山風短3 青春探偵団
時代物ではない山田 風太郎は、実は小説でも読んだことがないです。
まあ、時代物ではないといいながら、舞台は昭和30年代なのですが。
今回は、お色気なしで爽やかな感じです。
山田 風太郎、こんなのも書くんだ。
そして、せがわ まさきの絵、本当に、いいわぁ。
これ、これ。
これが読みたかったんですよ。
せがわ まさきの「魔界転生」。
お話はまだ、はじまったばかりです。
たしか、これ、主人公の十兵衛って、半分ぐらい話が進むまで、出てこなかった気がしますが。
なんか、ちょっと読んでみると、第2部とかいって別の話が始まっていたので、このままグダグダになって終わってしまうのかと心配していた「僕の唄は君の歌」です。
でもまあ、それなりに納得のいく終わり方だったので、ちょっと、ホッとしました。
柴門 ふみのマンガは、時代とともに古くなってしまう種類のマンガなんだなぁと改めて感じました。それは、けっして悪いことではないのだけれど。でも、その時代の空気を知らないと理解できないところが多い。
それは、テーマ選択の部分ではなくて、もっと本質的なところで、時代とともに生きているということかもしれません。