ウィッチャー2 屈辱の刻
おぉ、一気に大展開の2巻目でした。
ウィッチャーというよりは、大きな話はシリの話なのね。
シリが<国境のネズミ>と出会って、新しい名前を名乗るシーンは、かっこよかったです。
なんというか、ゾクゾクした。そして、その後に、それでも気を許せないところがあったりして面白いわ。
今までは、どっちかというと大人の庇護下にあったシリが、自立していく話になるのかな。
なかなか、良い。
「D&D」のアメコミ。
よく見ると、ヴィレッジブックスでもなく、小学館プロダクションでもなく、KADOKAWAでした。なるほど、流れとしては、アスキーエンターブレイン系なのね(多分)。
まあ、こういうレーベルが出てきたのはうれしいけれど、角川系だと、けっこう売り上げがシビアで切られるのが早いんでないかと心配もしています。
今は、クトゥルー神話系とか、D&D、エルリックとか、TRPGと関わりの強そうなところを攻めている感じですね。
ただ、わたしはイマイチわかっていないのですが、「D&D」というのは、システムの名前であって、世界観ではないんですよねぇ?だから、ルール的には同じでも、多分、「ドラゴンランス」の世界や、「ダークエルフ物語」の世界とは繋がっていない。そして、「ドラゴンランス」の世界ですら、世代によってちょっと世界観が変わってくるという感じになっているんだと思います。
あってる?これで?
ということで、これは無印の「D&D」なのかな。そんなに世界的な設定とかはなくて、おなじみなファンタジー世界で、おなじみの種族が、おなじみのモンスターと戦って、おなじみの冒険をするという感じです。世界の設定そのものを改変してしまったり、パワーバランスを壊すような大きな冒険はしない感じで、冒険者の日常という感じです。
初期のソード・ワールドTRPGのスチャラカ冒険隊みたいな感じ。
まあ、「D&D」も知らないうちに、いろいろな種族が増えているので、わたしにとっておなじみというわけではないんですけどね。
物語としては、そら、スケールが大きい物の方が、ファンタジーという感じがしますけど、こういう小さな冒険も好きです。
やがて英雄とよばれるようになるのかどうか?それは、わからない。
でも、若さとなんとかなるという自信だけは、もっている。
そういうお話。
そして、続き、あるのか?
しかし、KADOKAWAなら、こんなヴィレッジブックスみたいな値段にしなくても出せたのでは……。
これも、車の中でアレクサに読んでもらいました。
翻訳本では、初です。ちょっと、向いていないかもと思いつつも、まあいいか。
ウィッチャーは、Netflixのドラマで第1シーズンを見ました。
まあだから、簡単なストーリーぐらいは知っています。ゲームは、やってないです。
1巻目だけど、いきなり「魔法剣士ゲラルドのこれまで冒険」から始まっています。「以下は、短編集に記された……」って、オイ!!
まあ、前日譚は、Netflixのドラマでやっていたから、なんとなくわかります。
割とおもしろいのですが、「氷と炎の歌」と比べると、ちょっとどうしても主人公がアウトローな個人なので、壮大さはないかなぁと思います。まあでも、その分、ストーリーとしては追いかけやすいかな。基本、短編の連作みたいな感じですし。
今回、この物語を読んで、衝撃的だったのは、吟遊詩人って大学の資格がいるってことでした。この世界では、かなり認められている職業ということなんでしょうかねぇ。まあ、物知りでないとできないとは思うのですが。