大野安之,読書たがみ よしひさ,イズミコ,ナンバーナイン,ファンタジー,大野 安之,松本 零士,永井 豪,BASTARD!!,Jコミックテラス×ナンバーナイン,SF

That’s!イズミコ1 新装版

何回目のイズミコなんだか……。
それでも、描き下ろしもあるしなぁ……。
結局、大野 安之がすごく好きなんですよねぇ。

なんだろう。自分の中には、いろんな格好いいがあって、「松本 零士的なかっこよさ」、「永井 豪的なかっこよさ」と、まあ、そんな感じで雑にカテゴリーが分けられています。
例えば、「BASTARD!!」とかは、永井 豪的なかっこよさにカテゴライズされます。
で、その中の大きな格好良さに、「たがみ よしひさ的な格好よさ」というのあるわけです。その格好よさって、いろんな物語でそれを表現しようとしているんだけれども、表現し切れていない気がします。例えば、たがみ よしひさのキャラクターデザインで作ったお話である「超攻速ガルビオン」なんかは、ストレートにたがみ よしひさ的な格好よさを狙ったけれど、全然、表現できていなかった。1

そんななかで「イズミコ」は、特に「That’s!イズミコ」それが表現されていると思っています。
いや、大野 安之が、たがみ よしひさの影響をうけたとか、その逆とか、全く知らない。でも、読んでいるとなんか、同質なものを感じるんです。
なんだろう、泥臭い格好良さだけではない、アンニョイだけでもない、SFだけでもなく、ファンタジーもまざっている、本当にいろんなものが混ざった格好良さです。
かいているジャンルの広さも、あんまりにもアイデアが新しすぎて、流行する前にお話が終了しているところとかも、ちょっと似ている。

  1. いうにことかいて、なんちゅうものを持ち出しているのか!! []

大野安之,読書Benjanet,大野 安之,,That’s!イズミコ

That’s!イズミコ6

完結。

まあ、ラストは、すべてがなんにもなかったことにするか、そのままの毎日が続いていくかのどっちかです。この手のマンガのお約束かなぁと思います。
でも、綺麗なラストで好きです。

大野安之,読書Benjanet,ゆめのかよしいじ,大野 安之,,That’s!イズミコ

That’s!イズミコ5

半分、等身の低いキャラクターのお話が続いてからのサガの親子のお話。

極楽院家の一族であるということは、どういうことかというお話。
こういう時間が、ぐちゃぐちゃになったお話って、凄く好きです。

「CONFUSION」は、後の「ゆめのかよいじ」に繋がっていると思います。

大野安之,読書Benjanet,はみだしっ子,ファンタジー,マンガ,三原 順,大野 安之,,That’s!イズミコ

That’s!イズミコ4

「バイ・ポーラー」後篇からのスタート。
めちゃくちゃ、おもしろいですよねぇ。今までのAF現代劇コメディから一転して、シリアスな異界ものになります。そして、そんなヒロイックファンタジー的な世界でありながら、本当に、独特の風景を見せてくれます。

「おまけばいぽーらー」を読んでいて、よく似た結末のマンガがあったなぁと思いました。それは、三原 順の「はみだしっ子」で、たしかあれって、「オクトパス・ガーデン」で終わるんですよねぇ。

そう考えると、「おまけばいぽーらー」から、「のぼる ほし」、「An Affair?」、「夜曲」と、どれも、最終回でもいい感じにつくられているなぁと感じたりもします。
天才ですね。

大野安之,読書Benjanet,大野 安之,,That’s!イズミコ

That’s!イズミコ3

消えたので、書き直しです。

カガミコ登場。こっから、グッとお話が締まってくる感じあります。しばらく、シリアスパート。

これが、ヒューディーにもつながっていく。まあ、ヒューディーの続きは、読めないんですけどね……と、今調べたら、ヒューディー、未完ではあるらしいが、続きはちょっとあるらしい。読めるかな。