羽海野チカ,読書ジェッツ・コミックス,白泉社,羽海野 チカ,,3月のライオン

3月のライオン9

すごいキャラクターを次々に出していきながら、主人公の扱いをネタにしながら、それでも、読みたいメインの話をしっかりとすすめてくるなぁ。

家族の話は、グッときます。

そして、各話の表紙が二階堂の連続ドラマになっていたのに気づいて、笑いました。
芸が細かい。

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3月のライオン8

表紙が柳原棋匠って、ダレとく?
でも、内容にものすごくあってるし、読み終わると、これしかない表紙だと想えるんですけどね。

羽海野 チカ、ハチクロ以上にどの世代にも物語を届けようとしているのが感じられます。

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3月のライオン7

どのシーンを切り取っても、好きで、せつなくなるマンガです。

まあ、せつなくなりすぎるところもあるのだけれど、ものすごくまっすぐ前を向いて歩いていく、そして甘くはない、この物語の人々が好きです。

野口先輩、かっこいい。

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3月のライオン6

ひなたのいじめ問題。
ここまで、真正面からとりくみますか?というぐらい真正面からきました。
いじめをなんとかしたいというのと、勝負に勝つは、なかなかうまく結びつかないけど、強くなりたいという気持ちは、痛いほど感じます。
まずは、自分に守れるだけの自信が欲しいと思った。そこからいくのか?と思うけど、多分、現実もそこからはじめないといけないなぁと感じました。遠回りに見えるけれど、そこから始めなければ始まらない。

そして、そうして力と心をそそぎ込むことは、決して無駄ではないと思いたい。
それが、何か結果を生むとか、そういう甘いことではなくて。でも、もっと厳しいところで、そのギリギリの気持ちは、効いてくるのだと信じたいです。

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3月のライオン5

カラー口絵(あかりさんの方)を見て、カラーイラスト集が出たら絶対買ってしまうと思った5巻でした。

内容が、エピソード1つ1つ、バラバラなような感じもするのですが、ものすごく深くてつながっていて、ドキドキします。

夜のれいとひなちゃんのやりとり。読者が、物語に救われる一瞬というのが確かにあって、その1つだなぁと、色々おもいだしながら感じました。

今まで、わたしのなかで、救われたなぁと感じたマンガは、坂井 久仁江の「花盛りの庭」のシリーズだったのですが、これもそれに匹敵するぐらいのポテンシャルを秘めています。