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今日は、同職の人たちのちょっとした寄り合いです。
仕事が終わった午後6時から、公民館に集まります。

午後6時から午後9時ぐらいまでの寄り合いということで、お家に小さい子どもがいる方は、子どもを連れて参加もOKです。

でも、子どもが3時間にも及ぶ会議に参加できるわけもなく、託児所が設けられることになります。

「ということで、うちの職場も、『受付』か『駐車場』か『託児』の係を受け持たなければならないのですが……」

「じゃあ、託児。わたしが行きます」

なんか、去年も同じ様な会話があったような気がします。
わたしは、会議が嫌いです(笑)。会議に出て居眠りしているぐらいなら、子どもと遊んでいる方が、ん百倍楽しい。

ちなみに、去年、託児室に預けられた子どもの数は、0人でした。
ただ、会議をサボっていただけともいえますな(笑)

まぁ、絶対出席が必要という寄り合いではありませんので、託児所に子ども預けてまでという人も少ないのかもしれません。
でも、まぁ、出席したいのに出席できない人を応援するというのは、必要なことです。

今回わたしは、できることならゲームを子どもたちと遊びたいなぁという思いもあります。
こういう機会を逃さない(笑)

来るとしたら、小さい子だろうなぁということで、持っていったゲームは、「にじいろのへび」、「こぶたのレース」、「おなじはど~れ」、「メルリン」、そして最近お気に入りの「ピット」です。

これなら、けっこう色々な年齢の子が集まってきても、対処できるはず。
去年、0人だったにも関わらず、けっこう夢見がちなわたしです。

さて、会場の公民館に。託児室となるお部屋は、20畳ぐらいの畳のお部屋。そこに、託児係のわたしと、もう一人のおばさん。
うーん。場所的には、たいへん恵まれています。去年は、だれも来なかったので、ここで睡眠を取っていたような記憶もありますな。

寄り合い自体は、6時スタートですが、仕事が終了してからということで、まぁ、ちょっと遅れてくる人たちも多いです。
でも、6時半ぐらいになって、だれもいなかったら、今年も0人かなぁ。

てなことを考えていると、1人来ましたよ。お客様。
3歳の男の子です。

おもちゃは、カバンから出して、並べてあります。
さっそく見つけて、興味津々です。

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にじいろのへび

ごねず、泣かず、お母さんもバイバイして、さて、遊ぼ。

3歳かぁ。
できるゲームは、限られてくるよなぁ。

で、まずは「にじいろのへび」からです。
カードをめくって、同じ色をつなげていくだけ。これならでるはず。

おっちゃんと、おばちゃんと、3歳の子で遊びます。

では、3歳の子からスタートです。

ペラ。

そういえば、1枚目というのは、どう考えてもつながるはずがないんだから、この場合、おっちゃん、おばちゃんが、先にめくった方がいいような気が。

まぁ、いいや。
ペラ。

おばちゃんも、ペラ。

という感じでめくっていきます。

だれがめくったカードでも、並べるのは、3歳の子の仕事です(笑)
つながるところが見つけられると、

「かしこーい」

「すごーい」

と歓声がわきます。

いいなー。わたしも、この頃にもどりたいよ。

なんでか、シッポばっかりが、3つぐらい出ております。
頭はどうた。頭、頭。

で、めくって出てくるのが、「にじいろ」のシッポです(笑)

ここで、問題発生。

「にじいろのしっぽは、何色の体にでもつなげることができるんだよ」

と説明しますが、3歳の子、納得いかない様子。

しかたがないので、説明やめてつなげておくと、

「ちがうでしょ」

ととっぱらわけてしまいました。

うーむ。言葉がわかっているようにみえて、実は、本能だけ(?)で動いていたのか?
まあ、納得いかないものはしかたないですねぇ。

で、「にじいろ」の頭登場。

「できたー」

短い、短い、にじいろのへびです(笑)

で、その後、頭が連続して出ました。

長い長いへびも、できあがりました。

頭をひっつけた瞬間、その子が、ふっと後にのけぞりました。

???
??

