目 山札=7枚 捨山=0枚
(手札)[銅貨][銅貨][銅貨][礼拝堂][屋敷]
(プレイ)[礼拝堂] 廃棄:[銅貨][銅貨][銅貨][屋敷]
ドロー:[銅貨][礼拝堂][屋敷][銅貨][銅貨]

●deko 3ターン目 山札=7枚 捨山=0枚
(手札)[屋敷][銅貨][銅貨][銅貨][銅貨]
(購入)[改築]
ドロー:[屋敷][銅貨][屋敷][銅貨][銅貨]

●rin 4ターン目 山札=2枚 捨山=1枚
(手札)[銅貨][礼拝堂][屋敷][銅貨][銅貨]
(プレイ)[礼拝堂] 廃棄:[屋敷]
(購入)[銀貨]
ドロー:[銅貨][屋敷][銅貨][礼拝堂][礼拝堂]

●deko 4ターン目 山札=2枚 捨山=6枚
(手札)[屋敷][銅貨][屋敷][銅貨][銅貨]
(購入)[銀貨]
ドロー:[執事][玉座の間][屋敷][銅貨][屋敷]

●rin 5ターン目 山札=3枚 捨山=0枚
(手札)[銅貨][屋敷][銅貨][礼拝堂][礼拝堂]
(プレイ)[礼拝堂] 廃棄:[銅貨][屋敷][銅貨][礼拝堂]
ドロー:[銅貨][銀貨][銅貨][礼拝堂]

●deko 5ターン目 山札=9枚 捨山=0枚
(手札)[執事][玉座の間][屋敷][銅貨][屋敷]
(プレイ)[玉座の間] 使用:[執事]
(プレイ)[執事] 選択:< <+2ドロー>> ドロー:[銀貨][屋敷]
(玉座)[執事] 選択:< <手札2枚廃棄>> 廃棄:[屋敷][屋敷]
(購入)[銀貨]
ドロー:[銅貨][銅貨][銅貨][改築][銅貨]

●rin 6ターン目 山札=0枚 捨山=0枚
(手札)[銅貨][銀貨][銅貨][礼拝堂]
(購入)[木こり]
ドロー:[礼拝堂][銀貨][木こり][銅貨][銅貨]

●deko 6ターン目 山札=2枚 捨山=6枚
(手札)[銅貨][銅貨][銅貨][改築][銅貨]
(プレイ)[改築] 廃棄:[銅貨] 獲得:[停泊所]
(購入)[銀貨]
ドロー:[銅貨][銅貨][銅貨][銀貨][銅貨]

●rin 7ターン目 山札=0枚 捨山=0枚
(手札)[礼拝堂][銀貨][木こり][銅貨][銅貨]
(プレイ)[木こり]
(購入)[金貨]
ドロー:[銅貨][礼拝堂][銅貨][銀貨][金貨]

●deko 7ターン目 山札=9枚 捨山=0枚
(手札)[銅貨][銅貨][銅貨][銀貨][銅貨]
(購入)[金貨]
ドロー:[銀貨][銅貨][執事][屋敷][銀貨]

●rin 8ターン目 山札=1枚 捨山=0枚
(手札)[銅貨][礼拝堂][銅貨][銀貨][金貨]
(プレイ)[礼拝堂] 廃棄:[銅貨][銅貨]
(購入)[倉庫]
ドロー:[木こり][金貨][銀貨][礼拝堂][倉庫]

●deko 8ターン目 山札=4枚 捨山=6枚
(手札)[銀貨][銅貨][執事][屋敷][銀貨]
(プレイ)[執事] 選択:< <+2コイン>>
(購入)[金貨]
ドロー:[改築][銅貨][停泊所][玉座の間][銀貨]

●rin 9ターン目 山札=0枚 捨山=0枚
(手札)[木こり][金貨][銀貨][礼拝堂][倉庫]
(プレイ)[木こり]
(購入)[金貨]
ドロー:[礼拝堂][木こり][銀貨][倉庫][金貨]

