外つ神2
妖怪マンガの傾向が、退治から、共存になんかかわってきている気がする今日この頃。
これも、その1つかな。
なんか、人が増えて下宿ものみたいにもなってきています。
妖怪マンガの傾向が、退治から、共存になんかかわってきている気がする今日この頃。
これも、その1つかな。
なんか、人が増えて下宿ものみたいにもなってきています。
なつかしー。
という感じの「火閻魔人」です。
膳所駅前の書店で、立ち読みしていた記憶があるので、中学生ぐらいだったのではないでしょうか?
奥瀬 サキのマンガ、好きなんですよねぇ。あんまり、かかない人で、未完のものが多いけれど。
ということで、今回の「火閻魔人」も、過去に出た「火閻魔人」と「支配者の黄昏」を合本したものです。よって、完結していません(笑)
伯爵どうなったんだとか、傍箕家と津那美になにがあったんだとか、そういうことは一切、ナシ。まぁ、「自動人形」みたいに、あったこと自体もなしにされちゃったエピソードは無いんだけれど。
オマケ的に、短編が入っています。これは、1番過去のエピソードと1番未来のエピソードという感じ。まぁ、まん中が全部抜けているこの本にふさわしいかなぁ。
と、あんまりいい事書いてないですけど、これ、今読んでも、充分に面白いのは保証します。
特に「支配者の黄昏」は、絵も話も、最高です。
続きというか、ミッシングリンクをつなぐようなお話がかかれたら、わたしは、きっと追いかけちゃうと思います。
……でも、多分、作者のなかでは、終わっちゃってる話なんだろうなぁ…。
「外つ神」で、斎藤 岬なので、てっきり、菊地 秀行原作のクトゥルー物だと思ってました。
外つ神は、別にアウターゴットではなかった様です。そして、原作は、なしみたいです。
とぼけた雰囲気とアクションのきりかえが、なかなか上手なので、続きを楽しみにしています。
けっこう、予想通りというか、おやくそくに進んで終了となりました。
うーん、前も書いたと思うけど、今、自分の中で風来坊がはやりでないんですよ、きっと。
あと、絵的に乱波が、子どもに見えないというところも、ちょっとノレない理由かなぁ……。
これて、ひとまず終了。
狼は、ひなたから、ふさわしい闇の中に。
これからの新選組は、斬って斬って斬りまくる。
主に、その刃は、自分の方に向けられていることの方が多かったみたいです。
しかし、お梅さんまで一緒に、斬っちゃったのは、ビックリしました。
覚悟……なんだろうなぁ。彼なりの。
史実かどうかは別として、この物語の中の彼なりの。