ボクが泥棒になった理由1
龍三郎は、かわいいと思います。
これを読んで、子どもが、がんばっていこうと思うのは、とっても素敵な事ですが、大人がこれを読んで、
「龍三郎みたいな子どもが欲しい…」
みたいな、都合のいい事考えるのは、いやだなぁと思いますが。
龍三郎は、かわいいと思います。
これを読んで、子どもが、がんばっていこうと思うのは、とっても素敵な事ですが、大人がこれを読んで、
「龍三郎みたいな子どもが欲しい…」
みたいな、都合のいい事考えるのは、いやだなぁと思いますが。
これ、シリーズとして短くて、多分、失敗作かもしれないと思うのですが、けっこう好きなんです。
人間の姿ではあえない恋人。鬼を封じる旅。両方の要素が好きです。あと、田村ヒロインにしては、女の子っぽい、カナも好きです。気はやっぱり強いけど。
このまま、外伝とか、時代劇の方にいってもおもしろかったとおもうのです。
「のーこ」シリーズだそうですが、正確には、「のーことつるちゃん」シリーズです。
脳天気に見えて、けっこうシビアな女の子のーこが、主人公。田村 由美には珍しく、事件に巻き込まれる感じのお話が多かったです。
この人、けっこうなんでも描けるなぁ。
タイトルに年代をいれると……古くなるなぁ……。
でも、この頃は、退魔物とかはやっていたんだなぁ、だから、あえてアンチなんだろうなあと、いろいろ見えてくる物があって、それはそれでおもしろいです。
「MADONNAに告ぐ」は、そのまま、「巴がゆく!」に続くようなお話でした。けっこう、こういうの好きです。
普段は、虐げられている老人たちが、昔取った杵柄で……。
ってな話ですが、多分、お滝さんは、お嫁さんには、けっこう自然にきつくて意地悪を言っているはず。
この微妙な悪意が伝わってくるところが、また、田村 由美のすごいところですね。
しかし、この本に載っている短編、本当にみんな、少女マンガかという内容の物ばかりです。