●deko 9ターン目 山札=11枚 捨山=0枚
(手札)[改築][銅貨][停泊所][玉座の間][銀貨]
(プレイ)[玉座の間] 使用:[停泊所]
(プレイ)[停泊所] ドロー:[金貨] 送る:[銅貨]
(玉座)[停泊所] ドロー:[銀貨] 送る:[改築]
(購入)[ハーレム]
ドロー:[銅貨][銅貨][銅貨][屋敷][銀貨]

●rin 10ターン目 山札=1枚 捨山=0枚
(手札)[礼拝堂][木こり][銀貨][倉庫][金貨]
(プレイ)[倉庫] ドロー:[金貨] 捨てる:[礼拝堂][木こり][銀貨]
(購入)[ハーレム]
ドロー:[木こり][金貨][倉庫][ハーレム][銀貨]

●deko 10ターン目 山札=4枚 捨山=4枚
(手札)[銅貨][銅貨][銅貨][屋敷][銀貨]
(持続)[停泊所] 引く:[銅貨]
(持続)[停泊所] 引く:[改築]
(プレイ)[改築] 廃棄:[屋敷] 獲得:[玉座の間]
(購入)[ハーレム]
ドロー:[銅貨][銅貨][金貨][執事][銀貨]

●rin 11ターン目 山札=2枚 捨山=0枚
(手札)[木こり][金貨][倉庫][ハーレム][銀貨]
(プレイ)[木こり]
(購入)[属州]
ドロー:[金貨][礼拝堂][属州][ハーレム][銀貨]

●deko 11ターン目 山札=13枚 捨山=0枚
(手札)[銅貨][銅貨][金貨][執事][銀貨]
(プレイ)[執事] 選択:< <+2コイン>>
(購入)[属州]
ドロー:[金貨][ハーレム][停泊所][銅貨][銀貨]

●rin 12ターン目 山札=3枚 捨山=0枚
(手札)[金貨][礼拝堂][属州][ハーレム][銀貨]
(購入)[ハーレム]
ドロー:[木こり][倉庫][金貨][銀貨][ハーレム]

●deko 12ターン目 山札=8枚 捨山=6枚
(手札)[金貨][ハーレム][停泊所][銅貨][銀貨]
(プレイ)[停泊所] ドロー:[玉座の間] 送る:[玉座の間]
(購入)[属州]
ドロー:[ハーレム][銅貨][銅貨][銅貨][改築]

●rin 13ターン目 山札=4枚 捨山=0枚
(手札)[木こり][倉庫][金貨][銀貨][ハーレム]
(プレイ)[倉庫] ドロー:[礼拝堂][属州][ハーレム] 捨てる:[属州][礼拝堂][ハーレム]
(プレイ)[木こり]
(購入)[属州]
ドロー:[金貨][倉庫][銀貨][金貨][属州]

●deko 13ターン目 山札=2枚 捨山=11枚
(手札)[ハーレム][銅貨][銅貨][銅貨][改築]
(持続)[停泊所] 引く:[玉座の間]
(プレイ)[玉座の間] 使用:[改築]
(プレイ)[改築] 廃棄:[銅貨] 獲得:[停泊所]
(玉座)[改築] 廃棄:[銅貨] 獲得:[停泊所]
(購入)[木こり]
ドロー:[銀貨][玉座の間][金貨][執事][銅貨]

●rin 14ターン目 山札=5枚 捨山=0枚
(手札)[金貨][倉庫][銀貨][金貨][属州]
(プレイ)[倉庫] ドロー:[ハーレム][木こり][属州] 捨てる:[属州][属州][銀貨]
(プレイ)[木こり]
(購入)[属州]
(購入)[停泊所]
ドロー:[礼拝堂][ハーレム][金貨][木こり][銀貨]

●deko 14ターン目 山札=16枚 捨山=0枚
(手札)[銀貨][玉座の間][金貨][執事][銅貨]
(プレイ)[玉座の間] 使用:[執事]
(プレイ)[執事] 選択:< <+2ドロー>> ドロー:[停泊所][ハーレム]
(玉座)[執事] 選択:< <+2コイン>>
(購入)[属州]
ドロー:[銅貨][停泊所][玉座の間][改築][属州]

