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宝石の煌き

宝石の煌き
もうちょっとで…

最近の定番ゲームです。
もはや、ガチガチの洗面器ゲームとなっております。

わたし、洗面器ゲームって、苦手意識がありました。
まあ特に、がまんができなくなったとたんに、ダーーーッとマイナスがなだれ込んでくるようなゲーム。
具体的に名前をいうと、「イエローストーン」とかですね。
あのバーストしたときのショックが強すぎるんですよ。
小学生なら、その瞬間に、涙が出ちゃうレベルです(笑)わたしの感性は、小学生なみなので。

まあ、後で見回せば、みんなずっと洗面器に顔をつっこんでいるわけにもいかず、みんなみんな割と平均的にひどい目にあっているし、はじめから、そういうゲームであるということを理解しておけば、多分、大丈夫なんだと思うのですが。

それでも、あの初めて決壊したときの衝撃というのは………。

でも、「宝石の煌き」の場合は、同じ洗面器なんだけれども、顔出したときに、いやなことがおこらない(ように見える)ところのがいいなぁと思います。

これは、実は、「祈れ、働け」が、他の「アグリコラ」や「ル・アーブル」とくらべて、食糧供給がないのできつく感じないのと同じ理由だと思います。
実は、食糧供給という大きな目標が消えた分、すごい手数の損をしていても気づきにくいだけだという。
でも、後でマイナスを喰らうよりも、なんとなく動きが制限されているなぁと感じる方がストレスが少ないのです。

実は、昔は「アグリコラ」もそこが苦手でした。
でも、「アグリコラ」は、「I was game」さんが載せていた「なぜ俺のようなアメゲー厨がアグリコラを愛するのか」というハイテンショな記事があって、それを読むと、俄然やりたくなったのです。

さて、「宝石の煌き」にもどりますが、りん、でこねぇの2人が、やりこんでいるのに、和邇乃児さんにまったく勝っていないのがこのゲームです。

さて、ここで、「宝石の煌き」が洗面器ゲームたるゆえんですが、1つは、

安易に考えずに購入してはいけない。

ということです。

拡大再生産だー。点数のついていないカードでも、購入していたら、数の力で高い点数のカードが取れるぞ~と思っていたら大間違い。体制が整った頃には、ゲーム、終了していますから。
↑ でも、初心者同士の最初の数回は、それで充分やっていけますし、楽しいのです。

でも、これだけで、このゲームを判断するともったいない。

多分、これ、最初のカードの並びに見たときに、どんな流れでいくのかを見極める「ドミニオン」に近いようなゲームだと思います。

もちろん、ランダム要素があるので、思い通りにはいかないのですが。それでも、人が取ったカード、宝石、場のカード、貴族なんかはすべてオープンになっています。そして、点数の大きなレベル3のカードや、貴族のカードは、取りにくいので実はそれほど動きがない。

そして、レベル3のカードは、点数が4点や5点あるわけです。
ゲームの終了条件が、15点。だいたいレベル3のカードを3枚取ることができたら、ゲーム終了です。1
実は、レベル3のカードを2枚ぐらいとって終わってしまうパターンが多い感じです。

レベル2のカード2、3枚で、5点ぐらい積み上げて置いて、レベル3の5点のカードをとったら、10点。そこに、もう1枚レベル3のカードとレベル2のカードが1枚ずつからんでくるような感じです。

そうです。けっこう、貴族よりも、レベル3のカード重視です。

レベル3のカードを獲得するには、(特に5点のカードの獲得には)、同じ色が極端に必要になります。
例えば、緑7ことか。緑だけ5個であと3種類3個ずつとか。
この極端に必要な色の宝石がかぶっているレベル3のカードが2枚以上あるのなら、その色の宝石カードを優先的に取っていくべきです。

もちろん、相手も同じことを考えますので、その宝石カードを取るために必要な宝石は、枯れてしまいます。
少しでも、アドバンテージを取りたければ、同じ色の宝石を2枚とれるタイミングは、超重要です。
つまり、逆にいうと、相手に同じ色の宝石を2枚取らせないことは重要なのです。

