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妖精国の騎士7

黒き血の谷の姿が、少しあきらかに。

しかし、闇でありながら、いろいろな勢力がある。深い世界です。
そして、けっこう、少女マンガが避けて通りそうな根源的な血の物語をかききります。

これは、中山 星香自身のなかで、もう、

「こうであらねばならない」

というものがあって、多分、雑誌の意向とかでは変化し得ない物だったのだと思います。

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妖精国の騎士6

敵の弱点を探り出すつもりが、その探索自体が、敵を目覚めさせる原因であった。
なんとも皮肉な結果からはじまる物語です。

それこそが、物語を動かすサフィールの強大な力ということになるのかもしれません。

神すら動かしえる力を持つサフィール。でも、小さき人間だからこそ……。

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妖精国の騎士5

ディオルトの正体にせまっていく、PART5「呪縛の星石」です。

力は、力として存在して、それは正義でも悪でもない。
でも、力は、強力に人をそして魔を誘惑する。

この力の誘惑が、上手にかけたファンタジーというのは、成功するのだと思います。

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妖精国の騎士4

アーサーが、グラーンに入国。
真王の帰還を祝福する大地。

こういうシーンを読んでいると、本当に、ファンタジーにふれているなぁと感じさせられます。

素敵だ。

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妖精国の騎士3

主人公が、ローゼリィという女の子であるということ(まあでも、そこらへんの女の子とはひと味違いますが)が、この物語を他のファンタジーから際だたせていると思います。

同じようにファンタジーとして完成された世界をもつ、トールキンの世界では、ロマンは、すごく遠景なのですが、この作品は、ファンタジーとして完成されながら、しっかりと少女マンガでもある。
その部分が、完結までずっとすすむことができた理由のような気がします。

運命に翻弄されるだけではなく、自分から立ち向かっていこうとする姫君。
そういうお話が、ちゃんとうけいれられているというのは、とても心強いことです。