●rin 15ターン目 山札=7枚 捨山=0枚
(手札)[礼拝堂][ハーレム][金貨][木こり][銀貨]
(プレイ)[木こり]
(購入)[属州]
ドロー:[停泊所][ハーレム][倉庫][属州][属州]

●deko 15ターン目 山札=9枚 捨山=8枚
(手札)[銅貨][停泊所][玉座の間][改築][属州]
(プレイ)[玉座の間] 使用:[停泊所]
(プレイ)[停泊所] ドロー:[木こり] 送る:[属州]
(玉座)[停泊所] ドロー:[銅貨] 送る:[銅貨]
(プレイ)[改築] 廃棄:[木こり] 獲得:[公領]
ドロー:[ハーレム][属州][銅貨][金貨][停泊所]

●rin 16ターン目 山札=2枚 捨山=6枚
(手札)[停泊所][ハーレム][倉庫][属州][属州]
(プレイ)[倉庫] ドロー:[金貨][属州][ハーレム] 捨てる:[属州][属州][属州]
(プレイ)[停泊所] ドロー:[属州] 送る:[ハーレム]
(購入)[公領]
ドロー:[銀貨][木こり][礼拝堂][金貨][ハーレム]

●deko 16ターン目 山札=2枚 捨山=11枚
(手札)[ハーレム][属州][銅貨][金貨][停泊所]
(持続)[停泊所] 引く:[属州]
(持続)[停泊所] 引く:[銅貨]
(プレイ)[停泊所] ドロー:[銀貨] 送る:[属州]
(購入)[属州]

ゲーム終了
●rin 31点   16ターン
●deko 31点   16ターン
★勝者: rinさん dekoさんが31点で勝利!!!

終了時デッキ内容
rin [銀貨]=1枚 [金貨]=2枚 [公領]=1枚 [属州]=4枚 [礼拝堂]=1枚 [停泊所]=1枚 [木こり]=1枚 [倉庫]=1枚 [ハーレム]=2枚
deko [銅貨]=4枚 [銀貨]=3枚 [金貨]=2枚 [公領]=1枚 [属州]=4枚 [停泊所]=3枚 [執事]=1枚 [改築]=1枚 [玉座の間]=2枚 [ハーレム]=2枚

[終了:2010/08/10 23:12]

2人とも、「圧縮」作戦です。

わたしは、「礼拝堂」を使った圧縮です。これは、無印の「ドミニオン」で、猛威をふるった戦い方で、「泥棒」など対抗手段がないと、完成してしまうとどうしようもなくなってしまう強い戦法です。

一方、ねぇさんは、「執事」と「改築」を使っての軽圧縮。圧縮を目指しながら、臨機応援に「6金」に届くときは、「金貨」を。あわよくば、「玉座の間」に「執事」を載せて、圧縮しながら「金貨」を、もしくは、ドローしてから「圧縮」をという欲張りな作戦です。

10ターン目に、りんが、圧縮したデッキで「倉庫」をプレイするというアホなことをしています(笑)
1枚しか引けない(山札と捨て札合わせて1枚しかカードがなかった)のに、3枚捨てているのは、ご愛敬です。まあどうせ、ここは、8金には届かないので「ハーレム」か「金貨」です。
「ハーレム」を1枚買われているので、「ハーレム」に行きましたが、「金貨」だったかもしれません。

多分、デッキが完成して、連続で「属州」にいけるピークは、「礼拝堂」圧縮の方が早いです。でも、カード数が少ないので多分、手札がくさってくるのは早い…ような気がします。1その対策として、「倉庫」が入っています。

