平井和正,読書平井 和正,幻魔大戦,角川,角川文庫,KADOKAWA,SF

幻魔大戦11

「闇の波動」ということで、今回、狙われているのは杉村 由紀という感じですかねぇ。
高鳥 啓輔という、罠がGENKENに入り込んでいるのに、なぜ、丈は動こうとしないのか。
このあたり、「真幻魔」で、東 丈がアメリカに渡って吹っ切れたのと連動している感じもあります。

組織が、だんだんと腐っていく様子や理由を執拗にかいていく小説で、これ本当にSFなのかという。
そして、平井 和正が一貫して凄いのは、それを作者自身が、メチャクチャSFに決まっていると信じてかいているところだと思います。

ガードナー・ドゾワ,ジョージ・R・R・マーティン,読書,酒井昭伸Gardner Dozois,George R. R. Martin,ガードナー・ドゾワ,ジョージ・R・R・マーティン,ハヤカワ文庫,ハンターズ・ラン,ハードボイルド,早川書房,SF

ハンターズ・ラン

ハードボイルドな感じのSF。
マーティンにしては、おもしろくないなぁと思うのは、基本的に1人の男が中心の物語だからだと思います。
多分、群像劇の時ほど、おもしろくなる。
いや、悪くはないんだけれど、マーティンということで期待したものではなかった。まあ、合作だしねぇ。

これが翻訳されるぐらいなら、「ワイルと・カード」の続きが翻訳されて欲しい。

聖悠紀,読書ソード・オブ・ネメシス,ニンパスと負の世界,メディアファクトリー,尾崎 南,独占欲,聖 悠紀,超人ロック,MFコミックス,SF

超人ロック ソード・オブ・ネメシス1

「ニンパスと負の世界」。
超人ロックのスタートですよねぇ。なぜか、うちには作画グループ版の「ニンパスと負の世界」の単行本があります。

あと、尾崎 南の「独占欲」とかもあって、昔は、ちょっと大きな本屋さんなら、なぜかそんなニッチな本が普通に売っていたことを思い出します。
↑ いや、大分アニメよりなおかしな本屋さんだった気もします。そういう本屋さんが京都の三条・四条で、けっこう赦されていた。大津から自転車に乗って、逢坂山を越えて買いに行ってました(笑)

ということで、「ニンパスと負の世界」のリメイク版「ソート・オブ・ネメシス」です。まあこれで、こっちが正史ということになって、「ニンパスと負の世界」は、番外編的な位置づけになったようです。

本当になんというか、かきつづけている(いた)というのが、すごいですよねぇ。
ストーリーは、大分、「ニンパス」よりも、こっちの方がわかりやすくなっています。が、ここに来て、また新しい要素満載でいれてくるかという感じです。

アン・マキャフリー,川副智子,読書ちょびっツ,わがセクソロイド,アイザック・アシモフ,アン・マキャフリー,ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア,セクサロイド,ファウンデーション,ファウンデーションの誕生,僕の妻は感情がない,劇的任務

歌う船

古典の部類に入るSFです。
今回、作者が書いたシリーズがⅠ冊にまとまった本ということで、今回、Kindleで購入、車の中でアレクサに読んでもらっていました。

アン・マキャフリーは、「パーンの竜騎士」のシリーズの短編をなにかのアンソロジーで読んだことがあるはず。
そして、「歌う船」も、最初のお話は読んだことがあるはずと思っていたのですが違っていたみたいです。記憶がない可能性もあるのですが、けっこう最近読んだ本ではない記憶はしっかりしているので(笑)

いや、女の子が電脳に繋がれているイメージは、けっこう強烈に覚えていて、多分、それは、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニアの「接続された女」ですね。
これが、ずっと「歌う船」を読んでいるあいだ、イメージの中にありました。
「接続された女」は、けっこう酷い話(出来の善し悪しではなくて鬱よりな話という意味)で、ずっとその話がいつはじまるのかと、ちょっとドキドキしながら聞いておりました。

「歌う船」は、そんなに酷い話ではなかったです。
短編の連作集で、歌う船と呼ばれたヘルヴァという女の子が主人公のお話です。
この女の子は、生まれたときに障害があって、一生、宇宙船の「頭脳」として生きることを運命づけられている。宇宙船型のサイボーグなんですね。でも、女の子。そして、「筋肉」と呼ばれる宇宙船のクルーとバディをくんで、宇宙を飛び回る。
もちろん恋愛的な要素もあって、ということで、まあざっくりいうと異類婚ものです。ざっくりしすぎというこもありますが。わかりますね、大好物です。
多分、機械とつながっている女の子ということで、「攻殻機動隊」草薙 素子とかの原型です。いまならいっぱいいるヒロインたちの最初の1人です。

でも、最初の「歌う船」の感想は、おもしろいんだけれども、やっぱり古いなぁ。なんかものすごくあらすじみたいな話だなぁでした。
いや、今のラノベとかだったら、この短編1話だけで10巻はいかないまでも、5巻ぐらいは書くと思います。

以下、ネタバレありです。

板垣巴留,読書子ども,少年チャンピオン・コミックス,松本 零士,板垣 巴留,秋田書店,BEASTARS,SANDA,SF

SANDA11

もう、学園の先生たちが格好良すぎて。
というか、この人も松本 零士と同じく、世界を敵味方とか、大人子どもという二項対立で見ていなくて、いつも、それより上の視点をもっているなぁと感じます。

そこが、「BEASTARS」にしろ「SANDA」にしろ設定が、ブッ飛んでいるというだけでなく、SFっぽさを感じるところなのかもしれません。