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風雲児たち16

固定化した権力は、どんどん腐ってく。
そんななかで、江戸の時代劇はあったのだなぁと。だから、ワルもいっぱいいるのね。

そして、そんな時代劇が展開される中にも、みなもと 太郎の緻密さは発揮されている。

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男の星座2

「虚偽の中の真実を見せてやろう」

と、もう一塗り嘘を上塗りする梶原 一騎。好きです。事実の中に真実があるわけではなく、物語の中にこそ真実があるのかも。

強面の兄弟にも、こんな時代があったのかと思ってしまいます。

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マルドゥック・スクランブル2

これが連載デビュー作。
まあ、原作があるといいながら、凄いよね。

聲の形とのギャップも凄い。今やっている「不滅のあなたへ」も、また、まったく新しいことをやろうとしているみたいです。

テーマ的には、なんとなく一貫している感じもありますが。

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HEN2 Cinema

新しい物語に挑戦するというのも大事なんだけれど、こうやって、自分の武器をいろいろと確かめて、それを組合わせていくが、「プロ」っていう感じがします。
そのなかで、少しずつ新しいことを入れることで、読者も安心して読めるみたいなところはあるのかも。

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源氏物語 上 マンガ日本の古典3

「源氏物語」けっこういろいろなやつがあって、読んでます。
どれも、それなりにおもしろいのは、やっぱり原作の強さだと思います。

でも、これは苦しかった。というか、後2巻もあるとか、マジかとおもうレベルでわたしには合わない。
絵のせいか?
話は普通の展開だとは思うのだけれども。