9月ころぽっくるの家テーブルゲーム会 その4 リトルゲーム、リトルゲーム

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そっとおやすみ

大人数ですから、2テーブルに以降は2テーブルにわかれて遊びました。

まずは、「そっとおやすみ」。

午前中のインストの不甲斐なさをチャラにするために、そして、はじめて遊ぶ従姉の子どもたちに、気に入ってもらうために、いつも以上に、慎重で気合いの入ったインストです。

いきなり、口の前に1本人差し指を立てて、

「シー」

からはいります。

「これから遊ぶゲームは、おっちゃんのお気に入りのゲームです。『そっとおやす』といいます。だからねぇ、みんなをおこさないように、そっと、そっと、しずかーに、するんだよ」

雰囲気重視です(笑)

おかげさまで、楽しく遊べておりました。
従姉の子の妹の方に、ちょっと、おねむちゃんカードが集まってたかな。
でも、ふんわりと、残酷にならないところが、このゲームのよいところです。

ちょっと、気に入ってもらえたようです。

リトルゲーム・ジュニア・ポーカー

次は、「リトルゲーム・ジュニア・ポーカー」。
多分、4人以上でも捨て札をシャッフルしてまた山札にするとかすれば遊べると思うのですが、今回は、大人は抜けて4人の子どもで遊びました。

はじめての子ばっかりだったので、最初は、「役」のない同じカードを集めるゲームから。
でもこれ、今回やってみて、自然な形で「役」のあるルールにレベルアップできることに気がつきました。

同じカードが、たくさんあった方が勝ちです。
2枚あると、「ワンペア」か、「ツーペア」になるわけです。

「こういう場合は、どっちが強い?」

と子どもに聞と、

「こっちの方がそろっているのが多い」

と「ツーペア」の方をさします。
「ツーペア」と「スリーカード」は、「ツーペア」の方が4枚そろっているので強いのかなと誤解しそうになるのですが、「同じカードがたくさんある方がいい」ので、「スリーカード」の勝ちです。

「スリーカード」と「フルハウス」は、どちらも、3枚カードがそろっています。そろったカードが同じだったら、他のカードがそろっている方が強いので、「フルハウス」の勝ちです。

「フォーカード」、「ファイブカード」は、もう、カードの強さで勝ち負けが決まってきます。

数字を使ったストレート系や、スートをあわせるフラッシュ系の役がないために、とても簡単に、「役」を覚えさすこともできますね。
強さを覚えたら、あとは役の名前だけですが、フルハウス以外は、ワン、ツー、スリー、フォー、ファイブと、子どもにも覚えやすい言葉です。

うまくできています。
「ベット」のルールの方は導入していないのですが、こちらも、2、3回遊んだ後なら、導入できそうです。

でも、後からみていると、けっこう、チェンジしているカードは、「何考えてるのかな?」というのも多いです。

まあ、手札に「ツーペア」があったとき1枚だけ捨てて「フルハウス」を目指すのと、3枚すてて、「ワンペア」、「ツーペア」になるリスクをとってでも、「フルハウス」、「フォーカード」、「ファイブカード」を目指すのと、どっちが、確率的に得なのか、わからないので、けっこう子どもが正しいのかもしれませんが。
↑ 大人は、ちょっと手を抜こうとして、3枚捨てたりします。そして、手札が「フォーカード」とか、「ファイブカード」になって、ビビるという。

ただ、手札を1回交換したらワンゲーム終わりですので、1回1回の勝負までの時間がすごく短いです。それを子どもが、おもしろいと感じるか、このゲームが子どもにうけるかどうかの境目になると思います。

これも、「ベット」のルールを導入すれば、熱い駆け引きになってくるんですけどね。

リトルゲーム・ニャーニャー

今回は、リトルゲームづくしですね。
最後のゲームは、リトルゲームの「リトルゲーム・ニャーニャー」です。
このゲームも、「そっとおやすみ」の次ぐらいに、ここの子どもたちには人気があります。

5人用のゲームですが、今回は、わたしも、お母さんも入って、強引に7人で遊びました。
これも、多少、捨て札をくって、山札にする作業が増えてしまいますが、充分、7人でもあそべます。
多分、シーソーゲームになってしまうと、ネコの顔の点数マーカーが、足りなくなってしまうことが、あるかもしれませんが。

今回は、あっさりと、3、4回遊んだだけで、点数マーカー2つ集めた子がいて、終わってしまいました。
「カードチェンジ」とか、おもしろいカードも、あんまり活躍できませんでした。

人数多くなると、終わりにくくなるはい゛なのに、おかしいですね。
でも、まあ、時間もきたことですし、終了です。

さて、終了して、お店にもどって、「ねことねずみの大レース」を買うぞと思っておりました。
お店にあるのは、今日遊んだ見本用のゲームと、あと1つ。

なんということでしょう。
今日、遊んだばっかりの子が、1つ購入していきました。

「残っているのは、今日、使った見本しかないんですよ。今日、開けて、今日使っただけですが、これでいいですか?」

ちょっと、申し訳なさそうな、お店の方。

「いいです。いいです。いいですとも」

と、喜び勇んでサイフを開けてみると……。
お金が足りませんでした。

「じゃあ、お金はもう、今度来られたときでかまいませんよ。使われるんなら、もっていってください」

こんなこと、言ってくださるおもちゃ屋さんって、ツケが利くおもちゃ屋さんって、他にはないと思います。
本当に、ありがたいことです。

ご厚意に甘えようかなという声も、心の中にあったのですが、今回は、残念ながら我慢して帰りました。
また、今度の楽しみに取っておこう。

子どものようなことを考えながら、9月の「ころぽっくるの家テーブルゲーム会」は、終了です。