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2006年9月23日島尾敏雄,読書ちくま日本文学全集,島尾敏雄,戦争,文学,日本文学,筑摩書房
全然、知らない人です。
内容は、荷風よりは楽しかった…というか、読めた。
物語の1番底にあるのは、自分は特攻隊員で、死を覚悟していた。でも、ある日急に戦争が終わって、特攻に行けなかった。戦争で死ぬことが出来なかったという喪失感みたいな感じです。
それはそれで、「いいこと」なんだけど、うまく受け入れられないみたいな。
うーん、日本のロスト・ジェネレーション?
とかいいつつ、ヘミングウェイほど、盛り上がりもないし、乾いてもいないです。