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アングーラ

しばらく、ネフスピールで遊んでいて、頭に浮かんだのは、こんな疑問。

「はたして、『ネフスピール』と『アングーラ』の両方があったら、子どもはどっちで遊ぶだろう?」

実際に、子どもに遊ばせる前のわたしの予想では、「ネフスピール」だと思っていました。
でも、実際、子どもたちの様子をみていると、「アングーラ」をさわりたがる子が多いんですね。

ただ、今までの経験は、いつも「ネフスピール」で遊んでから「アングーラ」を出していたので、まあ、目新しい方に気持ちがいっているだけということもあるかもしれません。

でも、わたしがネフの積み木のなかで、1番「ピン!」ときたのは、「アングーラ」なのです。
この辺の感覚は、もしかすると子どもも同じかも。1

ということで、「アングーラ」を見せたとたん、

「ウキャキャキャキャ」

と、謎の歓声があがりました。
一目で、ツボにはまったようです。

まあ、今回も、「ネフスピール」を先に見せているので、こっちが、目新しかったということもあると思います。

でも、これは、この子の平面でねかして模様を作るという活動にすごくあっていたようです。
それをどうも、一目で見抜いたようです。

「割れたタマゴ」とか、「ヘビさん」とか、「カサ」とか、いろいろ話をしながら、模様を作っておりました。

うーむ。楽だ。
でも、ちょっとさびしかったりもする。

  1. そして、次にねらっているのは「セラ」だったりします。青と水色のやつ []

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ネフスピール

まあ、受付前の廊下にテーブルを持ってきて場所を作ったのですが、廊下だけに照明もちょっと薄暗いですし、充分快適とはいえないかもしれません。

ということで、ここで、子どもに究極(?)の選択。

「えーと、ここで、おっちゃんと一緒に遊ぶのと、お母さんと一緒に会議に行くのどっちがいい?」

まあ、初対面だったら、これは、お母さんだったと思います。
心配だしね。

さて、子どもの答えは?

躊躇なく、

「ここで、遊ぶ!」

でした。
(^^)//""""""パチパチ
去年の楽しい思い出の勝利です(自画自賛)

ということで、最初に出してきたのは、「ネフスピール」です。

この積み木は、去年は、持って行ってなかったようです。
それもそのはずで、そもそも買ったのが去年の7月。この託児をしたのは、6月です。
そうか、まだ、ネフスピールを買ってから、1年もたっていないのか。
よく遊んでいるので、もう、かなり前から持ってるような気がします。

見せてみると、まずは、オーソドックスに積み始めました。

子どもたちは、形から、4本の足を思い浮かべるようです。
4つの頂点を積み上げようと必ずします。
今まで、リボンの形をした面を下にして、起き始めた子どもはいません。

でも、頂点をあわせて積み上げていくのは、実はけっこう難しいのです。
3段、4段ぐらいまでは、雑でも積み上げられるのですが、それ以上積もうとすると、支えている面がとんがっていて小さいので、ずれたり、落ちたりするんですね。

しかも、今回、テーブルの上で遊んでいたわけですが、テーブルも、イスも、もちろん大人用です。
だから、イスにすわると、肩から上だけが、テーブルから出ている感じで、ちょっとテーブルが高すぎるんですね。

それでも、イスの上に立って、がんばってつくります。

でも、ガラガラガラ。4段ぐらいで、やっぱり崩れ落ちてしまいます。

何回か、繰り返した後、新しい遊びをはじめました。
この動きは、はじめて見た。

えーと、ネフスピールを積むのではなくって、平面にならべて、いろいろ模様を作るのです。

なるほど。これなら、崩れない。
そして、渦巻きとか、いろいろおもしろい模様ができます。

うーむ。
子どもの発想って、すごいですねぇ。
わたしでは、考えつかないかも。

いろいろやって、ちょっとアクセントがほしいかなということで、今度は、ネフスピールを全部わたしが借りて、パタパタ落ちを披露します。

パタパタ落ちですが、実は、何回か遊んでみてわかったことは、けっこう丁寧に積まないと、しっかり1つずつ落ちてくれないということです。
途中で、たくさんの積み木がいっぺんにグラッとなるのは、丁寧につめていない証拠です。

