8月MMGテーブルゲーム会 その3 続・がんばれ騎士様

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バトルライン(日本版)

「わたしも、やってみたい2人用ゲームがあるのですよ」

ということで、「バトルライン(日本版)」
まあ、ここまでは普通ですが、こっから先が、甘えてます。

「じゃあ、こんな有名ゲームですから、インストはお願いします」

あ、よく考えると、いつもと一緒か(笑)
ついつい、自分以外のボードゲーマーの人を見ると、名前を聞いて知っているような有名なゲームは、すでに何回も遊んだことがあるのだろうと思ってしまいます。
あかにこさんも、初プレーだった様です。

えーと、買ってからルールを読んで、大体理解していた「バトルライン(日本版)」のルール。

  • 「バルーンカップ」みたいに、こっち側とあっち側の部隊カードの強さを競い合うゲーム。
  • ただし、基本的に、部隊カードは、自分の陣地側にしか置くことはできない。
  • ひとつの陣地には、自分3枚、相手3枚の部隊カードを置くことができる。そのとき、部隊カードの組み合わせの強い方が、その陣地のコマ(旗)を取ることができる。
  • ただし、勝負が確定していることが証明できれば、相手が3枚置いていないところでも、コマを取ることができる。
  • 部隊カードの組み合わせの強さは、ポーカーを知っていれば、まあまあすぐに理解できる。
  • 先に連続した3つの旗をとるか、先に5つの旗を取ったプレーヤーの勝ち。

それから、例外的なルールとして、「戦術カード」というのがあります。
これは、使うと、特別な効果を発揮するカードで、カードの種類によって、使い捨てだったり、部隊カードのかわりに使ったりといろいろです。
このあたりのルールは、若干ややこしいけど、まあ、ルールを見ながらやれば、なんとかなるでしょう。

実は、あかにこさんも、購入したところでまだ遊んでおられなかったようです。
ということで、上記ぐらいのルールを確認して、ゲーム開始。

「槍、持って」の場合は、お互いに持っているカードの中身がまったく同じだったほけですが、「バトルライン(日本版)」の場合は、最初の手札をすべての部隊カードをシャッフルして、7枚ずつ配るところから始まるので、かなり偶然の要素も入ってくると思います。
あと、「戦術カード」を引いて来るという選択もあります。

最初は、相手の出方を見ながら置いていくような感じです。
2枚自分の陣地にカードを出せば、大体、どんな陣形を作りたがっているかはわかってきます。
最初は、相手も何をねらっているのかわかりませんので、お互いに、差しさわりのなさそうなところに置いていきます。

このあたりは、「バルーンカップ」と同じ地味さがちょっとあります。

でも、2枚カードが置かれ始めると、だいたい相手がどんな手をつくろうとしているかがわかってきます。

おっ、きっ相手は、「バタリオン」の陣形(ポーカーのフラッシュ)でくるぞ。
そうすると、ここを「ウェッジ」の陣形(ポーカーのストレートフラッシュ)にすれば勝てるはず……。
というか、どっちかというと自分の弱点を相手に気づかせないために、いかにはったりをかけて置いていくかというゲームかも。

そうして、この局面になると、けっこう地味さが抜けてスピーディーな展開になってきます。

「戦術カード」は、けっこう強烈な効果があります。
ということで、途中から、2人とも、「戦術カード」ばかりを引くプレーに走っておりました。
だって、「ワイルドカード」とかあれば、絶対に強いですからねぇ。

あと、両方の陣地に3枚置かれなくても、証明ができれば旗がもらえるというルールも、なかなか、ゲームがだれないよい工夫だと思いました。

これは、「戦術カード」は、考慮されないということで、

「あとで、弱いところに使って…」

とか思っていると、あっさりと旗を取られたりします。

このあたり、最初は地味なんだけど「戦線」が切れ出すと一気に戦いが進んでいくというのは、なかなか、楽しかったです。

最後には、証明されて負けてしまいました。

「戦術カード」ですが、それほど種類もないので、まあ、英語のままでもわからないでもないのですが、そりゃあまあ、日本語になっていたら、その方が遊びやすいですよねぇ……。

後日譚があります。

ゆうもあ大阪にて、あかにこさんとの会話。

「実はねぇ、あとでルールを読んでみたら、抜けていたルールがありました」

「ええっ!」
↑ あとで、わたしもルールを読み直していましたが、気づいていなかった……。

1つは、戦術カードですが、このカードは、相手の使ったカードの数プラス1枚までしか使えないそうです。

わたしたち、「戦術カード」が強いということで、後半、バンバン使ってました。
……。あの「戦術カード」ばっかりを引いていくという作戦も、実は有効ではないかも(笑)

あと、「戦術カード」のなかの「リーダーカード」(ワイルドカードな働きをします)は、1人1枚しか使ってはいけない……。
等々、「戦術カード」の使い方のルールが、落ちてしまっていたようです。

あんまり、このサイトのルール説明を信じないように(笑)
雰囲気を楽しむところです……多分。