これが、このゲームの洗面器ゲームたる第2の点です。

「その宝石、今、返すの?」

そう。できる限り宝石は、ため込んでから放出するのです。
色が枯渇していれば、相手は選択肢をせばめるしかなくなります。

でも、ただ必要な宝石を取り合っているだけの時点は、まだ甘いのです。
このゲーム、カードをがめて宝石の代わりに金をもらうという行動があります。
普段なら、3個もらえる宝石がオールマイティとはいえ1個しかもらえない。単純に考えたら、2個損な気がします。
でも、今、キーになるカードが場に1枚しかなかったら。
これを、押さえてしまったら?

カードを獲得することにはいつもリスクがつきまといます。
カードを獲得して、自分の宝石を放出した瞬間、さらに良いカードが出てしまったら?

でも、カードをがめるだけの場合は、自分の手持ちの宝石は使用しません。
めくったカードの方がよかったら、次の自分の番に獲得できる可能性も大です。

さらに、手札にがめたカードは、場のカードを動かさずに獲得することができます。
このあたり、「場が動かない」というのは、嫌われる原因になるかもしれないのですが、このゲームは、洗面器ゲーム。
じっと動かない場を耐えるのが楽しい。

もちろん、手札にがめられるのは3枚ですから、がめるカードを間違えると死んでしまいます。

さて、もちろんこの押さえるカードは、高レベルのカードの方が効果は高いです。
自分の作戦をそれで、確定していくことができます。
でも、あまりにも早くレベル3のカードをさえるのは、考えものです。
相手に作戦の方向転換の余地を与えてしまいます。

レベル3のカードは、作戦を進めてきたプレーヤーの思惑を一気に潰すタイミングで、カードを握るのです。(と、タイミングを計って、取られて泣くのです)

こうして、お互いに縛り合っていくと、場に、欲しいカードも、欲しいタイルもなーいという状況がうまれてきます。

多分、その

「えー、なにしたらいいの?」

という状況にどう耐えていくのかということこそが、このゲームの醍醐味です。
そして、その1手で、勝負が決まる。

ということで、今回の初手番、わたしから。

「このレベル1カードをがめて、金をもらいます」

いや、初手番に、レベル1のカードをがめるのは、なかったかも。
宝石全然、縛ってないし。

また、和邇乃児さんに負けました。

  1. レベル3のカードが4点ばかりだとしても、それまでに、レベル2のカードで3点ぐらいそろいます []

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炭鉱讃歌

炭鉱讃歌
エレベーター、素敵

2回目の炭鉱讃歌。
今回は、最初に全部の色みたいなわかりやすいのがなかったです。

2この石炭を消費して、1この好きな石炭に変換できるというアクションを、前回は、まったくだれもできなかったのですが、今回は、使って見ました。

まあでも、せっかく苦労して取ってきた黒色の石炭を仕事の都合で黄色の石炭に変換していたのでは、無駄無駄です。

前回、アルハンブラとにていると思って、もしかして、アルハンブラと同じように点数の高いタイルほど数が多くなっている(集めるのが大変になっている)のかもと思って、プレイ前に数を数えさせてもらいましたが、まったく、そんなことはなかったです。

これはでも、地味に面白い。なんか、もう1回遊びたくなる不思議な魅力があります。

でも、厳密に勝利を目指すためには、他のプレーヤーのとったブラインドの仕事を覚えていなければならないので、ものすごい覚えゲーになるのかも。

そうすると、わたしたちには厳しいかな。
まあ、ゆる~く。

ヴォルフガング・クラマー,Wolfgang Kramer,
ミヒャエル・キースリング,Michael Kiesling
Pegasus Spiele Gmbh
発売日 : 2014-04

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カシュガル

カシュガル
5月は、なかなかよく遊んだなぁ。
ということで、5月を締めくくる31日。5月最後の湖畔のゲーム会でした。
メンバーは、いつもの3人でした。

ということで。
1ゲーム会1カシュガル。
購入した当時は、1日1カシュガル1でしたが、だいぶ、落ち着いてきました。
最近は、1日1宝石の煌きです。

この日は、わたしは小契約も積極的に取っていってせめたのですが、いつもの「契約列」をつくったでこねぇさんに抜けられてしまいました。
うーん、門番と勇者のいる列が重い。

