読書一覧

黙示録の獣は救世主の夢を見るか?

デーモン聖典1

読書日記も、いつまで続くか分かりませんが、書いてみよう。
読書といっても、わたしは、マンガも、本も一緒くたですけどね。
ということで、栄えある1冊目は、樹なつみ著「デーモン聖典」1巻です。
掲載紙の「LaLa」を妹が毎月買っていますので、今までも読んでいたのですが、まとめて読むとやっぱりわかりやすい。
でも、ストーリーの展開としては、あんまり動いてません。
もう、1巻出るほど話進んだかという感じですね。
忍ちゃんが、なんで双子を引き取ったのか、なんで、「君の血には礼奈の臭いがしない」なのかあたりが気になります。
はじめは、実験対象として2人を見てるのかなと思っていたのですが、そうではなくて、良い人そうです。


へんな信長

信長1

たしか、大学生だった頃、本屋さんの棚に置いてあった記憶が。
「ビッグコミックスピリッツ」かなにかに連載されていたものですね。

なんだか、流れれのある話と言うよりも、短いエピソードの連続です。盛り上がりに欠けるかなぁ。

目が「キラリ」とかするのが、へん。
これは、原作の工藤かずやがへんというよりも、池上遼一がへんなのかもしれないけど……。

池上 遼一,工藤 かずや
メディアファクトリー
発売日:2003-07-23
 

 


全部の決断がすべて自分の意志にゆだねられるというのは、それはそれできつい話だ

×××HOLiC1

CLAMPのマンガは、デビュー作からずっと、「どこかで読んだことのある物語」の寄せ集めであることが多かった。

もちろんそれは、物語にとってマイナスという意味ではない。だって、「いまだかつて誰も聞いたことのない話」なんて、読みたいとは思っていないし、読んでも理解できないからだ。

わたしたちが、「世界」を「物語」として理解する限り(「あぁ、彼にだってつらいことがあったんだねぇ」とか、「それがきっかけになって、狂気に走ったのか」とか)、そのオリジナリティのなさというのは、しかたのないことなのだと思う。

それを自覚的に、かなり露悪的にしている面は、あるんだと思いますけどね。

ということで、「×××HOLiC」は、自作すらもとりこんだパロディみたいな作品です。

今までの作品も、「聖伝」以外はどこかでつながっていたような気もしますが、その自分(たち?)が作った物語の構造というのをもう1回見直す、作りなおそうとしているのかなぁ。

ということは、次元の魔女・壱原侑子さんの正体は、この世界の創造主・モコナなのかもしれません。

結論が、
「物語はしょせん物語にすぎない」
とかだったら、ちょっとイヤだ。
と思いつつ、けっこう性格がわるいので、ありそうとも思います。


奥様は魔女

恐怖の霧 グイン・サーガ90

グイン・サーがも、もう90巻ですね。すごい。

ヴァレリウス。わたしは、ナリスとくっつく前の「陰気な剽軽者」の彼が好きです。いい人なのは、相変わらずですが。元気になることはあるのでしょうか。

グイン。グイン・サーガの主な登場人物のなかで、この主人公だけが、あんまりおもしろい人間ではないんです。でも、今回みたいに、シルヴィアとのことがあると、この人もけっこうおもしろいかな。
でも、どうも、この人がシルヴィアと一緒にいるのは、義務感という気がしてなりません。モラルも高いから。
切り捨てるときは、さっさと切り捨てそう(「7人の魔導師」では、浮気してたしねぇ)。

ケイロニアの人たちが、「夢の回廊」の術をかけられて、みんな頭まで筋肉だったので、とってもいい気分になっていたのには、笑いました。
わたしゃ、ケイロニアには住みたくないねぇ。


ダメだこりゃ

信長2

織田信長というだけで、もうちょっとおもしろくなりそうなもんだが……。

「修羅の刻」、「夢幻の如く」いや、昔読んだ、学研の学習マンガ「織田信長」の方が、この「信長」よりはるかにおもしろかったです。

ヒキがないというか、1本流れるストーリーがないからかなぁ。
ということで、この先は読まないだろう。

池上 遼一,工藤 かずや
メディアファクトリー
発売日:2003-07-23
 

 


平井摩利は、平井和正の娘ってほんとうですか?

