2014年11月下旬 湖畔のゲーム会 その2 牧場には羊がいっぱい…いない
アグリコラ
アグリコラ プレミアムグッズ
「アグリコラは、どうですか?」
とは、でこねぇさん。
「アグリコラ」。時間のあるときは、いつでもするで~。ということで、「アグリコラ」。
「職業」と「小進歩」はドラフト制。
なにこれ、和邇乃児さんからまわってきた「小進歩」のカードは、見事なぐらい、隣にまわすマークがついているのばかりです。
あと、「林道」。こんなけカードがあったら、おそらく意図的に入れない限り、他に道なんて入ってないよなぁ……。
「『学校』があれば……」。「学校」?おそらくないので、意味のないカードだな。
カードが多くなりすぎで、まあちょっとハチャメチャになっている感じもないこともないですが、まったくないかどうかはわからない。もしかしたら、ドラフトでまわってくるかもしれないというのは、けっこう楽しいと思います。
ドラフトの待ち時間に、前回、ボロボロだったので、「アグリコラの心得」ノートを読んで、基本を確かめる(笑)
そう、ここで、いかに素敵な職業が複数あっても、いっぱい出すことを考えて作戦を立ててはいけない。
なぜなら、でこねぇさんは、きっと「職業」でいくから(笑)
でも、基本、最初にこのカードを見て今回どうするか決めるので、ものすごく引っ張られるのです。それが、毎回の最大の変化であり、考えどころだから。
ドラフトが終わって、スタートプレーヤーは、でこねぇさん。
「また、職業プレイするんでしょ」
「初手は、どうせ職業なんでしょ」
「うーん、ちょっと待ってね。
うーん、うーん、うーん。
うーん、『職業』に行きます」
「考えなくてもいいやん!!」
わたしの夕食の弁当が、チキン南蛮なのと同じぐらいお約束な感じで、スタート。
序盤から、和邇乃児さんが、スタートプレーヤーを取ります。
いやん。2ラウンド目の「1葦」にたまった葦2つを狙っていたのに。
でこねぇさんが、スタートプレーヤーをしてくれている限り、葦2つか、「職業」が選べると踏んでいたのですが、ショック。
和邇乃児さんは、おそらくパン路線で食糧確保にいける予定だったようです。これに成功すれば、「パンを焼く」が被るプレーヤーがいない限り、かなり食糧供給が楽になります。おそらく、3グリでパン路線に行くためには、職業と進歩のコンボが必要です。それも、早い時期に。
麦を取れば、畑を拡張できる職業を出していきます。
しかし、でこねぇさんは、いつも序盤から終盤まで、ずっと職業を出し続けたい人(すいません、誇張が入りました。中盤までぐらいのときもたまにあります)なので、今回は、でこねぇさんと和邇乃児さんが、スタートプレーヤーの取り合いに。
これは、良い流れ。
しかも、葦を省略できる「小進歩」があったようで、でこねぇさん、葦を無視。ラッキー。
早い時点で、増築して珍しく、厩まで建てられました。
でこねぇさんは、かまど確保。前半は、羊を食べて暮らすようです。
羊は出るのが遅くて、1ぴきしか貯まっていません。わたしも、和邇乃児さんも、まだ、かまどないから安心している様です。
でも、職業を並べている人を野放しにしてはいけない。
ということで、
「羊1ぴき、もらいます」
「うぇ」
まぁ、ペットとして1ぴ置いておくだけなんですけどね。
これで、ステージ1にして、でこねぇさんの物乞い1枚確定。
2期目。でこねぇさん、最終ラウンド目に、「大きな進歩」で、かまどを調理場に。
「えっ、しもた」
今度は、この行動により、和邇乃児さんが、ステージ2にして、物乞い3枚が確定に。
そうすると、わたしも、食料基盤がまだ怪しいのだけども、1枚ぐらい乞食とっても大丈夫だな。職業にいける。
出したい職業は、わたしにもあるのです。「井戸掘り」、「石切り」、「肉屋」。
「井戸掘り」は、「井戸」が小さな進歩になって、石材1と木材1で取れるようになる職業です。もともと「井戸」は、「大きな進歩」でコストが木1、石3とちょっと重たい3グリでは、後半にしか建たない進歩です。効果の「井戸」を取った後の5ラウンドに食料1置くという効果もフルで使えることは少ないです。飯基盤が出来ている後半、食料1がそんなに重要でないことも多いです。どっちかというと、この効果よりも、カードについている得点4というのが魅力的な感じです。なんとなく、「石の家」に改築できなくて石余ったら作るイメージがあります。部屋4つだと、レンガの家から石の家にアップで4点アップだから、得点的には同じです。けっこう大きい得点です。
「石切り」は、改築、増築、進歩で、石が1つ分安くなります。
ということは、「井戸掘り」と「石切り」が出せれば、なんとこの高得点、高コストの井戸を木1で建てられます。序盤に建てられると5ラウンド食料1も、けっこうありがたい。しかも、スタートプレーヤーとか取ったときに、ついでの小さな進歩で建てられるのです。
ということで、まあ、あんまり早くなかったけど、2期目でそっちの方向に。物乞い1枚確定。
まだ、わたしも、「かまど」も「調理場」も取っていないので、実は食料基盤は出来ていないけど、それは、ステージ3でなんとかなる……はず。
ステージ3にはいってすることは、大きな進歩を1回と職業を1回。職業で「肉屋」を出して、大きな進歩で「レンガの暖炉」を取る。
「肉屋」は、暖炉に「調理場」の家畜を食料に換える機能をつけてくれる職業です。野菜だけは、生でしか食べられませんが、それ以外については万能調理場。これさえ出せれば、食料基盤安心です。
しかも、「レンガの暖炉」も、「石切り」の効果で石無料。
あとは、前回とは大違いなほど、楽な動き。「石切り」強い。
まあ、途中、わたしが、
「この小さな進歩出します」
「それ、職業2人必要だよ」
「ほら、『井戸掘り』と『石切り』と、『物乞い』……」
「『物乞い』は、職業じゃねぇ!!」
てなことをやらかしたり、後半でこねぇさんが、
「『村長』だそうかなー。『村長』だそうかなー。1マイナス点ないよねぇ。あっ、みんな『物乞い』取ってた」
と、いつもは見慣れない「物乞い」に振り回されたりはしておりましたが。
ステージ6。改築柵もちゃんと取って、家族も5人になって、いい感じ。
「うーん、でこねぇさんにやられたな」
と和邇乃児さん。
えっ、わたしが勝っているつもりなんですが……。
最終得点計算。1位、りん36点。2位、でこねぇさん、35点。3位、和邇乃児さん、28点。
えー、やばかったんや。最初に、「物乞い」を喰らった印象が強くて、あんまりマークしていませんでしたが、「物乞い」はわたしも喰らっているので、そんなに差はなかったという。
プレー前に、「アグリコラの心得」読むの大事だわ。
「アグリコラ理論」、読んでみたいなぁ。
- まだ、「職業」にいくんかい!! [↩]
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