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ラヴクラフト全集7

1巻目を読んだのは、大学時代に郵便局でアルバイトしていたときという記憶があるので、少なくとも15年以上はたっているということです。
その間に、クトゥルー神話も、だいぶんメジャーな存在になってきたなぁと、ちょっと感慨深いです。

さて、恐怖ものというか、コズミックホラーから読み出したラヴクラフトですが、実は、わたしが1番、性にあったというかしっくりきたのは、実は、夢の国の物語群でした。

この7巻は、その夢の国の物語や、ホラーの習作という感じの作品が集まっています。
有名どころは訳し終わっていて、小粒な作品です。

ただ、夢の国の物語とホラーとを繋ぐような作品も、けっこう収録されていて、それなりに楽しめました。

ハワード・フィリップス・ラヴクラフト,Howard Phillips Lovecraft,
大瀧 啓裕
東京創元社
発売日:2005-01-22