3月のライオン4
あかりさんの鋭さが、素敵な1巻です。
そして、島田さんの渋さ。
「縮まらないから」といって それが オレが進まない理由にはならん
「抜けない事があきらか」だからって オレが「努力しなくていい」 って事にはならない
胸に響きます。
まあでも、やめ際は、いつだって自分で決めていいものでもあります。
なぜ進むのか、なぜやめるのかは、自分の中にしか答えはない。
あかりさんの鋭さが、素敵な1巻です。
そして、島田さんの渋さ。
「縮まらないから」といって それが オレが進まない理由にはならん
「抜けない事があきらか」だからって オレが「努力しなくていい」 って事にはならない
胸に響きます。
まあでも、やめ際は、いつだって自分で決めていいものでもあります。
なぜ進むのか、なぜやめるのかは、自分の中にしか答えはない。
自立するっていうことは、孤立することではなくて、ちゃんと誰かに頼れるようになることだよと。多分、それは真実なのだけれど…。
どれぐらいの恥ずかしさと向かい合ったら、一人前の大人になれるのか、未だにわからなかったりします。
もしかすると、「ハチワンダイバー」よりも、「月下の棋士」よりも、羽海野 チカは、残酷な部分があるんではないかと思ってしまいます。
どうしようもないところ、才能としかいえないところを、もう、「才能」と言い切ってしまう。
それは、「ハチミツとクローバー」のときにも、ちょっと感じていました。
だから、今回の将棋という題材は、この人にあっているのかも。
引っ越し。
まあ、テーマとは関係ないからだと思うけど、すごいあっさりめです。
けっこう、一大イベントだと思うのだが。
引っ越しの本当の理由は、新キャラで目先を変えるためかなぁ……。
しかし、これと「3月のライオン」が同じ雑誌に載っているとは……ヤング・アニマル、侮れない。
棋士のお話です。
「ハチミツとクローバー」から、遠いようでいて、「才能」がかなりのウエイトを占める世界というのは、かなり似ているのかも。
ハチクロは、男の子も、女の子も、同じ世界においちゃったので、そこでの葛藤がかなりありましたが、今回は、今のところ、女の子は、違う世界で生きている感じです。
ただし、主人公の零が、本当に気にしている女の子は、どうやら、同じ世界にいるみたいですし、どこにどう着地させる気でいるのかは、羽海野 チカって、本当に見えないです。
友だちは、明るく楽しい奴だけど、どっか悲劇の影をもっているし。
状況自体は、「あり得ない」と思うのに、胸に迫ってくる思いはハチクロ同様にすごいリアルです。
あかりさんが、不思議。
まあ、はぐちゃん見たときもそう思ったけど。現実のなかでは、決していないけれど、その物語の中では、確かに息づいている感じがあります。
どっから、こんな女の子が、出てくるんだろうと思います。
なんか、あかりさん、零の過去もしってるみたいですし。ふわふわしているようで、いろんなものを抱えているんだろうなぁ。
それでも出てくる透明感って、なんなんでしょうねぇ。
あと、あぁこれも、ドラマ化されそう……とか思いました。
でも、やっぱり、配役には困りそうだな。
テレビのハチクロの配役は、違和感アルよね。
まあ、原作ファンは、原作が1番って、いうもんだ。