湖畔のゲーム会一覧

2014年12月中旬 湖畔のゲーム会 その4 バンパイア

バイトナイト

バイトナイト
重いゲームのあとは、軽いゲームをということで、

「『バイトナイト』をやってみましょうか?」

と白紙さん。

「でもこれ、3~4人のゲームなので、わたしは見ています」

「えっ、いいの?」

「ノンプレイ派ですから」>

さすが。ノンリプレイ派すら越えています。

「ゲームが遊ばれることが大事なのです」

ということで、白紙さんに持ってきていただいたゲームを、白紙さんのインストで、白紙さん抜きで遊ばせていただきました。(本当に申し訳ないです……)

「バイトナイト」は、リアルタイムのタイルめくり&集めゲームです。

タイルには5色あって、美女、吸血鬼、棺桶、僧侶、ニンニクの5種類の絵がかかれています。この25種類のタイルが各2枚ずつあって、全50枚のタイルです。

まずは、得点カードが9枚ずつ配られます。得点カードには、「美女全色で○○点」とか、「同じ色の吸血鬼と棺桶の組ごとに○点」とか1、どのタイルの組ががあれば得点になるかということがかかれています。また、「吸血鬼のタイルを2枚捨てろ」とか、そういうものもあります。「次に出てくる得点カードを2枚捨てろ」というカードもあったと思います。
この9枚のうちから1枚選んで、スタートプレーヤーから順番に中央に裏向きのまま重ねて置いていきます。
これが、今回の得点を得るための「お題」になります。

得点カードを出し終えたら、裏向けになったタイルを各プレーヤー3枚ずつもって、

「せーのーで」

で、その3枚を中央に出して表かえします。そして、自分の欲しいタイルの争奪戦が始まります。
自分がめくったタイルだろうが、人がめくったタイルだろうが、なんせ欲しいタイルを3枚、リアルタイム、早いもの順に取っていきます。3枚ずつとったら、それは脇にキープしておきます。

そして、また得点カードを1枚選んで、新しい裏向きタイルを3枚貰って、それの争奪戦。
それをタイルがなくなるまで続けます。

その後、得点計算になります。
事前に裏向きに出して置いた得点カードを1枚ずつ裏向けにして、得点計算をしていきます。
人のカードでも、自分にそのタイルが揃っていたら得点できます。1枚のタイルで何回でも得点できます。ときどき、タイルを捨てろとかいう指示があったら、次にどんな得点カードが残っているかな、どのタイルを残して置けば得点がとれるかなということを考えながらタイルを捨てます。
すべての得点カードの処理をしたら、それを合計して得点になります。

2回戦目は、スタートプレーヤーを交代します。これをスタートプレーヤーが1順する回数して、合計の点数で競い合います。

たしか、1回戦で、自分の得点カードを3枚ぐらい出せたと思います。
自分の出した得点カードというのは、ある程度、集めるタイルの指針になる気がします。
まあでも、1枚出してタイルの奪い合いして、1枚出してタイルの奪い合いして……の繰り返しなので、前に自分の出していた得点カードを覚えておくのは、けっこう大変です。
実はこれ、吸血鬼が題材になっているので、「吸血鬼と棺桶」とか、「僧侶とニンニク」は仲良しペアとか、そういう覚え方もあったよなぁと今になったら思いますが、そのときは、取りあえず覚えやすいものをということで、「美女」5色か、「赤色」5種類とか、そういうわかりやすい得点カードを中心に使っていました。
そして、得点カードも、出来る限り被るようなものばかり選ぶ。そうすれば、タイル争奪戦の時に、「美女」ばっかりとか、「赤」ばっかり集めればいいので、良い感じかも。

てなことを考えていますが、まあ、争奪戦は、早い者勝ちです。なかなか、欲しいカードは取れません。
まあそれでも、極端なシフトをしていますので、なんとか同じ様なタイルを集めて、得点計算に望むわけですが、

「よーし、そろそろわたしの得点カードが来るぞ」

と思うと、

「はーい、このカードが出たら、その次の得点カードが2枚捨てられます」

とかいう目に、バンバンあって、極端に集めていたわたしは、全然、得点が伸びなかったという。
このカードひどい。このカードを入れるということは、自分とあと2人の得点カードが考慮されなくなるということです。
あとの2人にもダメージを与えますが、自分も全然お得でない(笑)つまり、4人目がまるまるお得なのでは……。