オガッツ!1

「火宵の月」は好きだったのですが、こっちは現代物ということもあり、ちょっと敬遠して連載を読んでいませんでした。
なんせ、男アイドルの追っかけの話ですからねぇ。

読まず嫌いはいけないですね。
おもしろいわ、これ。
「オレ…ホントは女だから!!」
で大爆笑しました。

自分があんまり人に対する執着心がない人間なので、人を過剰に思うみたいな感情に引かれるところがあるんでしょうね。

世の中、顔なのか?
いや、顔も重要。みたいな。
まぁ、弱点な顔というのは、確かにあると思います(笑)


異界も魔界も、生きているもののために

日本魔界案内 とびきりの「聖地・異界」を巡る

この手の本(と書くと語弊があるかもしれませんが)で、私が白眉だと思うのは、馬場あき子「鬼の研究」です。

まつろわぬ者たちが、征服され、やがて鬼におとされたり、神に祭られたるする。

それは、結局、全部、生きている人間のためのものなんだなぁとつくづく思います。

いいわけでも、なんでも、理由をつけて心安らかになりたいのは、生きている人間で、信仰や、そういったものも、生きている人間のためにあります。

それだけ、生きるということが、ストレスに満ちたことなのかもしれません。


自分の知らないところで犯した罪なら、その罪は許されるのか?そんなことはないだろう。

多重人格探偵サイコ 西園伸二の憂鬱

この人の文章につきあうのも、本当に長いです。
昔、この人が雑誌編集長で大塚某と名乗っていたころから知っていて、マンガの批評を読んで、「摩陀羅」などのコミック、そして、小説。ほとんどを網羅できていると思います。
まぁ、おたく的資質というやつでしょう。でも、かしこくないので、おたくにはなれないという。
ということで、この本も、角川のスニーカー文庫を読んだあとの再読になります。

この人の書く物語を見ていると、だれに自分を託しているかとってもよくわかります。

たとえば、この物語ではそれは笹山さんだし、「摩陀羅」では犬彦綬蛇矢がそれにあたりますね。
かなり斜にかまえているんだけど、他人がいとしくていとしくてしかたないんだなぁ。だから、自分だけが、そんな役回りをしてしまう。
自分の「モラル」を通していこうとすれば、どうしても、世界とは相容れなくなっていく。
どっちの話も、周りの人間がかなり自分勝手なだけによけいにそうなってしまいます。

そのあたりに心情をたくせるか、ただ悲惨で非情な物語の表面だけをうけとめるか、悲惨さ非情さを大喜びするかで、この物語の受け取り方も変わってくるような気がします。

摩陀羅天使篇を終わりまで読みたいなぁ。


終わらない夏

琉伽といた夏3

えーと、「聖なる侵入」というマンガがありまして、イエス・キリストの物語なのですが、これがすごいんですよ。

それから、「ワイズマン」。「犬神」。あたりは、有名かなぁ。

ずっと昔には、「ヴォイス」というのもあって、よく読んでみたら、このころから変わってないのかもしれない。

「ヴォイス」の頃は、女の子のイメージが髪の毛ロングで、写真見たら奥さんとそっくりでした。

それから、「ワイズマン」になって、女の子の髪の毛がショートで、びっくりしたら、奥さん髪切ってショートになっていたというような記憶があります。

あの作品に出てくる女神のような女の子のモデルは、全部奥さん??

T・Tって、お兄ちゃんのことですか?


スパイディといえば、メイおばさん

スパイダーマン3 アルティメット

アメコミが好きで、昔、「小学館プロダクション」が出していた「Xメン」とかのシリーズは、ほとんどもっています。

映画とかで、マーヴルのヒーローが復活するのは、うれしいことです。

でも、本当は、新シリーズじゃなくて、スパイダーマンなら、MJとの結婚生活その後とか、クローンサーガとかを読みたいですもぇ。

この本自体は、とてもよくできていると思います。とくに、おじさん(死んでますが)、おばさんは、すごくいいキャラです。

ブライアン・マイケル・ベンディス,Brian Michael Bendis,
ビル・ジェィマス,Bill Jemas,
マーク・バグリー,Mark Bagley,
光岡 三ツ子
新潮社
発売日 : 2003-07