田村由美,読書ビショップの輪,小学館,小学館文庫,田村 由美

ボクが泥棒になった理由1

龍三郎は、かわいいと思います。
これを読んで、子どもが、がんばっていこうと思うのは、とっても素敵な事ですが、大人がこれを読んで、

「龍三郎みたいな子どもが欲しい…」

みたいな、都合のいい事考えるのは、いやだなぁと思いますが。

田村由美,読書ビショップの輪,小学館,小学館文庫,田村 由美

ビショップの輪

これ、シリーズとして短くて、多分、失敗作かもしれないと思うのですが、けっこう好きなんです。

人間の姿ではあえない恋人。鬼を封じる旅。両方の要素が好きです。あと、田村ヒロインにしては、女の子っぽい、カナも好きです。気はやっぱり強いけど。

このまま、外伝とか、時代劇の方にいってもおもしろかったとおもうのです。

田村由美,読書天使かもしれない,小学館,小学館文庫,田村 由美

天使かもしれない

「のーこ」シリーズだそうですが、正確には、「のーことつるちゃん」シリーズです。
脳天気に見えて、けっこうシビアな女の子のーこが、主人公。田村 由美には珍しく、事件に巻き込まれる感じのお話が多かったです。

この人、けっこうなんでも描けるなぁ。

田村由美,読書小学館,小学館文庫,巴がゆく!,田村 由美,通り魔1991,MADONNAに告ぐ

通り魔1991

タイトルに年代をいれると……古くなるなぁ……。

でも、この頃は、退魔物とかはやっていたんだなぁ、だから、あえてアンチなんだろうなあと、いろいろ見えてくる物があって、それはそれでおもしろいです。

「MADONNAに告ぐ」は、そのまま、「巴がゆく!」に続くようなお話でした。けっこう、こういうの好きです。

田村由美,読書きねづかん,マンガ,小学館,小学館文庫,田村 由美

きねづかん

普段は、虐げられている老人たちが、昔取った杵柄で……。
ってな話ですが、多分、お滝さんは、お嫁さんには、けっこう自然にきつくて意地悪を言っているはず。

この微妙な悪意が伝わってくるところが、また、田村 由美のすごいところですね。

しかし、この本に載っている短編、本当にみんな、少女マンガかという内容の物ばかりです。