天上天下6 モノクロ版
過去編が、続いています。
割と過去編の方がおもしろいといわれちゃうマンガが多い中で、これ、過去も未来も、いいバランスでかっこいいキャラがかけているのではないかと思います。
まあ、まさかこの先、超過去編というか、そういうのが始まるとは思ってはいなかったけれど。
ところで、延々と過去編が続く展開は、「アリオン」から始まっていると思っているのですが違うのかな。
完結編。
まあ、今の道徳観に照らし合わせれば、まずいところもいっぱいあると思います。中だるみも、してるといえば否めない。
でも、このマンガは、好きなんです。
村上もとかといわれて、1番にこのマンガが思いつくというのは、多分、間違っているとは思うのですが、「赤いペガサス」よりも、「六三四の剣」よりも、このマンガが好きかもしれない。
まあ、「JIN-仁-」は、別のおもしろさがあると思いますが。
これが普通に読める時代になったというのは、いい事だと思います。
ラストのレースから、エピローグは、今も読み返しましたが、こみあげてくるものがあります。
30年後の今。
村上 もとか、いまだドロ・ファイター。自分も、そうありたいではないですか。
何が変わって、何が変わらなかったのだろうか。
それぐらい、静かにというか、緩やかに日常は流れていって、その時は、もう命がけぐらいで大切に思っていたものも、大切だということにすら気づかなかったものも、穏やかに変化していく。
「物語」は、大きな変化をかく事が多いのだけれども、そういう小さな変化に気づかしてくれるこういう物語も、とてもいいなぁと思います。
うららは、多分この後、同人誌をかくことはもうないんじゃないかと思うし、もしかしたら、市野井さんに会う事もないのかもしれない。
もちろん、こっから、マンガ家への道もないことはないかもしれないけれど、どっちにしろ、これからも、この物語の中の人たちは、生きていくのかだなぁと感じられて、とても、素敵だなぁと思います。