海は海賊

尾田栄一郎,読書

ONE PIECE 96

省略しまくりで、過去編のが語られていきます。
まあ、惜しい気もしないではないですが、これをしっかり語れば、それはそれで100巻ぐらいのマンガになっちまうわなぁ。

ただ尾田 栄一郎は、この語り方にはあんまり向いていない感じはあります。この人やっぱり、濃密に語ってこその人だなぁと。あらすじみたいになっちゃうんだなぁ。
そういう意味では、永井 護の回想の物語(ときどき未来も回想したりしますが)っていうのは、よくできているなぁ。シーンだけで盛り上がる。と思ったけど、いや、あれはあれで、あらすじの方を年表とかにして読者にぶん投げてるところはあるか。

そして、最悪の世代の3人が揃う。めっちゃ、もりあがるのだが、ここに、ワノ国の過去があんまりかかわってこない弱さは、ちょっと感じる。