積み木をずらしながら積み上げていきます。
16個すべて積み上がった高さは、なかなか圧巻です。
頂上は、子どもの頭より、かなり上です。
それから、こんな、不安定な積み上げ方で、しっかりと立つというところも、スゴイところです。

「テーブルをトンしてごらん」

と、子どもに、テーブルをトンと叩いてもらうと……

上から、順番に1つずつ、きれいに左右に積み木がわかれて落ちていきます。

カタカタカタカタカタカタカタカタカタ……

テーブルに落ちた積み木は、リズミカルな音をたてます。

しまった。ここは、廊下だった(笑)
しかも、むこうの部屋では、会議中!!

やってから、気付くという。

「大丈夫ですか?」

何かかが、階段から転げ落ちたのだと思った役員が、あわててドアから顔を出してくれていました。

「ごめんなさ~い(笑)」

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去年、「託児日記」という人が会議をしている間に子どもと遊んでいた記録があるのですが、今年もまた、この会議の時期となりました。

「うーん。じゃあ、託児はうちでもらおう」

なんか、自分が役員だったような気もするのですが……。
会議よりも、子どもの方が好きです。

まあ、託児の仕事に当たっても、子どもがいないことも多いですので、よいでしょう。

午後6時半から午後9時までの会議なのですが、7時ぐらいまでは、子ども連れは、誰も来なくて会議に出席。
いちよう、受付の人に、

「子どもが来たら、ぼくに知らせてくださいね」

と言っておく。
しかし、去年、託児に使った部屋を別団体に押さえられています。
おいおい。子ども来たら、どこで遊ぶんだ。

ちょっと、責任の重い役員の人に聞いてみると、

「あっ、今日は、部屋取ってへんわ」

おいおい。
託児は、ないということか?
まあ、もうそろそろ7時越える頃だから、そうなのかなぁ。
でも、パンフレットには、託児OKって書いてあるで~。
ちょっと、これは、来たらマズいぞ~。

もちろん、だれも来なかったら、ここのネタになりません。
来たんです。
約1名。

「ヘビのやつする~~」

なんと、去年と同じ子でした。
そして、去年、ここで、「にじいろのへび」を遊んだのをしっかりと覚えていてくれたという。

なんか、うれしいですねぇ。
そして、お母さんは、

「また、今年もしてはるんですか?」

ビックリされていました(笑)
まあ、ここ3年ぐらい、この会議では、ずっと託児ばっかりしてますからねぇ。1

場所をとっていないということで、廊下の受付の隣にテーブルを運んできて、廊下で2人で遊ぶことにします。

さ~て、今年は、何が出てくるかな?

「ごめん。へびのやつは、今年はもってこなかった……」

まさか、去年と同じ子が来るとは思っていませんでしたので。

  1. ただし、1年目は、子どもがいませんでした []

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クーゲルバーン

えーと、前回のように、人が大挙して押し寄せてきて……てなことを考えていたのですが、まあ、なかなか、そんなこちらの思惑通りにはいかないようで、参加者の数は、ボチボチです。
スタッフいれて、20名ぐらいかな。

小さい子達も、おもちゃのコーナーで遊んでくれています。
このコーナーは、スタッフがいなくても、ちゃんと機能して、なかなかによい感じです。

わたしも、受付なんぞをしながら、そちらの方を眺めております。

幼稚園ぐらいの男の子と女の子が、交代で、ひたすら「クーゲルバーン」に玉をころがして、ニコニコとしております。

「クーゲルバーン」は、ここでも何回か紹介しているので、ご存じの方も多いと思います。
日本語では、「シロフォン付き玉の塔」という名前で呼ばれています。
木の坂道が作ってあって、そこを玉をころがすと、その道にそって玉が転がっていって、最後にシロフォンの上をきれいな音を立てて転がり落ちていくおもちゃです。