「もしかして、長いへび、ちょっとこわかったの?」

「かまないかなー?」

大当たり。あまりの長さと、へびの顔が、ちょっとこわかったようです。

「大丈夫だよー。このへびさんはねぇ、やさしいへびだから、全然、かまないんだよ。なでなで、ってしてあげて」

今まで、何ともなかったのに、この変わり身のはやさは、ビックリしました。
近づきません。

「じゃあねぇ、こっちの小さいへびさん、なでなでしようか」

さっき完成した2枚のにじいろのへびです。

「赤ちゃんへびさん、なでなで」

なでなで。

「こっちのへびさんは、やさしいお母さんへびなんだよ。なでなで」

なでなで。

「かんだ?」

「大丈夫やった」

ゲームは続いて、3匹の長いへびと、2匹の赤ちゃんへびができました。

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こぶたのレース

さて、次に遊べそうなゲームは、やっぱり「こぶたのレース」です。

「かわいいコブタくんたちのレースが始まりますよー。
走る道はとっても細い一本道です。
普通のコブタくんたちなら、前がつかえたりしてレースになりません。でも、このコブタくんたちは、実はサーカスのコブタくんたちなのでした。
だから、前にコブタくんがいるときでも、その背中の上に乗ったり、飛び越えたりしてすすむことができます。
そして、背中に乗っかられたコブタくんも、なんと、そのまま走るのです」

このゲーム、はじめる前にいつも、こんな感じで前口上を述べるわけです。
それから、サイコロ振ってというくわしいルール説明にはいるわけですが、なんか、わたしこのお話しするのが、大好きです。

実際にコマを使って、コブタの背中の上にコブタをつんでいきながら話をします。
そうすると、けっこう小さい子でも、おもしろがって聞いてくれます。

ただ、3人となると、ちょっと人数的に少ないよなぁ……。
コマを1人2つずつ使うというのは、けっこうよくあるパターンかな?

ということで、コマを1人2つずつ持って、ゲームをすることにしました。
サイコロをころがして、好きな方を動かすで、問題ないかな?

さて、ゲームスタートです。
3歳の子ですが、なんとか数は読むことができます。
ただ、コマ動かすときに、どうしても自分の今止まっているマスから、「1」と数えてしまいます。
これは、小学校入学したてで、すごろくとかやっていない子も、そういう傾向があります。わたしの知っている子は、1年生で、数は数えられましたが、数と進めるマスが1対1対応になっていない子がいました。だから、マスをちゃんと数えられるこの子は、けっこう経験豊かなのだと思います。

そういう部分は修正しながら、いっしょに遊びました。

自分のおかれている状況、勝っているか、負けているかということには、まだ無頓着なようで、大人2人と遊んでいるのですが、どっちかというと、自分がサイコロをふって、その出た数だけコマを動かしているという感覚の方が強いようです。

つまり、あんまり長時間(というほどでもないのですが、子どもにとってということです)すると、アキがきちゃうんですよねぇ。

なんとか、コマがコマの上に乗ったりすると、楽しくてもつのですが、それがおこらないと……。

しまった。1コマだけで遊んだ方がよかったかな?2コマだと、その分、時間がかかってしまいます。
しかも、わたし、2コマでやったときの弱点がわかってしまいました。
自分のコマが、自分のコマの上に乗った場合、下のコマばかり動かしていけば、自動的に上のコマも動くので、他の人に比べて2倍のスピードで移動できてしまう(笑)

そして、こうやって、ぶっちぎっている人には、もう追いつかない。

いやー。やってみるまで、気づかんかった。

けっきょく、最後の方は、3歳の子の気が散るのをだましだまし、遊んだのでした。

意外な効果としては、一緒に遊んでいたおばさんが、けっこうこのゲームを気に入ってくださいました。

「どこで売っているの?」

と言うことで、京都のいわき ぱふのことをお教えすると、

「あぁ、聞いたことだけはある。帰り道にあるはずだから、1回、行ってみよう」

とのことでした。京都の方だったようです。
自分のお子さんは、家でお留守番をさせながら、どうやら、この託児の仕事についてくださっているようです。

宣伝。宣伝(笑)

