大聖堂 中
トム・ピルダーが……。
この展開は、けっこう怒濤の展開でした。
そして、物語と夢は次世代に引き継がれていきます。
ジャックが、アリエナに語った物語のように、物語の力があふれている、すごい物語です。
トム・ピルダーが……。
この展開は、けっこう怒濤の展開でした。
そして、物語と夢は次世代に引き継がれていきます。
ジャックが、アリエナに語った物語のように、物語の力があふれている、すごい物語です。
全4巻の予定なのだそうです。
今回は、性にまつわる唄と、人を攻撃するときの唄。
はやし唄です。
うーん、今までの1、2巻では、うんうんと納得しやすい部分が多かったのですが、3巻目は、いろいろ考えさせられました。セクハラとかな。
汚い言葉を狩っていくうちに、それがもっとどうしようもない言葉や、どうしようもない状況になっていっているというのは、なんとなく感じていて、本当にこのまま突き進んでいいのか??
でも、はやし唄というのは、同じ文化をもった者どおしの間ならば、それで勝ち負けでもいいのだけれど、文化圏が違うと、一方的に、攻撃だけをしたりされたりする状況も出てくると思うのです。
そして、昔は、生まれ住んだところから外に出て暮らすことは少なかったけれど、今は、そういう状況ではなくなっている。
そういういろいろな文化がまざりあったなかで、極端ではなくて、いい加減を、わたしたちはさがしていかなければならないのかもしれません。
いい加減な結論ですが。
マヤ文明の謎をとく……とかではなくて、主に、釣り日記なところが、夢枕 獏らしいといえば、夢枕 獏らしいよな。
フィクションで、元気いっぱい暴れてください。ノンフィクションは、書けなくならない程度に。
といいつつ、インプットがないと、おもしろい話も作れないんだろうなぁ。
マンガ賞とったと並んでいたんですよ。
そのカバーの色遣いと絵が、メチャクチャ印象的で、購入した1冊です。
そして、カルタ界。そんな世界があるなんて。
でも、確かに、テレビのニュースで流れていたりするもんな。
主人公の小学生の女の子が、メチャクチャ男前なんですよ~。もうそら、ありえないぐらいに。だから、この子に嫌われたくないというか、軽蔑されたくないという、男の子2人の気持ちも、痛いぐらいに伝わってきます。
世の中には、まだまだ、知らないおもしろいマンガがあるんですねぇ。
「サマーウォーズ」見てきました。
もともと、たまたまネットで予告編を見たんですよ。その時は、「サマーウォーズ」に関する情報は、いっさいなしの状態で。
「細田 守監督作品」とテロップが出てくるのを「押井 守監督作品」だと思ったりして見てました。
「……押井 守、今度は、えらい爽やかな作品をつくるんやなぁ……」
とか思ってみていたのですが、その予告編だけで、けっこう、泣けてきたのです。山下 達郎の歌に、なんともいえない夏の田舎の風景。たくさんの親戚に、しっかりもののおばあちゃん。
ノスタルジーは良くわからないと以前書いたことがあるのですが、自分の中に、それがあることを、今回、確実に感じてしまいました。現代劇というか、ちょっと未来のお話なんだけれども、とっても、懐かしいにおいがしました。
それは、ショートバージョンの予告編だったので、OZとかネットの世界のことは全然なかったのです。で、具体的に、どんな物語かは、一切、わからなかったのですが、強烈に、この映画を見てみたいという思いが強くなりました。
で、すぐに、
「なーなー、映画見に行こう。アニメ」
という話になったわけですが、たいがい見る映画の好みはわたしの好みなので、一切情報なしに、
「いいよ~、いつ、どこでやってるのー」
と答えるねぇさんは、えらい人だと思います。そして、たいがい、映画を見る前には、
「なーなー、途中でねてたらゴメンな」
と、テンション低(笑)
調べてみると、滋賀県では、近江八幡でしかやっていない……。
ということで、大阪、梅田まで出て見てきました。
「うーん、聞いたことない映画やなぁ」(姉さん談)
まぁ、わたしは、その後、偶然、テレビでやっていた特集とか(キャイ~ンが紹介していた)とかを見たり、ネットでの評判を見たりして、おもしろそうだと期待していたのですが。
でもまあ、地方ではやっていない映画ですし、観客も少ないかなぁと思いながら映画館に行ったのですが、2時間前で、ほぼ満席。こんなにお客さんが入った映画は、久しぶりに見ました。
映画は、期待通りというか、期待以上の出来でした。
映画が終わって、映画館を出るときのわたしの感想は、
「これ、もう1回見たいな」
おもしろいと思う映画はいっぱいあるのですが、けっこう1本映画見ると疲れたちゃうので、見終わってすぐに、こんな感想を持つ映画って、すごく珍しいです。
以下、ネタバレありです。映画を見に行ってからお読みくださいませ。