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目羅博士の不思議な犯罪 江戸川乱歩全集8

目羅博士の不思議な犯罪

ありえねぇ~。ということで、どっちかというと、ミステリーというよりホラーなのかな。
いや、ホラ話というのが、正確なのかも。

でも、ちょっと単純すぎるきらいはあるけど、乱歩の世界なんだなぁと思います。
けっこう、好きです。

地獄風景

ゴールテープの話あたりから、なんか、狂気のコメディみたいになってます。
そして、最後のオチが……。

でも、わたしの持っていた乱歩のイメージって、こんな感じです。かなりエスカレートした感じです。

恐怖王

喜多川夫人、怪しすぎです。

まあ、それ以外は、通俗小説として、けっこうおもしろいと思います。
うーん、乱歩自身の評価は、悪いみたいですけど。

偶然に頼りすぎているような気がしますが……。
うむ、ホームズでも、あったのか……。

火縄銃

これは、使い古された感じのトリックなので、けっこう先が見えていましたねぇ。
でも、これはこれで、悪くないと思います。

殺人迷路

なんじゃこりゃ。
えーと、連作小説の乱歩のパートだけを取ったものです。

わかるか!!

悪霊

ちょっと、期待されすぎな感じでかわいそうですねぇ。
しかも、わざわざ、お詫びの言葉まで書いている……。

できは、乱歩が自分でいうほど、悪くないと思うのですが……。

多分、乱歩は、自分の書きたい小説と、自分が書ける小説の間に、ものすごくギャップわ感じていたんだと思います。

でも、乱歩が書ける小説の世界が、わたしはけっこう好きです。

妖虫

これは、犯人から動機まで、読めてしまった。

いや、あんな派手なことしなければ、絶対に捕まらないのに……。でも、悪いヤツは、悪いヤツなりの美学でもって、やらなくてもいいことまでやってしまうのが、乱歩の世界。

パン。

と見栄が決まるよさがあります。

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ジャンボ

今日は、「ジャンボ」を遊びました。
ひさかたぶりで、長考もして、1時間半ぐらいかかりました。ちょっと、時間がかかるのが難ですが、楽しいゲームです。

今までは、カードが足らない展開になりがちだったのですが、今回は、カードを引く系のアイテムを2人とも使ったためか、手札が山のようにあるゲーム展開でした。
いろんなことがおこって、おもしろいです。

お互いに、相手の手札が爆発するのがこわくて、粘って粘って、ゲームを終了させないという流れになりました。わたしの場合は、小さい市場が1つしかこなくて、相手に2つあったので、よけいに終了しづらいという……。
山札も、全部使われて、リシャッフルされました。

「えいやぁ」

と終了させたのは、ねぇさん。
で、次のわたしの最終手番。

「遠方よりの賢者」と「ダンサー」と「ポルトガル商人」のカードを使って、在庫を一掃。
逆転することができました。

なんと、最終的には、2人あわせて、お金がたらなくなるという事態になりました。
そういうことも、あるんですねぇ。

,リューディガー・ドーン,Rudiger Dorn
Rio Grande Games
発売日 : 2011-03-01

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東京。
この前に来たのは、ウン年前。妹に連れられての大雨のコミケでした。
次の日、本屋巡りをして帰りました。

その前は、それこそ、ひと昔以上前の大学時代。
これは、1週間ほど宿泊しましたが、クラブの試合で行っていたので、あんまりウロウロせずに、試合会場と宿泊施設を往復していただけでした。

で、3回目の東京です。
この日のはじめの目的地は、ボードゲーマーの聖地(笑)「メビウス ゲームズ」です。

わたしたちの持っているボードゲームの半分以上が、このメビウスでつくられたメビウス訳が入っているはず。
また、いろいろなボードゲームの情報を調べる時に、メビウスのWebサイトを利用したこともあります。
もちろん、通販も、何回か。

でも、今まで、そんなにお世話になっているメビウスですが、行ったことなかったのです!!1

ということで、一路、水道橋へ。

水道橋に降り立ったのは、10時半。
きっと、10時開店だから、ちょうどいい時間。2

えーと、話によると、駅から見えるらしい……。
見えない……。

マクドナルドのある方。
うーん、ありそうにないぞ~。と歩いていくと、ビルに、「ポードゲーム」の文字が!