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おなじはど~れ

さて、あと3歳の子にできそうなゲームは……「おなじはど~れ」かな。
でも、多分、大人と競争ってのは無理だろうなぁ。

それから、多分、途中で飽きちゃうだろうなぁ。

まあ、とりあえずやってみましょうということで。

「2枚のカードから、まったく同じのか1つだけあるから同じのをさがします」

と言って、カードをめくります。

「わかるかな?」

「うーん、車と車がいっしょ」

「えーと、この車とこっちの車、色がちがうでしょう。色もまったく同じのをさがすんだよー」

「うーん。アヒルとアヒル」

「かしこい。正解」

最初は、ちょっとわからなかったみたいですが、1つ見つけるとルールは理解しました。ただし、やっぱり見つけるには、かなりの時間かかりますねぇ。

「では、次の問題です。ジャジャーン」

「おばちゃんわかった。ヒントは、頭にかぶるものやで」

「ブブー。よく見てください、この帽子は、色が逆です」

大人でも、はじめはこういう間違いします。

「おっちゃんからのヒントは、水の中にいます」

「わかったー。さかなやー」

という感じで、5枚ぐらいまで、集中して遊んでいました。
5枚目、おわって3歳の子の一言。

「ふー。もう、つかれたわ」

きみ、この3人ののなかで、1番年寄りみたいやでーー。

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そろそろ、遊ぶゲームもなくなってきました。
ゲームばっかりというのも、3歳の子にとっては、なかなかつかれるものです。

そんな彼のところに、コブタのサーカス団がやってきました(笑)

「こぶたのレース」のコマは、積み木としても遊べます。「がんばれコブタくん」という名前で、なんとコブタのコマだけ(7色×3で21ぴき)入っているセットもあるぐらいです。

ドイツ語のマニュアルの方には、写真入りでコブタくんたちの華麗な技が披露されています。

で、それらの技に挑戦!!

でも、けっこう、難しいのが多いです。特にチップがからむヤツは、難しいですねぇ。

2つから3つぐらいのコマをつかってやる技なら、なんとか子どもでもできます。

うーん。何回もつぶれた後、3歳の彼は、天才的なテクニックを使って難易度の高い技をつくってみせました。
そのテクニックは、『必殺・二次元』。なんと、コマを倒したまま、ならべだしました。これは、大人では、絶対出てこない発想です。天才。

積み木にも飽きたら、今度は、お話をつくってみます。
「ビット」のセットの中から、ベルを出して。

「お兄ちゃん、ブタがベルをならすよ。」

チン。

すでに、ゲームでもなんでもないですね。

そろそろ、さびしがってるかなと、お母さんが、会場から様子を見に来ました。
で、一度、お母さんと会場に。

30分後ぐらいに、今度はお母さんと一緒に、またもどってきました。

「子どもが、『へびのやつ』を気に入ったんだそうで、見せてほしいのですが」

はいはーい。気に入ってくれてうれしいです。

「『にじいろのへび』というゲームです。保育園とかでも、このゲームを使って遊んでおられるところあるそうですよ」

前回、ゲームでちょっと飽きちゃう部分があったので、今回は、カードを全部表向けにして、自由に長いへびを作ってもらおうかな。

「さぁ、長ーいへび、ならべていって」

でも、これは、3歳の子にとっては、ちょっと難しいようでした。
この方法だと、全体を見回して、つながる色どうしを見つけていかなければなりません。
うーむ。1枚ずつめくるというルールは、小さい子むけに考えられていたルールなんだなぁ。

で、最初はめだつ「にじいろの頭」と「にじいろのしっぽ」をひっつけたかわいい短いへびさんができました。

「小さいへびさん、かまないよ。なでなで」

お母さんに、一生懸命説明しています。

長いへびさんは、ちょっと大人の協力を得て、3びきぐらいつくりました。

そして、その後、お母さんに説明するのですが、そこで、信じられない説明が!

「このしっぽと、この頭は、どこにひっつけてもいいのよ」

もっているのは、まさしく「にじいろのしっぽ」と「にじいろの頭」。
キミ、わかっていたのかーー。

説明しただけで、他の胴体とひっつけることはなかったのですが。
お母さんに、ちゃんと説明しようとすると、理解できるようになるんでしょうか?

親って、やっぱり子どもにとって、偉大です。

会議も終わって、そろそろ、帰りの時間です。

「『にじいろのへび』は、トイザらスとかで売っていますか?」

と帰り際にお母さんからの質問。

「えーと、京都の『キッズいわき ぱふ』か、大津の三井寺に『ころぽっくるの家』というおもちゃ屋さんがあるんです。
そこに行って頂ければ買えると思います」

と話をすると、

「京都のお店は、聞いたことはあります。そこのお店の方の講演も聴いたことがあります」

とのことでした。滋賀県でも、名前はけっこう有名です。講演は、おそらく岩城さんが、幼稚園でしゃべられたことがあるのでしょう。

さて、ユーザー1人ゲットかな。

そんなことを思いながら、バイバイをしてわかれました。