結局、けっこういろいろなタイルを総合的に集めていたS本くんが、トップでした。極端作戦、あかんのかも。
いや、けっこう、和邇乃児さんがあの得点カード2枚捨てるカードを使いまくっていたので、下家のでこねぇさんとわたしは、モロにその影響をうけて、影響をうれなかったS本くんの漁夫の利的な勝利だったのでは……。

りんは、77点で3位でした。

  1. すいません、うろ覚えです。 []

2014年12月中旬 湖畔のゲーム会 その3 キング

デイ・スタウファー

ディ・スタウファー
S本くんも来て、5人のフルメンバー集合。

本格的なゲーム会スタートということで、「ディ・スタウファー」です。
けっこう、最近、話題のゲームだそうです。

六角形のボードに、コマを配置していくゲームです。
6つの地域に分かれています。コマを配置した地域で決算がおこれば、得点が入ったり、宝箱のカードがゲットできたりします。
決算は、2つの地域で行われます。
1つは、確定しているのですが、もう1つは、いろいろな条件によってかわってきます。
その地域でエリアマジョリティを取っていたら得点を貰えます。ただし、その地域に自分のコマを配置するためには、王様コマをその地域に動かさなければなりません。王様コマを動かすのにも、自分のコマの配置にも、コストが必要になります。
コストも自分のコマになります。だから、自分の手番には、コマを配置する以外に、コマの補充もしなければなりません。

決算された地域に置かれたコマはすべて取り除かれますが、決算のおこらなかった地域のコマは残っていきます。
だから、先のことを考えて、あらかじめコマをいろんな地域にまいておくのも重要そうです。

宝箱のカードの中には、2枚集めることで、ずっと特殊効果を発揮するカード、1回だけ効果を発揮するカード、集めれば得点が高くなっていくカードなどいろいろあります。
もちろん、全部を集めることは出来ませんので、作戦を絞ることになります。

今回、白紙さん、S本くんは、ずっと効果を発揮する能力を得るカードを早い目にゲットして、

「それだよねぇ~」

と、みんなから羨ましがられていました。たしか、2枚同じカードを集めないと効果が発揮しないので、けっこう、集めるのは難しかったような。
わたしは、5枚集めれば、決算で20点になるカードを集めていく。多分、集められたらけっこう強力だけど、わかりやすいので邪魔されやすいです。
案の定、でこねぇさんに、邪魔されていました。

それでも、最終ターンに揃えられるんじゃないかとボードを見ながら思っていたのです。が、「決算のおこらなかった値域のコマは動かない」というルールがきいていて、狙ったカードの場所にコマを置かれていて、結局4枚までしか集まりませんでした。それでも14点。
しかたないので、直接、その場で得点になるカードを取る方向に。

決算は、いったいどこでおこるのか?
どのカードを集めて、どんな風に得点を取っていくのか?
ゲーム終了後のコマの配置も得点に絡んでいたりして、いろいろな方法で得点がとれます。

次は、あの方法でやったらうまくいくかも……と、終わってからいろいろ考えられる良いゲームでした。

結局、和邇乃児さんが、99点でトップ。

「決算のおこった場所にコマをそのまま置いておけるカードが強かったかなぁ」

ということでした。わたしは、98点で2位でした。
宝箱のカードがランダムの場所にでてくるのと、六角形のボードを並べ変えることでゲームの条件が変わったりしますが、それ以外は、ランダムな要素って、ほとんどなかったのでは。

なかなか、遊び甲斐のありそうなゲームでした。


2014年12月中旬 湖畔のゲーム会 その2 テロル

ビースティバー

さて、「カードライン 動物編」を遊んでいるうちに、白紙さん登場。
あと1人、メンバーが来るはずということで、白紙さんご持参のメビウス便の軽い4人用のゲームを遊びます。

ということで、2つ目のゲームは、「ビースティバー」。

動物のお客さんたちをバーに送り込むゲームです。
自分の動物カードを1番たくさんバーに送り込んだプレーヤーが勝利します。

プレーヤーは、それぞれ12枚12種類の動物たちのカードを持っています。それをランダムに3枚手札にして、自分の番になったら、手札から1枚プレイして、1枚補充します。

