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Y十M5 柳生忍法帖

このあたりの追う者、追われる者の道中記は、「バジリスク」を思わせます。

まあ、原作者も同じなので、当然といえば当然か。

しかし、芦屋衆が、なんでこいつの下にいるのかは、けっこう原作でも、このマンガでも謎ですねぇ。
そういう時代、そういうもんだったのかなぁ。

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Y十M4 柳生忍法帖

気楽に読めるのがマンガのいいところだとして、でも、この巻から読み始めて話を理解できるかというと難しい世なぁ……と、ちょっと考えました。

そうなると大事になってくるのは、せがわまさき絵の魅力ということになるのかもしれません。

まあ、この話とかは、勧善懲悪なので、他のに比べるとわかりやすいんですけどね。

でも、この巻読んで、他の巻も読んでみたいと言った人もいたからねぇ。わたし的には、「バジリスク」の方をオススメしましたが。

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Y十M3 柳生忍法帖

多分、十兵衛が、自分で敵にやっつけちゃうことは簡単なんだろうなぁ。
でも、それでは、おもしろくないという思いがある。
そのあたりは、優しいというよりも、自分の楽しさのためで人でなしなんだろうなぁと思います。

ちょっと、「パイナップル・アーミー」を思い出したりしました。

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甲賀忍法帖・改2

陽炎とか、すごい美女のはずなのですが……この顔……というか、顔見えてないし……。なんか、筋肉質やし……。

あやしい……。

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Y十M2 柳生忍法帖

うーん、山田風太郎が、この十兵衛の3部作を続き物ととらえていたかどうかはあやしいのですが、この物語の十兵衛は、「魔界転生」や、「柳生十兵衛死す」に比べると、たしかに若い感じがあります。
とくに、わざわざ困難なことにこそ、首をつっこみたがるところとか。