バンパイアハンターD2
2巻目は、「風たちて”D”」おはのお話。
わたしが読んだDシリーズの中では、確か1番傑作だった気が……1
1話が、マンガの1巻に収まるというのは、けっこう読みやすくって良いです。
戦闘シーンは、ゴチャゴチャしてて、なにやっているのかイマイチわからんないけど。
- すいません、記憶にありません…。 [↩]
たまたま、魔界の者たちと手を組んだヤクザが、楽しみのために殺した親子が、なんということでしょう、引退を決めていたバイオニック・ソルジャーの男の妻と子どもだったという……。
これ、すごい偶然ですねぇ。
ということで、菊地 秀行のアダルト物の第1弾だそうです。
でも、このあたりの偶然とかは、いい意味で、この物語のぶっ飛んだところだと思います。それから、最初のアダルト物ということで、けっこう、かっこいい方の菊地 秀行の雰囲気があります。
まあ、わたしは、「妖獣都市」のやり過ぎて、「アホか?」という雰囲気も、嫌いではないですが。リリカル菊地 秀行も好きなのです。
まあ、今頃これを読んでいて、「好き」もなにもないという説もありますね。
うーん、若干Dの顔が丸顔なのと、女の子たちの顔が、イメージと違うのが、気になるかなぁ。
でもこれは、かなり忠実なマンガ化ですし、がんばっていると思います。
当時は、すごく面白いと思っていた菊地 秀行の「吸血鬼ハンターD」ですが、もしかすると嗜好がいろいろかわっているので、今読むとそれほどでもないかもとか思ってもいます。
だから、ちょっと辛い目の評価になるのは、絵の問題だけではなくて、ストーリーそのものの問題もあるのかも。
芦田アニメは、Dが格好良くなくて、全然ダメだったんですが、女の子(特にラミーカ)のイメージは、あのアニメを引きずっていることに気がつきました。
原作でも、ドリスはダイナマイトボディだったっけ?
すごい仕事量だと思います。
文庫は、ほとんど持っているつもりなのだが……これを読むと、本当に持っているかどうか不安になってきますね。
もしこれ、栗本 薫で作ったら……電話帳になるのかも(笑)
菊地 秀行は、どの作品が好きかというと、けっこう難しいのですが、「インベーダーサマー」と「風の名はアムネジア」あたりの単品が好きです。
「風の名はアムネジア」は、実は、今読むとおもしろくないかもしれないと思ったりしています。
ヒーローならば、ダントツに、工藤 明彦が大好きです。なんで、あんなにいい男なんだろうと思います。
あと、今まで忘れてたけど、「魔戦記」のヒーローじゃなくって、社長さんの方が
そういえば、人形娘、主人公になっていましたね。と通のふりをしてみるが、わたしは実は、せつらさんの出てくる話を読んだことがありませんが…(爆)
本当に、菊地ファンなのか??