でも、ねぇさんの方は、「執事」が応用的に使えるので、ピークは緩やかだけれど、長い間「属州」を買うチャンスがある…ような気がします。2

りんは、11ターン目に、デッキ完成。「属州」を買いはじめて、います。
同じく11ターン目。ねぇさんも、追っかけて「属州」購入。この時点で「銅貨」が2枚見えます。

12ターン目、りん。7金。「銀貨」と「ハーレム」が邪魔をしています。10ターン目に購入したのが「金貨」だったら……。「公領」の方か、「ハーレム」か。今回は、スピードが落ちにくい「ハーレム」を。
12ターン目、ねぇさん。アクションカードと一緒に来ないと意味のない「玉座の間」を次のターンに送りつつ8金。「属州」2枚目購入。逆転。

13ターン目、りん。手札のままでも、8金に届くのですが、山札に入っているはずの「属州」と「礼拝堂」を捨て札に流しておきたいということで、「倉庫」をプレイします。「属州」2枚目購入。
13ターン目、ねぇさん。「玉座の間」に載るのは「改築」だけ。「銅貨」を処分して「停泊所」に。そして、3金で「木こり」。「木こり」で、競り合っているときは、+1購入は大事です。ねぇさんの手の中には、「改築」もあって、それも、最後の競り合いでは、不気味です。

14ターン目、りん。10金、2購入。「属州」3枚目。逆転と……。このあたりは考えどころです。もう、終盤。「屋敷」に行くべきだったかも。今回は、「停泊所」。
14ターン目、ねぇさん。「玉座の間」-「執事」で、「+2ドロー」、「2金」で10金。+購入はないので、「属州」3枚目です。

15ターン目、りん。9金。「属州」4枚目。これ、非常にヤバイです。ねぇさんの手札に「金貨」と「改築」が一緒にあったら、そして、残りが2金以上なら、終了させられてしまいます。まぁ、そろそろ、手がくさってくる頃だろうと期待を込めてます。
15ターン目、ねぇさん。「改築」はありますが、6金のカードがなく、お金も少なめ。少しでも点数とっとけということで、「木こり」を「公領」に改築。

16ターン目、りん。「属州」買えれば、勝利です。願いの「倉庫」で引いてきたのは、「金貨」と「ハーレム」。ここも、もし、この「ハーレム」が「金貨」だったら……ですねぇ。「停泊所」で、「金貨」が引ければ……「属州」でした。7金。「ハーレム」を次回に送って、「公領」。
ドローフェイズ。引いてきたのは、「銀貨」、「木こり」、「礼拝堂」、「金貨」、「ハーレム」。「停泊所」の下には「ハーレム」。次のターン、11金2購入確定です。
まわってきたら、勝てる!!

くされ~、くされ~。3

16ターン目、ねぇさん。「停泊所」からは、ろくなもんが降りてきてませんな。でも、この時点で7金。14ターン目、15ターン目を耐えた分が、まわってきています。
「停泊所」で1枚ドローすると、「銀貨」。
2購入はできないけれど、もう、これ以上の引き延ばしは危険なので「属州」4枚目を購入して終了。

結局、2人とも、「属州」4枚、「ハーレム」4枚、「公領」1枚ずつの同点でした。

この作戦だと、どこにピークがくるか、相手の作戦のピークはどこか?2人ともが、違うことをしていても、こうやって同点になることもあります。早いピークで逃げ切れるのか、遅いピークで逆転が追いつくのか?
「ドミニオン錬金術」では、このピークがものすごく遅く、しかし強烈に来るようにデザインされている……ような気がします(言い切れよ)。

もちろん、数学的な最適解はあるのかもしれませんが、シャッフルというランダムな要素が入ることで、そこに「遊び」の部分ができて、ゲームの幅を広げている気がします。

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発売日:2009-04-10
 

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  1. このあたり、数学的に考えないから、あんまり強くないのだと思います。このあたりの数学的な考え方については「ドミニオンレシピ」についている「ミニマルドミニオン」をお読み下さい。 []
  2. 本当かどうかは、計算された方、教えていただけるとうれしいです。 []
  3. もう、相手のドローフェイズは終わっているので、今、呪っても無駄です。 []