バーは、まだ開店していません。人気のバーなので、お客さんの列が5ひきにならなければ開店しないのです。
だから、カードのプレイは、基本的に、列の最後に1枚手札からカードを出します。
でも、お客さんは動物ですから、おとなしく並んでいてはくれません。12種類の動物カードは、それぞれに、特殊効果をもっています。その効果が、 大概、列からカードを叩き出すという効果で、なかなか、5ひき並ばないのです。
しかも、5ひき並んでも、店に入れるのは前の2ひきだけです。ちょうど5ひき目になるときに、都合良く列の前にいけるカードを出さなければならないというゲームです。

まぁ、特殊能力がけっこう強力です。
特に、「ワニ」!!
ワニの能力は、自分より前にいる自分よりランクの低いカードを「シマウマ」以外すべて叩き出すという効果です。ワニのランクは10。ほとんどのカードが、列から叩き出されてしまいます。イメージとしては、叩き出されるのではなくて、ワニに喰われている感じ満載です(笑)

「テ……テロ事案発生!!」

という悲鳴がおこっておりました。

多分、阿鼻叫喚のパーティゲームっぽいノリで楽しむゲームだと思いますが、相手も自分も同じカードを同じだけもってプレイしていますので、カウンティングをして計算したら、けっこうガチガチに考えられそうな気もしました。

それでも、列の前後を逆転するとか、ハチャメチャなカード効果のものもありますし、手札はランダムな3枚なので、コントロールするのは、けっこう難しいかなぁ。

カードによっては、誰かにトスを上げてしまうことも多いです。
今回は、確か白紙さんの出したカードで、わたしが最後に2ひきバーのなかに動物をいれてもらって終了。
勝利しました。


2014年12月中旬 湖畔のゲーム会 その1 トレビア

12月20日(土)は、ゲームハウスにて湖畔のゲーム会でした。
いつもは、3人で遊んでいるゲーム会ですが、今回は、なんと5人です。素晴らしい。
メンバーは、和邇乃児さん、でこねぇさん、りんのいつもの3人に、白紙さん、S本さんです。

ただし今回は、わたしはこの日、自治会の寄り合いがあったので6時でいったん離脱するために遊ぶ時間が短いぞということで、午前中からスタートです。

カードライン 動物編

スタートは、10時。バラバラにメンバーが集まってきます。
最初に集まったのは、湖畔のいつものメンバーです。
まあ、待っている間にいつでもやめられる軽いゲームということで、「カードライン 動物編」です。

これは、「タイムライン」の動物版です。

「カードライン」は、トリビア系のカードゲームです。
ルールは、とっても簡単でお手軽です。

カードは、問題面と答え面があって、両面に動物の絵と名前がかかれています。そして、答え面には、その動物の「長さ」、「重さ」、「寿命」がかかれています。

配られたカードを自分の前に問題面を表においてゲームをスタートします。

自分の手番では、自分の前のカードから1枚選んで、それが共通の場に置かれているカードの列のどこに配置できるかを予想して、答え合わせをします。
共通の場のカードの配置は、長さ順だったり、重さ順だったり、寿命順だったりします。この並べる条件は、最初のプレーヤーが決めます。1度、決めたら、ゲーム終了まではその条件は変わりません。

答えが合っていたら、答え面を表にして共通の場の列に追加します。答えが間違っていた場合は、そのカードを捨てて、新しいカードを山から1枚受け取ります。

こうして、自分の前のカードを最初になくした人が勝利します。

「ファウナ」から地図をなくして、カードゲームにしたような感じもあります。でも、「ファウナ」では、具体的な大きさとか、重さを指定しなければならないのに比べると、こちらは、相対的な「どっちが長いか」、「どっちが重いか」がわかればいいので、より手軽に小さい子と一緒でも遊べるようになっていると思います。

