殷周伝説2 太公望伝奇 殿中の謀略
不思議のない話としてみれば、地味だけど、これはこれで面白いです。多分、おもしろい気がする……。
ときどきフラフラと不思議っぽいところがあるから、それを期待してしまいますが、あれは、不思議っぽいだけで、実は、大したことではないと読まないといけないようです。
幻術は、まぼろし、まぼろし。
不思議のない話としてみれば、地味だけど、これはこれで面白いです。多分、おもしろい気がする……。
ときどきフラフラと不思議っぽいところがあるから、それを期待してしまいますが、あれは、不思議っぽいだけで、実は、大したことではないと読まないといけないようです。
幻術は、まぼろし、まぼろし。
仲間たちのレベルアップもあって、強い奴が、どんどん顔見せする。まあ、中には、大したことない奴も出てくるんだけどね。
でも、このワクワクがいいです。
みんな、愛を賭けて戦ってるな~。
本当は、それって、一番、賭けたらダメなんでないの?人として(笑)
この話って、「キマイラ」と同じで、なんで人が鬼に変わっていくのかという話なのかもしれない。
これ、目線は子どもにないですよね。
でも、ものすごく子どもが、生き生きしている。だから、多分、子どもが読んでも面白いと思うけど、目線は、大人の目で、安定している。
講談社コミックスKissなので、もともとは、レディース系の雑誌に連載されていたのかな?
ちょっと、西原 理恵子の「ゆんぼくん」系のお話を思い出したのは、時代背景かなぁ。
このころすでに、いろんなものをなくしはじめたぼくたちは、今も、どんどんなくし続けている。
オバケのP子日記というのがあって、なんていうか、世界全体に、オバケワールドが広がっていっているのがいいなぁと思います。
ドラえもんにも、その広がりというのは、ちょっとはあったけど、オバQは、この異界からきたオバケたちの町内への広がり方が半端じゃない。
特に、ドロンパなんて、こどもがまったくいない神成さんのところの居候。これって、なにげに凄いことだと思います。
そのへんてこな感覚が、面白いです。