「メビウス ゲームズ」は、マクドナルドのとなりのビルの5階にありました。

「あっ、開店時間、11時からだ……」

「まあ、場所だけ確認して、マクドでお昼食べてもいいし」

ということで、エレベーターに乗って、5階に。

エレベーターが5階に止まって扉が開くと……

……いきなり、「メビウス ゲームズ」のお店でした……。

店の奥に、おじさんが1人。

「開いてる?開いてる?」

「入って、いいのかなぁ?」

てなことをしゃべっていると、

「どうぞ、どうぞ」

と声をかけて頂きました。

「まだ、開店時間じゃないんですが……」

「いいですよ」

ということで、開店30分前から、お店に入れてもらっちゃいました。

メビウスのお店の印象ですが、思っていたより小さい。
小さい、狭いというのとは、ちょっと違うかな?わたしは、もっと、ゲームが所狭しとならんでいるようなお店を想像していました。

今まで行ったことのあるボードゲームのおいてあるお店は、イエサブにしても、プロコアにしても、ゲームが本みたいな感じで、側面を表にして展示してありました。
ちょっと推しているゲームがあると、それだけ表紙向けておいてあるというところが多いです。

でも、メビウスのおきかたは、ほとんどの商品が、ちゃんと、表紙向けておかれていました。
だから、もしかすると、その分、おけるゲームの種類は少なくなってしまうかもしれません。
でも、1こ1このゲームをしっかり見せて売っているんだなぁということが、感じられました。

おじさんは、大変いそがしくパソコンをずっとたたいておられました。でも、わたしたちが、ゲームを眺めながら、

「これって、どんなゲームだ?」

と話していると、的確なフォローが飛んできます。
この方が、店長の能勢さんでした。
この日お昼から「ボードゲームシンポジウム」で講演、そして、翌日は大切な「ゲームマーケット」ということで、大変、お忙しそうにされていました。

「今日の講演、聞きに行くんです。楽しみにしています」

と言うと、

「あっ、それもあったなぁ。もう、明日の用意で……」

とのことでした。

で、お店で思ったことですが、やっぱり、ボードゲームって、お店に来て、実際に品物を見て買うのが楽しいですよ。

「あー、『カフェインターナショナル』は、カードゲームは売ってあるのみたことあるけど、ボードゲームは、売ってあるのはじめて見た。欲しい……」

「『天九牌』は、けっこうおもしろかったよ。欲しい……」

「『マメじゃないのよ』と『フェットナップ』は、定番だから、家にないと困る。欲しい……」

「えっ、ちょっと待って、こんにたくさん荷物を抱えて、今日、明日とうろつくの?」

「ほら、1万5千円以上買えば、送料無料で家まで送ってくれるよ」

てな会話がありまして、ゲームマーケットに行くまでに、恐ろしいことに……。

そして、お忙しいのに、能勢さんは、その日にゲームを送って下さったそうです。

お店を出たのが、ちょうど11時ごろ。お店の開店時間でした。
ご迷惑をおかけしました。

「うちのゲームも、あんな風におきたいんだけどなぁ……」

「いや、うちのは、売り物じゃないから……どこに、そんなスペースが……」

  1. もっとも、そんなこと言い出せば、ゲームストア・バネストにも、プレイスペース広島にも、行ったことはないのですが…… []
  2. 10時開店ではありませんでした。念のため []

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ああ息子

まあ、なんだかんだいっても、やっぱりかわいいのだと思います。
それが、1番大事なこと。

理解できなくても、大切なものはあるということで。

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GENJI2 源氏物語

「きら源氏」の2巻目です。
どうやら、4巻で完結したようですので、少しずつ読んでいきます。

物語は、いらないところをバッサリと切り捨てて、気持ちいいほどです。
しかし、葵が、あのまま死んでしまうとは、元の話をしっている者としては、ビックリでした。
これは、「源氏」の物語であって、次の世代には、絶対に続いていかないという明確な宣言でもあるなぁと思います。
でも、このあたりは、ストーリーは大胆ですが、人物解釈は、今までどうりという感じです。
やっぱり、わたしは、葵は好きですねぇ。1番好きなのは、雲居雁ですが、きっとこの「きら源氏」には、出てこないだろうなぁ……。だいたい、夕霧が……。

で、朧月夜の解釈は、ストーリーこそ、元の話をおっていますが、人物解釈は、なかなか大胆です。
わたしのイメージでは、朧月夜は、ゴージャスな女なんですけどねぇ(笑)
うーん、ちょっと、ゴージャスさがたりないと思ったりして……。