今回は、確か「長さ」で。

カードにかかれた動物の種類は、虫から、クジラまで様々です。まあ、最初は、カマキリとシロナガスクジラは、どっちが長いかみたいな超簡単な比較です。

このゲーム、大人だけでルール読んで始めると、

「簡単すぎるから、寿命でしよう」

てなことになりがちで、

「そんなもんわかるかー、クソゲー!!」

ってなってしまうかもと思います。

「インタラクションもねー」

みたいな。

まずは、わかりやすすぎしゃないと感じるかもしれませんが、大きさ、重さから経験してみることをオススメします。

まあ、たしかに、極端に大きかったり、極端に小さかったりするわかりやすい動物のカードが配られるという運は大きいと思うのですが、「これはわかりやすい」と思っていたはずのカードが、1枚先に別の動物を置かれてしまうだけで、あっという間に難しいカードになってしまうキュッと締まる瞬間は、なかなか上手く出来ています。

今回は、わたしの手札には、「アフリカゾウ」がいました。まぁ、シロナガスクジラよりは小さいし、他の動物よりはデカいわな。
これは、楽勝とか思っていたのですが、「アジアゾウ」を置かれた瞬間に、

「えっ、『アフリカゾウ』と『アジアゾウ』って、どっちが大きいの??」

といきなり難問になっておりました。

実は、他のプレーヤーの持っているカードをよく見て、先にどのカードを出しておくのかとか、どこが締まってくるのかをあらかじめ予測しておくことは、けっこう大事かもしれません。あと、失敗したときに引いてくるカードも見えていますので、出来るだけわかりやすいカードが山札の上にあるときに、難しいカードにチャレンジするとか。
けっこう、駆け引きもあって大人でも楽しいゲームです。

「タイムライン」のときも思ったのですが、カードが配置される後半になればなるほど難易度が上がっていくこのシステムは、単純だけど良く出来ています。

今回は、でこねぇさんの勝利。


2014年11月下旬 湖畔のゲーム会 その3 工房には職人がいっぱい?

けっこう、重たいゲームが多いので、最近は3つ位でお開きになることが多いですな。
今回、最後のゲーム。
さて、何遊ぼう。

「『テラミスティカ』の拡張、『氷と炎』ありまっせ。ちょうど新種族が3つ。新種族だけでやってみます?」

「それ、ひどいことになりそうやなぁ」

まあ、「操り人形」とかでもそうですが、基本的に、新種族っていうのはちょっとずつ混ぜて行く方がいいかもしれません。

「それに、3人よりも、4人のときにやりたいねぇ」

ということで、最後のゲームは、12面ダイスで決めます。

新しいダイス表作り。

「『プ』入れてください。『プ』」

「じゃあ、1枠だけ」

1 プエルトリコ

「これ、本命」

2~4 フレスコ

「これも、本命だけどなかなか選ばれないねぇ」

「選ばれたら、今からルール1から読み直しですよ」

5~6 チグリス・ユーフラテス

「そんなこと言っておいて、1枠『テラミスティカ』と書いておこう。サイコロで、選ばれたのならしかたない」

7 テラミスティカ

「まさかの本日2回目」

8 アイススフィア

「9の目は、あれにしましょう。ほら、りんさんの好きな宇宙開発の」

「『ギャラクシートラッカー』??」

「違います。カードのやつ」

「わかった。でも、名前を思い出せない!!」

好きなゲームでなかったのか?いや、どわすれというのは、だれにでもあります。
というか、最近、とみにいろいろなものの名前が出てこない……。

9 エミネントドメイン

「うーん、そろそろ、こんなやつもいれとこう」

10 キングダムビルダー

「最後、遊びたいのは?」

「最近、『ロココ』してないなぁ」

11~12 ロココの仕立屋

なんとなく、「アクアスフィア」が出るような気がする。
コロコロ。

本命の「フレスコ」でした。

フレスコ

「フレスコ」は、2010年のドイツ年間ゲーム大賞候補作で、その年のドイツゲーム賞、受賞作です。
基本ゲームと拡張ゲームがセットになって売りに出され、初心者にもゲーマーにも、全方位死角無しで作くりで、「ドイツ年間ゲーム大賞」を本気で狙ってきたといわれた王道の一作です。
まあ、その年、大賞を取ってのは、変化球の「ディクシット」だったのですが……。
ここで「ディクシット」を大賞にしたというのは、凄いですよねぇ。

でも、大賞に選ばれなかったとしても、「フレスコ」は、良く出来た楽しいゲームです。
アークライトから、日本語版も出ています。ボード、カードには言語依存は、ないんですけどね。
噂によると、社内研修にも使わたことがあるとかないとか。

