狂骨の夢1
まだ読んでいない京極堂シリーズのマンガです。
あいかわらず、出だしはスローペースで、1巻目は、全然、京極堂出てきませんが……。
でも、このズブズブと悪夢につかまっていくような感じが、心地よいです(笑)
感じとしては、嘘の過去が実は本当で、自分は、朱美じゃなかったみたいな感じなのかなぁ……。
小説の方も、読みたくなりますね。
まだ読んでいない京極堂シリーズのマンガです。
あいかわらず、出だしはスローペースで、1巻目は、全然、京極堂出てきませんが……。
でも、このズブズブと悪夢につかまっていくような感じが、心地よいです(笑)
感じとしては、嘘の過去が実は本当で、自分は、朱美じゃなかったみたいな感じなのかなぁ……。
小説の方も、読みたくなりますね。
マンが版、完結。
やっぱり、おもしろいですコレ。あっち側に行ってしまいそうになるな。
マンガで読むと、けっこう忘れていることも思い出しました。わかりやすいかも。
しかし、この絵は、イメージとあっているからいいけど、あわないと悲惨なことになりそうです。
名探偵、京極堂が動きます。
この見えてくる感じと、まだまだ霧の中にいる感じが、両方ともあって面白い。
読み直すと、榎さんが何を見ていたのかがよくわかりますね。
京極堂は、この時点で、すべてわかっていたということか。
しかし、あのセリフばっかりの小説を、うまくまとめてあります。
お岩さんの四谷怪談です。
子どもの頃は、お岩さんのことを呼び捨てにしたら呪われるとよく言われてしました。
でも、京極 夏彦ですから、ドロドロドロとオバケが出てくるわけではなくて、なんか、すれ違い恋愛小説みたいになっています。
この「不思議などないのだよ」的なところとか、扱っている人間の感情の面とかで、ちょっと好みはわかれるところだと思うのですが、わたしは、けっこう気に入っています。
京極 夏彦は3冊目なのですが、この人の本って、計算されて書かれているんだけれども、伊坂 幸太郎みたいにものすごく巧い感じはしません。源泉は、もっとドロドロしたものなんだろうなぁと思います。
だから、今まで読んだ2冊は京極堂シリーズで、今回のはまた別のシリーズ(らしい)なんだけれど、しかも、時代背景も全く違うだけれども、読んだときに同じような印象を受けます。
でも、印象は似たような感じなのですが、
「どうなるの??」
と先が気になって、サクサク読めます。