3人とも、なかなかの接戦でした。
2位。

  1. というか、1日数カシュガルということも。 []

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宝石の煌き

最後は、「宝石の煌き」。
「カシュガル」とともに、最近のゲームハウスの定番ゲームです。

前回の湖畔のゲーム会で、和邇乃児さんにコツを教えてもらった後も、ゲームハウスで、りんとでこねぇは研鑽を重ね続けております。

だいたい、ゲーム会が終わって、和邇乃児さんが帰った後に、でこねぇさんとりんで、反省会がてらに1回しております。
そして、最近は、1日1「宝石」か、1日1「カシュガル」しております。

プレイ時間が、丁度よいのです。30分ぐらいあれば出来て、すごく考えてゲームをしたなぁという気分になります。

これが、「エネメントドメイン」や、「ロココの仕立屋」、「レース・フォー・ザ・ギャラクシー」だと、若干長い。1

昔の「カタンの開拓者たち カードゲーム」や「ジャンボ」も、けっこうお気に入りで何回も遊んでいたことがあるのですが、あれも、けっこう時間がかかるので、忙しくなるとしだいに出来なくなっていって……という感じです。

でも、最近は、このあたりの丁度よい時間で出来るゲームが増えてきている気がします。
「ブルームーン」とかも、1日1回遊べそうな感じです。
「タシュカラール」は、ちょっと長い感じかな。多分、慣れれば層でもなさそうに思うのですが。

まぁでも、このあたりの2人用の直接攻撃系のゲームは、あまりでこねぇさんは好まないので、遊べていない感じですが。

ということで、今回のラストは「宝石の煌き」。

さて、前回、和邇乃児さんに教えていただいたコツは、ボーナスタイルを見て、ボーナスタイルで色がかぶっているものをだけを出来る限り効率的に集めて、ボーナスタイルを2つ取れば6点。
あとは、できる限り、カードを取るときも点数のあるカードをとっていくということで、つまり、手数の無駄を減らせということでした。

「なるほど」

拡大再生産だからと思って、レベル1のカードばっかり取っていたら無駄になる。それを取ることで、ボーナスタイルを取れるという得点に繋がるような選択をしていかないといけないよという話でした。

うわぁ、今まで、なんとなく取れるやつを取ってたわ。(アホな子?)
まあ、出来れば、そりゃあタイルの色と思っていますが、あんまり考えずに点数のないカードも取っていました。
目から、ウロコ。

で、前回、和邇乃児さんが帰ってから、でこねぇさんと2人だ研究したのですが、

「うーん。ボーナスタイルが、まったくかぶってないときは、どうするんだ??」

とか、みんなが、ボーナスタイルを狙ったところ、場に、ボーナスタイルの色の宝石が1つもなくなって、硬直状態になってしまったり。

そして、ボーナスタイルを2人とも取れないままで、15点で終了することも。

「これ、ボーナスタイルの1枚3点って、それほど大きくないかも」

レベル3のカードは、4点、5点で、それだけでこの「ボーナスタイル」よりも大きいわけです。

特に、同じ色を重ねて取るカードは、点数が大きい。そして、1手番に同じ色の宝石を取ることは出来ないので、宝石だけでは取りにくいのです。でも、カードを積み上げていくと取れるようになってきます。

この同じ色を重ねる系の宝石がたくさん場に出たときは、何となく、いつもと同じことをやっていたらいけないような気がする……。

気がする。気がする。気がするだけだけど、和邇乃児さんが、前回言ってたほど単純でもなさそうな気がする。

和邇乃児さん自身も、ネットで戦略を見たりされていて、ボーナスタイルだけではなくて、カードの点数の重要性もそれなりに重いらしいと考えておられたようです。

ということで、再戦。

今回は、ボーナスタイルまでいかずに終了しました。

えーとですねぇ、なんにも考えずに取りやすいレベル1のカードをバンバンとっていると、場のカードが回転して、ボーナスタイルも取りやすくなのですが、全員が、ボーナスタイルを意識し出すと、キーになるカードが出た瞬間に、1枚手札に握ってがめようとします。がめたカードをプレイするときは、場のカードはめくられません。

そうすると、場のカードの展開が遅くなるのです。みんながみんな、効率よくと思えば思うほど。

さらに、宝石の数が絶妙で。けっこう、必要な宝石が枯れている……。
もしかして、金取るの重要??

