でろでろ3 新装版
こっちは、「百鬼夜行抄」とは違って、そんなに根源にはこない感じがします。
トトロと一緒で、日常だなぁと思ったりします。
あぁ、そういえば、どこかトトロに似ている気がします。
いや、ガチャピン?
そして、「妖怪ウォッチ」の思想の元は、ここにある感じがする。
夜、練る前にベットの上で読むマンガと本というのがあります。
本の方は主にTRPGのルールブックとか、ボードゲームのレビュー本とかを読んでいます。
で、マンガの方は、短編連作1が読みやすいということで、この本を読んでいたのですが……。
思いっきり、悪夢にうなされました(笑)
うーん、読んでいる時は、そんなに怖くないんだけれど、なんか心の中に貯まっていくものはあったようです。
練る前は、あかんかったなぁ。
「悪魔の花嫁」読んでも、「でろでろ」読んでも、そんなことにはならないのですが……。
でも、昔、ラヴクラフト読んだとき、同じ様な感じになった記憶があります。
なんか、根源に訴えかけるものがあるのだと思います。
読みながら思うのは、日本でね、アシモフの全集でないかなぁということなんですよねぇ。
全500巻ぐらいで、文庫で。
アガサクリスティー文庫みたいな感じで、アシモフ文庫。
あったら、絶対買う。
ロボットもの、マルチバックもの、トランターもの、けっこう短編、長編のいろいろなところに配置されていて、全部読みたいんです。
今回の「パイセンテニアル・マン」とかは、ロボットものとして、すごい重要な一遍だと思うのです。
これを読んでないと、ファウンデーションの後半の流れが見えにくくなっちゃうと思うんですよねぇ。
あと、「パイセンテニアル・マン」は、読みながら「ロビィ」を思い出して、ちょっと涙しました。
そして、小説だけではなくて、科学エッセイも、自伝も読みたいです。
せめて、自伝は文庫にならないかと待っているのですが。
ハヤカワ、出さないかな。
迷宮化している家のお留守番を頼まれる本好きのメガネ少女。
なかなか、そそる設定です。
でも、その少女が、憧れの気の弱いメガネ少女じゃないところが、ジョーンズの凄いところです。
基本、この人のお話の女の子って、みんな気強いです。
今回は、前作と比べるとハウルが(というか、ソフィが?)活躍しております。
まあ、主人公がまだまだ半人前ということで、ラブ度は少ないというか、ほとんどないです。
ジョーンズだから、一気に、戴冠式、結婚までいくのかと思ったけど、思ったこととは違う方にもっていくのがジョーンズでした。
宮崎「ハウル」の城は、ちょっとこのお話の家のイメージが入っているかも。