職人たちを率いる工房の親方になって、職人たちを使ってフレスコ画を修復し、名誉点を集めていくゲームです。けっこう、仕事している感があって(ゲーム中のいわゆる「お仕事」ではないですよ)、テーマとやっていることもあっていて、ルールが多い割に動きは理解しやすいゲームです。

親方であるプレーヤーは、まず、職人たちを何時に起こすかを決めます。3人戦の場合は、5時か、6時か、7時か、8時。
ここで、朝早くから職人たちを働かすと、すべての仕事で他の工房に先んじて仕事をすることができます。
逆に、遅れてしまうと、買い物をしようと思っていたお店が、もう閉店してしまったり、やろうと思っていたフレスコ画の修復を他のプレーヤーの職人たちに取られてしまったりします。
それなら、いつでも朝早くから働かせればいいかというとそんなことはなく、早朝ばかりを選んでいるようなブラック工房では、職人のテンションが落ちてしまって、職人が逃げて行ってしまいます。
また、職人のテンションがマックスな素晴らしい工房には、手伝いの職人が来てくれたりもします。
7時が基本で、7時を選べばテンションの変化はありません。8時だと「楽な職場」てな感じでテンションが+1します。6時だとちょっとつらくてテンション-2。5時だとブラックで-3になります。多分、5時から起こされても、仕事が終わる時間は一緒なんです。

なぜか、各工房で同じ時間に起きることはできません(笑)きっとギルドの掟です。「工房の開始時間、合わすべからず」みたいな感じ。
ということは、この起床時間を決める順番も、超重要です。これは、現状の得点の低いプレーヤーから決めることができます。

さて、全プレーヤーが、職人の起床時間を決めたら、次は、職人にその日どんな仕事をさせるかを計画します。
職人はワーカーで表されています。基本的には、各プレーヤー5つのワーカーを持っています。
そのワーカーを、他のプレーヤーから隠して、仕事表にプロットしていきます。

仕事は、「絵の具の購入」、「フレスコ画の修復」、「パトロンの肖像画描き」、「絵の具の混合」、「観劇」の5つです。
各仕事に、0~3こまでのワーカーを配置していきます。

「絵の具の購入」は、市場のお店に行って絵の具を仕入れてきます。3人プレーの場合、お店は3つしかありません。
毎ラウンドが始まるごとに、お店にはいろいろな絵の具が並べられます。
お店は、そんなに在庫があるわけではないようで、1つの工房が買い物をすると、すぐに閉店してしまいます。ときどき、買い物をしなくても、ウィンドウショッピングをしただけで閉店してしまうところが困りものです。
お店には、ランダムで絵の具が並びます。色も個数もランダムで、1セットずつタイルにかかれています。1ワーカーあれば、このタイルにかかれている分1セットが貰えます。
お店の規模もまちまちです。2セットしか売らない店もあれば、4セット売っている店もあります。

早起きをした工房のワーカーから、欲しい絵の具を売っている店に行って買い物をします。
1人のプレーヤーのワーカーは、1つのお店にしか行けません。「絵の具の購入」にたくさんのワーカーをおいても、みんな同じお店にぞろぞろと行きます。でも、たくさんで行けば、それだけたくさんの絵の具のセットが購入できます。もちろん、たくさん購入するには、お金だってたくさんいりますが。
絵の具のセットの値段は、時間と共に安くなっていきます。5時からなんて、きっとお店の人も叩き起こされて怒っているんじゃないかという値段ですが、8時になると売れ残ってきたのか、早朝の値段よりも75パーセント引きの大安売りです。
お金がなくっちゃ買い物はできませんから、たまには、ゆっくりと売れ残りを漁るのも大事かもしれません。

