7月 湖畔のゲーム会 その2 きゅり嫌いが加速する

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5本のきゅうり

「5本のきゅうり」は、フリーゼのトリックテイキング・ゲームです。
という噂をきいてから、やりたくてしかたなかったゲームです。

で、「ドミニオン日本選手権」が終わった(わたしにとって)2日目のホビージャパンゲームフェスティバルで、テンデイズゲームスが、「5本のきゅうり」大会をするということを聞いて、参加してきました。
結果、予選通って3位でした。

さて、「5本のきゅうり」は、トリックテイキングといっても、スートはありません。「1」から「15」までの数字だけ。

手札は、7枚配られます。7回戦をして終わった時点で勝敗が決まります。

で、親からカードをリードしていって、次の人は、基本、リードされているカードよりも大きなカードを手札から出していきます。
1周して、1番大きな数のカードを出した人が、次の親でリードを始めます。

今、場に出されている1番大きなカードよりも大きな数のカードが手札にない場合や、あっても、出したくない場合は、自分の手札から、1番小さな数のカードを出さなければなりません。

で、このゲームのおもしろいところは、勝敗の判定方法。
このゲーム、勝敗に関係あるのは、最後のトリックだけです。この最後のトリックを取った人が負けになります。

負けが1人だけ決まるトリックテイキングなんです。

負けると、最後に自分が出したカードに応じた失点をします。その失点マーカーが、キュウリの形をしていて、6本集めるとゲームから脱落します。
5本目まではセーフなので、「5本のきゅうり」。

これを最後の1人が生き残るまでやるという、なかなか熱いゲームです。

最初遊んだときは、ただ単純に、大きな数から出していけばいいだけじゃないかと思っていたのですが、いやいや、メチャクチャ強い人がいて、その人たちのプレイを見てるとそうでもない。

ということで、お手軽で、熱いので、最近のお気に入りです。

まあでも、人数が多くなるとアウト・オブ・コントロールになることも多いです。
ということで、3人ぐらいが適当ではないかということで、今回はちょうど3人なので、プレイしました。

この3人は、東京で、あの「5本のきゅうり」選手権大会の熱気を経験した3人です。

配られたカードを見る。

7枚のうち、3枚が「12」、「13」、「13」という微妙な数字。
真ん中の数字が「11」。

「13」とか出したときに、人の小さなカードを削れなれば終わります。
でも、「14」、「15」をみんなもっていて、全然、削れなかった。

あとは、人の出したカードに数字の小さなカードを自動的に削られていく簡単なお仕事。

結局、「11」が残って、きゅうり4本の失点。
まあ、次から頑張らないとしかたないなぁ。

……と思ったら、最後にでこねぇさんが、「1」のカードを出しました。
でこねぇは、ひでぇ子。
最後のトリックで「1」が出された場合は、失点2倍。

きゅうり8本。
いきなり爆死……。

どうしようもないときは、どうしようもない。
3人でやっても、アウト・オブ・コントロールなときは、アウト・オブ・コントロールでした。

でもまあ、熱いトリックテイキングなので、好きです。