陰陽師 鉄輪
大好きな「鉄輪」。
実は、生成りの姫よりも好きな「鉄輪」。
と思って期待して読んだのですが、あれ、こんなに辛気くさいスピードだったっけ?
おかしいと思って、元本も見てみたけれど、変わってないですね。
今の精神状態と、うまくシンクロしなかったみたいです。
絵も好きなんだけどなぁ。なんでだろう?
いいなぁ、この思わせぶりな展開。
そして、出てきた男は……誰やねん(爆)
これって、でも、主人公が逆転した「餓狼伝」ですよねぇ。
このゆっくりしたスピードで、物語を続けていけるとおもしろいのですが……。今の時代、それを願うのは無理かなぁ。
過去にあったことがあきらかになって、それこから先に進めるかどうかで、第弐門の真価が問われる感じだと思います。過去も何もかも、うやむやで終わり……には、して欲しくないなぁ。
けっこう、最近の問題が多いなぁということで、ビックリしています。もっと、むかしの話だと思っていたので。現在、4巻まで出ているのですが、かなりのスピードで出ているようです。
今まで、興味なかった事がおもしろいです。今まで興味なかったのは、理解してなかったからだということが良くわかります。
理解しているから興味があっておもしろいのか?興味があっておもしろいことだから理解できるのか?
まあこれは、卵が先か、ニワトリが先か…みたいな話なんですが。
といったら、子どもたちが、一斉に、
「タマゴが先にきまってるやん!!」
と言いました。
お前ら、もうちょっと考えろ……。