ミステリと言う勿れ2
この拉致事件の話を先にTVドラマでもみたのですが、面白さは段違いでマンガの方が上ですねぇ。
人間関係にしても、主人公のキャラクターにしても、かなり難しいわ。マンガだって、説明的なことをそんなにしている訳ではないんですけどね。
田村 由美を読むのは、めっちゃ久しぶりです。10年ぶり以上かも。
男の子が主人公で、戦わない感じです。田村 由美といえば、女の子が戦っている感じというのは、イメージとして古いか?なんせ、わたしは、「巴がゆく」、「ビショップの環」、「BASARA」の時代の人ですので。
あと、アニメで「7SEED」見てました。あれも、女の子が戦う感じが強いですよねぇ。
ということで、わたしの田村 由美マンガのイメージからすると、ちょっとおだやかな感じのお話です。
主人公が男の子で、正面からぶつかっていかない感じ。
まあでも、芯の部分で考えると、けっこう強いかも。
嫌いじゃないけど、優先順位は低めで進まないシリーズです。
なぜか、ウサギの着ぐるみを見て白倉 由美のリーディングストーリーの三木 モトユキ・エリクソンを思いだし(あれは、熊だった気もしますが)、エリクソンの名前が、どこからきたのかふと思いついた。
今読んでいることや、知っている知識が、ふとしたきっかけで繋がる瞬間。面白い。
子どもかくより、(戦ってる)女の子かいていた方が、しっくり来る気がする。
そういう意味では、龍三郎は、狂言回しに割と徹している感じです。
前も書いた気がちょっとするけど、子どもって、自分のイメージでは、これぐらい大人びているつもりだったりするんですけどね。
うーん、年々、こういう大人に都合のいい子どもマンガは、読んでいて大丈夫かという気もしてきている。
悪くないんだけどね。
でも、子どもなんだから、大人の事情や気持ちなんて、考えなくてもいいときもあると思うのです。 そんなに、ものわかりが良すぎなくても、愛されるべきだと思うしね。