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3月のライオン4

あかりさんの鋭さが、素敵な1巻です。
そして、島田さんの渋さ。

「縮まらないから」といって それが オレが進まない理由にはならん
「抜けない事があきらか」だからって オレが「努力しなくていい」 って事にはならない

胸に響きます。

まあでも、やめ際は、いつだって自分で決めていいものでもあります。

なぜ進むのか、なぜやめるのかは、自分の中にしか答えはない。

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3月のライオン3

自立するっていうことは、孤立することではなくて、ちゃんと誰かに頼れるようになることだよと。多分、それは真実なのだけれど…。

どれぐらいの恥ずかしさと向かい合ったら、一人前の大人になれるのか、未だにわからなかったりします。

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3月のライオン2

もしかすると、「ハチワンダイバー」よりも、「月下の棋士」よりも、羽海野 チカは、残酷な部分があるんではないかと思ってしまいます。
どうしようもないところ、才能としかいえないところを、もう、「才能」と言い切ってしまう。

それは、「ハチミツとクローバー」のときにも、ちょっと感じていました。

だから、今回の将棋という題材は、この人にあっているのかも。

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ふたりエッチ19

引っ越し。
まあ、テーマとは関係ないからだと思うけど、すごいあっさりめです。
けっこう、一大イベントだと思うのだが。

引っ越しの本当の理由は、新キャラで目先を変えるためかなぁ……。

しかし、これと「3月のライオン」が同じ雑誌に載っているとは……ヤング・アニマル、侮れない。

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3月のライオン1

棋士のお話です。

「ハチミツとクローバー」から、遠いようでいて、「才能」がかなりのウエイトを占める世界というのは、かなり似ているのかも。

ハチクロは、男の子も、女の子も、同じ世界においちゃったので、そこでの葛藤がかなりありましたが、今回は、今のところ、女の子は、違う世界で生きている感じです。

ただし、主人公の零が、本当に気にしている女の子は、どうやら、同じ世界にいるみたいですし、どこにどう着地させる気でいるのかは、羽海野 チカって、本当に見えないです。

友だちは、明るく楽しい奴だけど、どっか悲劇の影をもっているし。

状況自体は、「あり得ない」と思うのに、胸に迫ってくる思いはハチクロ同様にすごいリアルです。

あかりさんが、不思議。
まあ、はぐちゃん見たときもそう思ったけど。現実のなかでは、決していないけれど、その物語の中では、確かに息づいている感じがあります。

どっから、こんな女の子が、出てくるんだろうと思います。

なんか、あかりさん、零の過去もしってるみたいですし。ふわふわしているようで、いろんなものを抱えているんだろうなぁ。
それでも出てくる透明感って、なんなんでしょうねぇ。

あと、あぁこれも、ドラマ化されそう……とか思いました。
でも、やっぱり、配役には困りそうだな。

テレビのハチクロの配役は、違和感アルよね。
まあ、原作ファンは、原作が1番って、いうもんだ。