これは、もしかして、自分の宝石をできるだけ放出しないように頑張る洗面器ゲームでは。

普通、洗面器ゲームは、我慢できなくなったとたんに失点を喰らってしまうので、すごい悲しい気持ちになってしまうのですが、このゲームでは、なんらかなカードを獲得できてしまうので、そんな風には感じません。
でも、自分の宝石を放出することで、誰かが同じ色の宝石を2枚取りできちゃうような状況がしょうじるなら……。

もしかして、今まで、騙されていた??

ものすごい、息つまるゲームに(笑)

そして、勝利したのは和邇乃児さん。

……勝てない。
むむむ。

ということで、りんとでこねぇは、打倒、和邇乃児さんを誓って、ゲーム会終了後も、反省会に余念がないのであった。

  1. 若干なので、やるときは平日夜でもやっていましたが(笑) []

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キーフラワー

キーフラワー
緑、いっぱい(喜)

今回は、前回の反省(?)を活かして、春から出た緑の人を全力で取りに行きました。

まあ、スタートプレーヤーだったということもありますし、ちょうど、最初に配られた「冬」タイルのなかに、緑のキープルが得点になるというカードがあったということもあります。

前回は、確か、「夏」か「秋」あたりに1枚しか、この緑のキープルが貰えるタイルというのはなかったんですねぇ。

でも、今回は、なんと「春」、「夏」、「秋」と3季節すべてに、「緑」のキープルをつくるタイルが出てきていました。

わたしは、最終ターンで、緑のキープルでできるだけと得点をとることを目指していましたので、ひたすら自分のところで緑のキープルを生産しておりました。
たしか、「黄色→緑」のキープルの変換ができて、「タイル」を裏返すと、「黄色1個→緑2個」になるという。
でも、この裏返すためには「金」が必要で、「夏」までかかりました。
そして、裏返した瞬間、人に1回使われるという……。

まぁ、それも考えに入れて、どの色のミープルも、2個残しておいて、次のターンには自分もアクションしました。

あとは、わりとひたすら、緑をワーカーとして置いて、「黄色→緑」のアクションをするという単純なお仕事と、点数になりそうなタイルをがんばって裏返すということをしておりました。

緑は、基本自分のところで使う。
「夏」、「秋」にも、この「基本色→緑」のタイルがでて、それは、それぞれ別々の人が取ったのですが、それも使えれば、緑以外の色をワーカーにして緑に変換。

これで、かなーり緑のキープルを集められたのですが、結果は……。
2位でした。
けっこう、うまいこといってて、勝てたんじゃないかと思ったのですが……。

和邇乃児さんが、冬の得点タイルを集めて、1位でした。
でこねぇさんは、タイルの価値はたかかったけど、冬の得点が伸びず。
わたしは、冬のタイルは緑のキープルの数だけで、もう1こぐらい冬の得点がほしいところでした。

全員、けっこう団子で、

「あーしておけば、こーしておけば」

という声が上がっておりました。

前回は、たしか「基本色→緑」のタイルは1枚しかでなかったのですが、今回は、「移動」のタイルが少なかったです。
そういうタイルに出方によって、いろいろ展開がかわりそうで、まだまだ、何回か楽しんでみたいゲームです。

「ところで、キーフラワーって、船の名前ですよねぇ。ゲーム中に、まったく船な感じが無いような気がするのですが……」

「いやいや、ちゃんと、季節ごとに船が来るでしょ」

なるほど、確かに。
この船は、移民を乗せてきているみたいなイメージなのかな。

セバスチャン・ブリーズデール,Sebastian Bleasdale,
リチャード・ブリーズ,Richard Breese
R&D Games
発売日 : 2012-11