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諸星大二郎 デビュー50周年記念 異界への扉

デビュー50周年かぁ。
根強いファンが多いですね。そして、絵柄もものすごく安定している。

諸星 大二郎の作品や絵だけではなくて、それに関連する美術なんかも載っていて、単純に楽しいです。

そして、改めて思ったのですが、この人、絵にもお話にも、不思議な色気があります。ストレートな色っぽさというのは、全然感じないのに。なんだろう?生き物のなまなましさみたいな。でも、ちっともいやでない。

神話・伝説関係のお話が、やっぱり好きです。

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萩尾望都 総特集 少女マンガ界の偉大なる母 文藝別冊

世代によって、感じ方とか、重要と感じる作品は違ってくるとは思うのですが、どの世代から、神と思われているというのは凄いことです。
そして、今もかき続けている。

わたしにとっては、「11月のギムナジウム」や「トーマの心臓」が、やっぱり1番中心にあって、その周辺に「精霊狩り」とか「ビアンカ」とかの一連の作品があるのですが、ある人にとってはそれが、「半神」であったり、「残酷な神が支配する」だったり、「ポーの一族」だったりするのだろうというのは、ものすごく理解できる。
その作品を読んだ時期によって、その価値が大きく変わってしまうぐらいに柔らかにできているのが萩尾 望都の作品だと思います。

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先生と僕 夏目漱石を囲む人々 作家編

弟子と漱石みたいな感じです。

奥様が、めちゃくちゃおもしろくて、好きです。
これぐらいじゃなきゃ、つとまらないと思います。なんか、娘さんな感じがずっとある。

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先生と僕 夏目漱石を囲む人々 青春篇

最近、読んだはずなのに、まったくエピソードが記憶に残っていない……。
と思って、確かめたら、読んだのは「漱石とはずがたり」だし、しかも読んだのは、そんなに最近でも無かったという。

夏目漱石は、生い立ちがおもしろいというか…ひどいよねぇ。

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銀の船と青い海

萩尾 望都のポエムとイラストと短編小説。
言葉で語られる物語は、なんとも不思議というかはぐらかされたみたいなのが多いです。ちょっとホラーが入ってる?まあ、長さの関係かもしれませんが。

「小三教育技術」にこの小説類が載っていたという意味がわからん(笑)なぜ、教師。そして、なぜ小三。
小学館、やりたい放題ですね。