「ぱふ」や、「ころぽっくるの家」のような、木のおもちゃ屋さんに行くと、いろいろなバリエーションのこのおもちゃが売ってあります。
玉のかわりに車をころがすタイプや、木の道のかわりに、おもりが入るとひっくり返るしかけになったカゴがならんでいるものなんかがあります。

わたしが持っているのは、多分、一番基本になっている玉と、木の道と、シロフォンがついているタイプのモノです。

はじめて、「ぱふ宇治店」に行ったときから気になっていまして、岩城 敏之さんの本 1を読むにつけて欲しくなって、思わず手を出してしまったおもちゃの第1弾が、多分、この「クーゲルバーン」です。
たしか、「ミニネフスピール」と一緒に買ったんだと思います。

これは、よい買い物でした。
大人が遊ぶと、2、3回すると、「ああっ、それだけ」ってな感じなんですが、実はすごいです。

買ってみて、第1にすごいと思ったのは、大きな玉の存在です。
1個だけ、木の坂には終端に穴があいていて、それからさらに下の穴に玉が落ちていく仕組みになっています。
でも、この玉は、大きすぎて、どう考えても穴を通りません。
お店で遊んばせてもらってたのには、この玉ありませんでした。

不良品か?

まあ、このおもちゃを小学2年生ぐらいの子達が遊びに来るところにおいておいたわけですが、この玉の使い方は、この子達がすぐに教えてくれました。

これは、穴にフタをするためにあるのです。そして、この大きな玉の後に、いっぱい小さな玉をならべて、大きな玉取ると、すべての玉が、一気に流れていきます。
これ、子どものことを、しっかりわかった人が作っているんだなぁと、感心しきりでした。

後で、相沢さんの本2を読んだら、同じ様なことが書かれていて、どうやら、本当にそれが正解のようです。

いやぁ。幼児のおもちゃに分類されていますが、2年生ぐらいでも、とってもよく遊びます。
「シュピールグート」(よいおもちゃ)のマークは、伊達ではありません。

今回遊んでいた2人も、兄弟でもなければ、友だちでもなくって、今日はじめてあった2人です。
それが、大人がいなくても、ならんでニコニコして遊べるんだから、「いいおもちゃ」の持っている力というのは、本当にすごいです。

「いやぁ、前回が、嘘みたいですねぇ」

とスタッフの1人。前回は、嵐のようでしたが。

「2回目は、ちょっと減る傾向があるみたいだし、今回は、ずーっとこんな感じと違うかい。
 いや、おもちゃコーナーも、機能しているし、いい感じ」

しかし、それは、嵐の前の静けさであったという……。

  1. 「よく遊ぶ赤ちゃんのおもちゃガイド」岩城 敏之著・法政出版などのシリーズです []
  2. 「おもちゃの王様」相沢 康夫・PHP []

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「アングーラ」を持っていきました。
実は、「ゆうもあゲーム会・大阪」は、けっこう参加している子どもたちの年齢が高くて、おもちゃがなくても、ゲームだけで充分遊べます。
まあ、今回は、せっかく買ったので自慢ということで(笑)
いや、

「持ってきて欲しい」

というリクエストがあったような気がします。

これは、でも、なんにも考えずに組み立てていくだけで、けっこう、きれいな形になるので、小学生にもウケておりました。
そして、もちろん、考えて積めば、想像もつかなかったような作品ができるということで、一部大人にも、ウケておりました。

子どもは、作っては、惜しげもなく壊すを繰り返していました。
壊れるとき、けっこう背が高いので、大きく派手な音がでるところも、ポイントたかいかもしれません。

これは、いつもの遊び場でも、なかなか使えるアイテムです。けっこう、気に入ってくれている子も多いです。

「ゆうもあゲーム会・大阪」のすごいところは、常連の子どもたちがすっかりスタッフみたいな動きをしてくれるようになったことですね。
遊んだゲームは、各テーブルごとにメモして残しておくようにしているのですが、スタッフに代わって、そこにゲームの名前とか、プレーヤーの名前を書いてくれている子どもが出てきていました。
1年間の積み上げというヤツですね。