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ロリータ℃の素敵な冒険

「マダラ」。いろいろな展開が予定されていたみたいなのに、「僕は天使の羽根を踏まない」で、「もうすでに終わってしまったマダラ」がかかれて、どうやら、他の物語はかかれなくなってしまいそうです。

それと同じように、このお話も、「サイコ」の「終わったあとのサイコ」みたいな感じで、いつでも、終わってしまえる状態になったなぁというのが、この本の感想です。

あぁ、この本にはなんかたりないと思っていたら、笹山さんが出てこないんですね。
でも、笹山さんって、本質的に、犬彦と同じような役割の人間なんだなぁ。だから、2人でてくる必要はなかったのかも……。

あれ?サクって、マダラのスペアの1人だったっけ?だとしたら、℃は、正しく麒麟のスペアだったのかも。

そうすると、この物語自体も、「サイコ」ではなくて、「マダラ」の再話だったのかもしれない。

いろいろな「情報」が意味もなく、わたしのまわりを浮遊して……その情報を再構築して、物語を作っていく。
それが、大塚英志の本当に意図したところなのかも…。

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多重人格探偵サイチョコ2

「サイコ」の連載が止まっていても、「サイチョコ」が載っていれば、なんとなく次に「サイコ」が載ったときも、違和感がない。

そういう装置としてはたらいていると思います。
そこまで、大塚さんが、読んでいたのかどうかは、わかりませんが。

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多重人格探偵サイコ11

このマンガのなかでも、℃は、転移人格なのでしょうか?
うーん、実写版、小説版、いろいろまざっていて、もうグチャグチャですねぇ。

読み返せば、理解できるのかどうか……。

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リヴァイアサン12

この物語の主張は、とても正しい。
でも、本当に自分が被害者として、それぞれの人のとなりにいた時、ほんとうに、そうできるのかというのは、難しい問題です。

だって、大塚さん、すぐ投げ出すじゃないですか。それって、やっぱり人間関係も、大きいと思います。

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探偵儀式2

笹山サーガとか言ってます。
「黒鷺死体宅配便」が、この「探偵儀式」の後にくる物語だというのも、けっこう無理があると思います。

そして、サーガとか言って設定を作り出すと、とたんに創作意欲がなくなるというパターンが多い原作者だけに、どうなることやら。

あっ、だから今回は、設定詩を作らずにいい加減にやっているのか?