次の仕事は、「フレスコ画の修復」です。
これこそが、このゲームのメイン。他の工房に勝つか負けるかも、ここでの仕事ぶりにかかっています。
フレスコ画は、現在、絶賛全面修復作業中です。
あまりにも巨大なので、5×5の区画を分けて仕事をしています。それぞれの区画には、その部分を修復するために必要な絵の具の色と数がタイルでしめされています。そのタイルを選んで、絵の具を消費すれば、修復完了です。完了したら、司教様が絵をご覧こられて、そのタイルを貰って、そこにかかれた勝利点を得ることが出来ます。
タイルに必要な絵の具の色や数は、まちまちです。そして、得られる勝利点もまちまちです。
そして、修復は、早いもの順です。誰かが修復すれば、どんどん完成に近づいていきます。次のラウンドになったからといって、修復箇所が増える……なんてことは、もちろんないのです(そんなことがあれば、それはそれで悪夢です)。自分がやろうと思っている修復箇所を、他のプレーヤーに取られてしまうなんてこともあります。
修復が完了したら、司教コマがその絵のタイルのあった場所に移動します。実は、この司教様が近くにいるときに絵の修復をすると、司教様は、その仕事ぶりに感動して、さらに勝利点を下さいます。
修復の前に、お金を支払うことで、司教コマを1つだけ隣の区画に1つ分だけ移動させることが出来ます。賄……いや、寄付をさせていただくわけです。そうして、司教様のおられる区画の隣で修復作業をすることができれば、2点のボーナス得点です。さらに、司教様がおられる区画そのもので修復作業をすることができれば、3点のボーナスです。

3つ目の仕事は、「パトロンの肖像画描き」です。
有名な方とコネを作ることで、絵の具を買うためのお金を稼いだり、いろいろな恩恵を受けたりします。
毎ラウンド新しい2枚のパトロンのカードがオープンにされます。早起きしたプレーヤーから順番に、コネをつけたいパトロンを選んで、カードを獲得します。
パトロンが授けてくれる恩恵は、さまざまです。例によって、インスタントな効果があるものと、持続効果のあるものに分けられます。
インスタントに効果があるものでは、例えば、「職人のテンションが一気にマックスになる」なんていうパトロンがいます。めっちや楽しい人なのかも。
持続効果があるものでは、「フレスコ画を修復するとき、司教コマを好きなところに移動できる」というものもあります。司教様に凄いコネができます。
また、カードのパトロンを得ることが出来なくても、ここを選べば、いつでも何人にでも、お金をくれる太っ腹で、ありがたいパトロンもおられますので、

「うわー、残りもんや。カスしか残ってない」

とか言わないように(笑)

4つ目の仕事は、「絵の具の混合」です。
これも、工房らしい仕事です。色を混ぜて、さらにたくさんの色を作ります。
色は、「赤」・「青」・「黄」の基本の三原色があります。
この「赤」と「黄」を混ぜると「橙」。「青」と「黄」を混ぜると「緑」に。「赤」と「青」を混ぜると「紫」に。という、二段階目の色になります。
さらに、「紫」と「赤」を混ぜると「桃」。「橙」と「緑」で「茶」という渋い色に。これは、三段階目の色です。「茶」なんて、二段階目の色2つですからねぇ。
購入してきた絵の具や、ここで混合した絵の具を使って、フレスコ画を修復していくわけです。
二段階目や三段階目の色を使う修復の程、得点が高くなっています。ということで、ここで、せっせと絵の具を混ぜて高得点な「フレスコ画の修復」を目指すわけです。
でも、作った絵の具は、衝立のうしろに隠されてしまいます。のんびりとしていたら、自分がやりたいと思っていた仕事を他の工房に取られてしまうかもしれません。
これは、1ワーカーで、2回色を混ぜることが出来ます。

5つ目の仕事は、「観劇」です。
職人にとって、しっかりと休みをとってテンションを上げておくことも大切な仕事なのです。
ここに1ワーカー置くことで、工房のテンションが2ずつ上がります。
テンションの下がっている工房からは職人が逃げてしまいワーカーが減りますが、テンションが上がっている評判のいい工房には職人が手伝いに来てくれワーカーが増えたりします。

どの仕事に、どれだけのワーカーを振り分けたら効率の良い仕事ができるかは、親方たるプレーヤーの腕のみせどころです。
振り分けは、衝立の後ろでたのプレーヤーから見えないように行い、全員がプロットすることができれば、オープンして、仕事をしていきます。

こうして、仕事をどんどんしていって、フレスコ画が規定数修復されれば、ゲーム終了になります。
勝利点が1番多いプレーヤーの勝ちになります。

たしかこのゲーム、記憶によると手番順がものすごく重要だったような気がします。
手番順に、時間の選択ができるのですが、時間の選択で遅くなれば、「絵の具の購入」、「フレスコ画の修復」、「パトロンの肖像画描き」で、いいものをどんどん持って行かれてしまう。
まあ、いつもいつも早起きをしているわけにはいかないのだけど、ここ1番の時には、早起きを選択できるポジションにいないと痛い目に……。

手番順は、1ラウンドごとに得点を見て、得点が高ければ高いほど、後の手番になります。
前やったとき、前半にものすごいスタートダッシュして、余裕で勝てるのではないかと思っていたら、後半、全然、なにもやらせて貰えなくて逆転された記憶が。

だから今回は、しゃがめるだけしゃがんで、絵の具を貯めて置いて、後半、一気に仕事をする。しかも、司教様に常に自分の仕事を見て貰う。
たしか、パトロンの中に、司教ゴマを1金で移動の代わりにワープさせるカードがあったはず。それをゲットしてから動けばどうだろう。

という作戦をたてて取りあえず、1ラウンド目は仕事をすてて、「絵の具の購入」と「絵の具の混合」に全力を注ぎます。

ここで、わたしはいきなりのミス。

「あっ、『絵の具の混合』って、1ワーカーで2回できるんやった。間違えて、2ワーカーもおいてしもた。
『観劇』させてたら良かった……」

それにすかさず、でこねぇさんが、

「アホ、ちゃうか!!」

いつもため込んでいた一言が、ここぞとばかりに出た強烈な一言(笑)
そ、そんなきついこと言わんでもいいのに。

言ったでこねぇさん自身も、まずいと思ったような顔をしていましたが……「覆水盆に返らず」だ!!

「これ、こっちに置いてたことにしてもいい?」

まぁ、「覆水盆に返らず」だ(爆)

まあ、仕方がない。

この後追いダッシュ作戦ですが、「司教コマ」のボーナスが増えるパトロンをゲットして、司教ワープのパトロンをゲットして、さあ仕事を始めるぞと思ったときには、けっこうもう後半でした。

そこから、猛仕事をして頑張って、和邇乃児さんにはなんとか追いつきます。しかし、スタートからしっかりダッシュして、定期収入で紫のタイルが入ってくるようにしているでこねぇさんには、全然、追いつけません。
この定期収入は、「フレスコ画の修復」をすると手に入るタイルに絵の具の絵がかかれていて、同じ色の絵の具のかかれているもの3つ集めれて、「絵の具の混合」で合体させれば、その絵の具がラウンドの始めに貰えるタイルに変化するというものです。しかも、このタイル自体にもけっこうな点数がついています。
主に、二段階目の色を使った修復仕事をしたときに貰えます。なぜか、三段階目の色が絡んだ修復仕事にはついていないのです。
後追いで仕事を始めたわたしは、「絵の具の混合」をけっこうしているのと、とにかく得点の大きな修復仕事をしないと追いつかないということで、三段階目の色が絡んだ仕事ばかりを選んでいてい、この定期収入は貰えません。
正確には、紫のタイルを1枚は取ることができたのですが、後、全然、続きません。

仕事を始めたら、極力、そこに集中させたいのですが、修復仕事自体も少なくなってきて、せっかく置いたワーカーが無駄になってしまうことも数度。

「これなら、『混色』しておけば……」

「これなら、『観劇』しておけば……」

という場面がなんどもありました。
あと、お店には二段階目までの絵の具が並ぶことがあるのですが、なんと「紫」だけは、絶対に店に並ばないことをゲーム終わってから知りました。
そうすると、「紫」を取っているでこねぇさんは、とても有利。ひどい。

「えー、そんなんしらんかったわー」

「なんで、『紫』のボーナスタイルについている点数が高いかとか、なんで、いくら待っても出てこないとか考えな」

それでも、2位かなと思ったら、ラストスパートで和邇乃児さんに追いつかれて、1点追い抜かれてしまいました。

1位、でこねぇさん162点。2位、和邇乃児さん119点。3位、りん118点。

紫仕事重要。
あと、得点の後追いは基本正しいと思うけれど、追いかけられるポジションをキープしておかねば。

安定して面白いゲームだと思います。